昔から当たり前のように人の近くにいるスズメたち。
でも半世紀前から90%も減ってしまうほど苦労して生きているんですよね。
そんなスズメたちの姿を撮影し続けている中野さとるさんの「にっぽんのスズメ」シリーズ第5弾です。
スズメと一緒に見られる野鳥たちも本書の半分のページを割いて登場します。
この冬私
...続きを読むが実際にスズメと一緒に出会った野鳥(キジバト、ドバト、ムクドリ、ハクセキレイ、メジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ツグミ)も載っていました。
メジロやシジュウカラは警戒心が強くてすぐ逃げちゃうけど、ハクセキレイやジョウビタキは5メートルくらいまで平気で近寄ってきたりしてかわいい。
でも、最近スズメが一番好きかもって薄々感じています。
ハトやカラスも毎日のように見るけど、もしスズメがいなくなったら凄く寂しいだろうなと時々思ったりもします。
台風の時も「スズメたち、避難場所をうまく見つけたかな?」と心配になりますから(^^;
特にこの本にはスズメの幼鳥の姿がたくさん写っていて良かったです。
見れば見るほど可愛らしさがじわじわと伝わってきます。