作品一覧 2023/07/27更新 孤独のレッスン(インターナショナル新書) 試し読み フォロー 自由に生きるための知性とはなにか 試し読み フォロー ネオ・サピエンス誕生(インターナショナル新書) 試し読み フォロー 脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座 試し読み フォロー 理不尽な進化 増補新版 ――遺伝子と運のあいだ 試し読み フォロー 私たちはAIを信頼できるか 試し読み フォロー 1~6件目 / 6件<<<1・・・・・・・・・>>> 吉川浩満の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 理不尽な進化 増補新版 ――遺伝子と運のあいだ 吉川浩満 とても面白い。 最初の話を読んだら諦観しそうだが、そうはならないので知的なジェットコースターのような感覚でもあった。 生きる上での一つの軸になりそう。 Posted by ブクログ 理不尽な進化 増補新版 ――遺伝子と運のあいだ 吉川浩満 これを読んだあとは、日常に蔓延する進化論的コピーが気になってしまう。 社会でも、会社でも、個人でも、強いから/能力があるから生き残っていると思い込むのは間違った認識。実力勝負は確かに存在するが、実力勝負にいたる舞台の設定は運でしかない。たしかに。 適者生存というスローガンが指すのは、生存したもの...続きを読むが結果的に環境に適応したに過ぎないということだけ。いま生き残っているのが優れていることを証明するわけではない。誤解して使い過ぎている。 言葉のお守り的用法、周りにたくさんありそう。 好きな言葉、 現実はもっと理不尽寄り。 Posted by ブクログ 自由に生きるための知性とはなにか 立命館大学教養教育センター / 熊谷晋一郎 / 上田紀行 / 隠岐さや香 / 山下範久 / 松原洋子 / 坂下史子 / 南川文里 / 小川さやか / 美馬達哉 / 飯田豊 / 富永京子 / 瀧本和成 / 柳原恵 / 横田祐美子 / 北山晴一 / 新山陽子 / 大﨑智史 / 小寺未知留 / 加藤政洋 / 原口剛 / 熊澤大輔 / 田中祐二 / 山本貴光 / 坂上陽子 / 吉川浩満 自由に生きるための知性 これはいってしまえば=教養なのかなと思った 第一部が特に心に残った 教養を学ぶ意義 教養と社会の関係について整理できた いま、教養が大事だと改めていわれている理由 →教養から専門知に傾いて 専門家と一般人のコミュニケーション が上手くいかず、さらには 非...続きを読む対称な垂直な関係になり 専門家と一般人の間の信頼が崩れた →終身雇用制度が崩壊しており 学び続ける力が必要になってきている =エンプロイアビリティ 一方で、教養・リベラルアーツとは、 それがある人とない人を隔てる垣根であり いま社会から求められている教養との間に ジレンマがある いま求められている教養とは 他者に対して「開かれ」ていること 新しい自己に出会うこと その後の章では、差別、好きって何、読書のすすめ、など専門家からの細かな話になるが 「いまの自分の枠からはみたでたものを学ぶ、触れることで、新たな自分を発見する」こと の重要性が通底しているなと思った 感想 上田先生が言ってたいわゆる量産型の奴隷のような学生だったな自分… そして色々みているつもりだったけど、自分の好きの中でしか出会えてないかも… めちゃくちゃ井の中の蛙だな自分… てか文中の引用がハードすぎて付いていけない… と落ち込みそうになりました しかし相手は大学教授たちなので仕方ない というか、 教養の持つ分断の意味合いにジレンマ感じつつ インテリたちの共通言語を使いすぎてやしないかい?とツッコミを入れながら読みました 単細胞の私には少々難しい本でしたが 1ヶ月くらいかけてゆっくり理解しました おすすめの本がたくさん出てきて 読書リストがどんどん伸びる 時間を空けてもう一度読みたい作品 Posted by ブクログ 理不尽な進化 増補新版 ――遺伝子と運のあいだ 吉川浩満 科学史としての進化論も本書の視点で扱いつつ、でも進化論自体の本ではなく、進化論と非科学者である私たちの「進化論の理解」との関係を、進化論自体の本質的な面白さと絡めて語り尽くす。圧倒的に面白い。もともと進化論自体にそこまでの興味があった訳ではなかったはずなのに読む程にぐいぐいと引き込まれて進化論がいか...続きを読むに現代人の価値観に染みついて便利に使っているのか、しかもそれでいて実はそれは進化論自体ではないのでは、と。アート&サイエンスってビジネス書の流行りワードの一つみたいに使われること多いけど本来こうあるべきなのではと強く感じる楽しい読書でした Posted by ブクログ 理不尽な進化 増補新版 ――遺伝子と運のあいだ 吉川浩満 くどい文章ではあるが面白い視点をたくさん提供してくれる。なるほど絶滅に視点を置くとそうなるか、お守りとしての進化論、そして説明と理解の議論。経営学の世界でも進化論的な物言いを目にするし、現在の経営学は実証主義の説明の世界が主流ながらそれでいいのかという疑問があった。その解答を得たわけではないがさまざ...続きを読むまなヒントはあったかな。一読して理解できたわけではないからもう一度読んでみようと思う。 Posted by ブクログ 吉川浩満のレビューをもっと見る