作品一覧 2023/11/30更新 世界史のリテラシー ユダヤ人は、いつユダヤ人になったのか バビロニア捕囚 試し読み フォロー 旧約聖書の謎 隠されたメッセージ 試し読み フォロー 聖書考古学 遺跡が語る史実 試し読み フォロー 謎解き 聖書物語 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 長谷川修一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 聖書考古学 遺跡が語る史実 長谷川修一 『歴史学者と読む高校世界史』の第01章が面白かったため、長谷川修一の過去作として手に取った。旧約聖書の記述の全てを原理主義的に信じることは(信徒でないこともあり)元からしていなかったが、では実際にはどこまでなら史学的・考古学的に一次史料から確かめられるのか、という点について良い概説を提供してくれた。...続きを読むダビデあたりの伝承が境界例であり、分裂王国時代以降に少しずつ考古史料が増えてゆく過程について学ぶことができた。読んでいて興味深かったのは、聖書考古学におけるシュメール文明とアッカド語の重要性の高さ。古代ヘブライ語や古代ギリシャ語以外にも、アッカド語が読めるかどうかが、古代オリエント史におけるイスラエルの民の歴史を追跡するうえで重要であることが、史料活用の中で伝わってきた(同じ著者のちくまプリマー新書『謎解き 聖書物語』でもそうした史料活用のようすを確認することができる)。 Posted by ブクログ 世界史のリテラシー ユダヤ人は、いつユダヤ人になったのか バビロニア捕囚 長谷川修一 ヘブライ語聖書(旧約聖書)がどう成立していったのか、なぜそれが必要だったのかというところがたいへんわかりやすく、おもしろい。 十戒の「主の名をみだりに唱えてはならない」というのを馬鹿正直に守りすぎてやがて正確な発音が失われたっていう話もおもしろい。(ヤハウェという読みは言語学的な推測だそうで) Posted by ブクログ 聖書考古学 遺跡が語る史実 長谷川修一 世界史で聖書の存在を知ったとき,あるいは実際に聖書を読んだとき,「どこまでか史実なのか?」という疑問を抱くと思う。全てが史実なわけではない,かといって全てが空想でもない。 本書は,考古学の視点から聖書と史実の関係について概説したものとなっている,学問としての線引きについて知っておくと良いだろう。族...続きを読む長時代から新約時代,とはあるが,実際メインに扱っているのはアブラハムからダビデまでで,旧約聖書のモーセ5書と歴史書が該当する。 Posted by ブクログ 謎解き 聖書物語 長谷川修一 文章がシンプルで読みやすかったです。 神が人間に近いものだという言葉に驚きました。 万能であるという存在だという思いこみがありました。 古事記のような国家の公式文書?のような存在が宗教にもあるんだなぁ。 Posted by ブクログ 聖書考古学 遺跡が語る史実 長谷川修一 聖書の大まかな内容と考古学的な観点から見た真実(と推定されるもの)を分かりやすくまとめてあるため読みやすかった。 Posted by ブクログ 長谷川修一のレビューをもっと見る