トマト缶の原料は、いつも見ている丸いトマトではなく、加工用の濃縮トマトかも知れない。
2倍濃縮というのは、煮詰めて濃縮したのではなく、3倍濃縮に品種改良されたものを薄めたものかも知れない。
原料のトマトは、貧困地域(新疆ウイグル自治区とか)で低賃金労働によって搾取されて栽培されたものかも知れない。
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何も気にしなければ、こうしたものを購入している可能性はありますね。需要があれば、供給もある。コーヒーのフェアトレードというのは認知されてきたと思いますが、トマト缶の世界にも同じような話があるのですね。
スーパーで何気なく手に取るトマト缶の値段の差は、こうした背景があるということを知ること、行動を変えるきっかけにしていきたいです。
あと、日本にはないと思うのですが、腐って黒くなってしまった「ブラックインク」と呼ばれるトマトが加工され、主にアフリカ向けに出荷されているそうです。そんなもん売るなよと思うのですが、品質不良でも買う人がいる世界もあるってことですよね。貧困は恐ろしい。