藤島大の作品一覧
「藤島大」の「知と熱 ラグビー日本代表を創造した男・大西鐵之祐」「北風 小説 早稲田大学ラグビー部」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藤島大」の「知と熱 ラグビー日本代表を創造した男・大西鐵之祐」「北風 小説 早稲田大学ラグビー部」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「幸せでした。早稲田のキャプテンやって優勝た時は幸せすぎて死んでもいいと思った」
柯子彰
文中にある言葉です。
この瞬間、自分は世界で一番幸せだと思えたらこんな素晴らしいことはありませんね。
好きな箇所
早稲田大学スポーツ社会学の教授でもあった大西鐡之祐の講義の1場面
『今日文学部のスロープを上がってくるとき、授業を終えて坂を下りてくる女子学生に声をかけたやつはおるか?』
ざわつく教室。
『そこで、ええ娘やなあ、思うたら声をかけるんや。それで、お茶でも飲んで、語り合って。もう、みんなの年齢なら、はっと、いいなあ思ったら決まりだ。それをする人間と、しない人間では、全然、人生が違うんだ』
早
Posted by ブクログ
早稲田大学ラグビー部の春から大学選手権決勝に至る1年間を新入部員の草野点の視点から追ったスポーツ小説。あくまでもフィクションですが、おそらくは著者の藤島氏自身の経験(著者は元早稲田大学ラグビー部在籍)と取材を基に、描かれており、80年代の早稲田大学ラグビー部の実情をかなりのリアリティーで描いています。巻末の解説でも清宮克幸氏(元早稲田大学ラグビー部監督)が触れておられますが、本書に登場する個性あふれる部員の姿は「おそらくあの人」という、実在の選手がモデルになっているようです。
描かれているのは日常の練習風景が大部分です。冬の公式戦でのレギュラー獲得を目指して、部員一人ひとりが自らを鍛えぬく様子
Posted by ブクログ
歴史を辿っているかのような感覚になる。
熱くて厳しく優しい。
そして何よりも、「ラグビー」にフェアな立ち位置で見つめられた文章。
記事やコラムを時系列でまとめた一冊で、別々の時間に書かれたものとは思えない一貫した想いを感じることが出来る。
新聞記事など即時性の高いものもあるだけに臨場感があって迫力がある。
シンプルというより愚直。
虚飾が無いからこそ、熱さが伝わってくる。
スポーツへの愛ってこういうことだと思う。
ワールドカップ開幕前から1週目にかけて読んでいただけに気持ちがシンクロして全部のワールドカップを体感しているみたいだった。
帯、最高。
「28年間の醍醐味をこの一冊に凝縮