黒田夏子の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:黒田夏子(クロダナツコ)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1937年03月23日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2012年『abさんご』で早稲田文学新人賞を受賞しデビュー。同作で第148回芥川賞を受賞。受賞時の年齢が75歳9か月という史上最年長記録を作った。他に『累成体明寂』、『感受体のおどり』を手がける。

ユーザーレビュー

  • abさんご
    爆裂に読みづらいけどきっとすげえ名作に違いない!
    だって芥川賞だぜ!?
    って思いながら読んだけど意味がほとんど頭の中に入ってこない!
    もうすごいな!
    ははは…本当に同じ日本語かよ…表題作もそうだけど、収録されている普通の文体の方もなかなか強者で、私ただ文章の美しさに見惚れていたのであった。

    ただこ...続きを読む
  • abさんご
    正直、読むのはかなり苦痛だった。読みにくいし、ストーリーも面白くないと思った。
    それでも、他にない文体を持つ小説という一点で芥川賞受賞、そして後世に残すべき作品であると思う。こういう書き方があるのか、という驚きがある。
  • abさんご
    みるく色のそらと,みるく色のうみのあわいで,はい色をしたにほんごが,きまぐれにたゆたっていました.
    このそらはきおくで,このうみはゆめなのかもしれませんでした.だから彼女が,彼女だけが,みるく色にゆびをひたし,まどろむにほんごをすくい出すことができました.すくい出したにほんごを,(彼女にとって)ふさ...続きを読む
  • abさんご
     芥川賞受賞作である「abさんご」と著者が二十六歳の時のデビュー作、他に二編の合計四編の短編が「リヴァーシブル形式」で掲載されている。
    「リヴァーシブル形式」がどういうものかは、本屋さんで手に取って確認してください。

     まずデビュー作である「毬」。
     そしてその「毬」と同じ少女が主人公である「...続きを読む
  • abさんご
    最初読みづらくって、なかなか手をつけるのに時間がかかったけど、なんとなく読み進めるうちに夢中になってきて、もっともっと読み込みたかったけど返却日だった。時間をかけて練られた言葉が連ねられてるかんじで、印象に残っている大事な一冊になっていた。秘密めいていていい。

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