作品一覧 2019/08/06更新 死の鳥 試し読み フォロー ヒトラーの描いた薔薇 試し読み フォロー 危険なヴィジョン〔完全版〕 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> ハーラン エリスンの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ヒトラーの描いた薔薇 ハーラン エリスン / 伊藤典夫・他 1957年から87に書かれた作品が発表順に掲載されている。 エリスンを読んだのは初めてだけれど、解説にあるように、どれも理不尽なものに対する怒りと絶望が伝わってくる。 とりわけ古い作品にその傾向が強く、私はどちらかというと、そういった不条理さに満ちた最初の方の作品のほうが好きだ。 特に、「恐怖の夜...続きを読む」は読んでいて痛く刺さりすぎて目をそむけたくなる激しい衝動に駆られた。 けれど、こういう作品こそ、読まなければならないんだと思う。 どれも、祝福や幸せからは程遠く、人間が犯してきた罪悪について書かれているように感じる。 Posted by ブクログ 死の鳥 ハーラン エリスン / 伊藤典夫 カッコいい小説てえのを知りきゃ、エリスンを読みな。 まず、タイトルがいい。「『悔い改めよ,ハーレクィン」とチクタクマンは言った」。時間を守れない奴っているわな。それがハーレクインであり、ハーラン・エリスンなのであるが、そいつのせいで超管理社会を管理するチクタクマンまで調子が狂ってしまう話。 「...続きを読む俺には口がない,それでも俺は叫ぶ」。遠未来、AIによって慰み者にされる人類。タイトル通りの話。 「北緯38度54分、 西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中」、これも実に凝ったタイトルだが、『SFマガジン』初出時に読んだときには、ランゲルハンス島がおなかのなかにあるなんてことも知らなかった。 「死の鳥」は『SFマガジン』初出時に読んでいたのに気づいたのは、アーブーの話を読んだとき。「死の鳥」は創世記の神が狂っていて、蛇が実は人類の味方だという話をおよそ25万年のスケールで描いたもの。しかも、「これはテストだ。そのつもりで。」で始まるテストの文章やらテクストは多重化している。その中にエリスン自身が愛犬アーブーを安楽死させる挿話がはいっているのだが、これだけ何だかものすごくよく覚えていた。安楽死を獣医にまかせようとすると、「知らない連中のところにおいていかないでくれ」とアーブーの目が語る。なぜ、GODの反対はDOGなのか。 そのほか。エリスンを読みな。 Posted by ブクログ 死の鳥 ハーラン エリスン / 伊藤典夫 どの作品も面白いのはいうまでもない。ただしそれは面白いの種類は作品ごとに異なる。単純に笑える作品はないが、生きていることの意味、人間の正体、人類を取り巻く環境など、様々な観点で読者の心を揺さぶる。個人的に気に入った作品は、『「悔い改めよ、ハーレクィン!」とチクタクマンはいった』『プリティ・マギー・マ...続きを読むネーアイズ』『ジェフティは五つ 』『ソフト・モンキー』といったところ。 Posted by ブクログ 死の鳥 ハーラン エリスン / 伊藤典夫 エリスンの短編集です。 読み応えのある作品が多数あります。 ハードな内容のものも良いですが、ジェフティは五つのようなエモーショナルな作品が好きですね。 Posted by ブクログ ヒトラーの描いた薔薇 ハーラン エリスン / 伊藤典夫・他 ハーラン・エリスン=毒舌な批評家なイメージがあったのだが、いったいどこから入った記憶だったのか??? Posted by ブクログ ハーラン エリスンのレビューをもっと見る