作品一覧

  • 東海道新幹線「のぞみ」30年の軌跡
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    1巻2,112円 (税込)
    東海道新幹線「のぞみ」は、それまでの常識を覆し、関東~関西間の出張の形を変えたとまで言われる歴史的な列車です。当書は、開発当時の担当者たちへのインタビューはもちろん、当時作成された実際の資料など、多くの事実を集め、初めて開発の全容をまとめた一冊です。
  • 鉄道を支える匠の技 訪ね歩いた、ものづくりの現場
    4.0
    1巻770円 (税込)
    技術の結集から生まれる日本の鉄道。 人々の目は、鉄道会社と車両メーカーに留まりがちだが、 鉄道を取り巻く技術の裾野は限りなく広い。 専門分野における世界トップレベルの技術なくしては 新幹線、在来線の運行、安全、快適性が機能しないのも事実である。 車両関連の部品から、駅、線路にかかわる施設など、 それぞれの「匠」を極めるメーカーのものづくりの現場を 一つひとつ訪ね歩いて綴った筆者渾身のルポ。 ■著者紹介 青田 孝(あおた たかし) 日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両を学び、卒業研究として1年間、国鉄鉄道技術研究所に通う。卒業後、毎日新聞社入社。メディア関連を担当する編集委員などを歴任し、現在は日本記者クラブ会員としてフリーランスで執筆活動中。著書に『ゼロ戦から夢の超特急』『箱根の山に挑んだ鉄路』『蒸気機関車の動態保存』『ここが凄い! 日本の鉄道』(以上、交通新聞社新書)。
  • ここが凄い!日本の鉄道 安全・正確・先進性に見る「世界一」
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    国土の約3分の2を山岳や丘陵等が占めるなど、起伏に富んだ地形の日本は、決して鉄道敷設に恵まれた国とは言えない。しかし、長年にわたる技術の蓄積と、持ち前の勤勉さで、今日の鉄道王国を築き上げた。その象徴である新幹線は、世界初の時速200キロ運転を実現し、欧米諸国の鉄道復権をもたらした。高度な安全性、正確無比のダイヤ、そして朝夕のラッシュアワー輸送も、日本の高度な鉄道システムだからこそなせる『技』でもある。その『凄さ』を世界の鉄道と比べてみると…。世界48の国と地域の鉄道を体験してきた著者が、新幹線開業から半世紀を機に、あらためて日本の鉄道の今を考える。
  • 箱根の山に挑んだ鉄路 『天下の険』を越えた技
    3.7
    1巻770円 (税込)
    日本を代表する大温泉地であり、また、明治以降早くから高級別荘地として開け、首都・東京の奥座敷として発展してきた「箱根」。その麓に位置する箱根湯本と山間の強羅間8.9kmを結ぶ標高差445mの鉄道が箱根登山鉄道だ。本書は、その誕生の経緯、そして粘着方式の鉄道では日本第1位、世界でも第2位の急勾配を克服した技術に焦点を当てながら、箱根の知られざる一面に迫る。 青田 孝(あおたたかし) 1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、旧国鉄の鉄道技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社、フリーランスとして執筆活動を続けている。自称「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として30の国と地域の鉄道乗車経験を持つ。主著に『ゼロ戦から夢の超特急』(交通新聞社)がある。
  • ゼロ戦から夢の超特急 小田急SE車世界新記録誕生秘話
    3.5
    1巻770円 (税込)
    昭和32年、新たに製作された小田急ロマンスカーSE車が、狭軌鉄道では当時の世界記録である時速145キロを達成した。その製作には旧国鉄・鉄道技術研究所の全面支援があったが、実は、そこには戦前のゼロ戦に代表される世界最先端の航空機製造技術が関わっていた。そして、SE車の成功は、国鉄初の電車特急「こだま」を経て、世界に誇る今日の新幹線へと受け継がれていった。 青田 孝(あおたたかし) 1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、国鉄技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社、フリーランスとして執筆活動を続けている。自称、「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として25の国と地域の鉄道の乗車経験を持つ。
  • 蒸気機関車の動態保存 地方私鉄の救世主になりうるか
    5.0
    1巻770円 (税込)
    一度火を落とした蒸気機関車を再び走らせる状態に戻す「動態保存」。その復活はニュースになり、観光の目玉となる。だがそこには「マニア趣味」「郷愁」「客寄せパンダ」的動機だけでは決してなし得ない、数多くの男たちの崇高な使命感と仕事人生を懸けた奮闘があった。動態保存を成し遂げ今も格闘中の大井川・秩父・真岡の3社と、中核的存在の国鉄~JRの事例から、その歴史と現状、今後の課題を、かかわった人々の熱い思いを織り込みつつ検証する。 青田 孝(あおたたかし) 1947年東京生まれ。日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両工学を学ぶ。卒業研究として1年間、旧国鉄の鉄道技術研究所に通う。70年、毎日新聞社入社。成田支局で航空機関連を取材。以後、メディア関連を担当する編集委員などを歴任後、03年退社。フリーランスとして執筆活動を続けている。自称、「3歳からの鉄道ファン」で、現在は「海外乗りテツ」として約30の国と地域の鉄道乗車経験を持つ。主著に『ゼロ戦から夢の超特急』『箱根の山に挑んだ鉄路』(交通新聞社)がある。
  • 蒸気機関車の動態保存 地方私鉄の救世主になりうるか

    Posted by ブクログ

    蒸気機関車の動態保存がどれだけ難しいかというとこがわかる書です。
    蒸気機関車に関する技術の伝承は今後もしっかり続けてほしいものです。
    動かすことには多額の費用がかかるようですが、走らせることにより地元にお金が落ちることでの経済効果もあるということも確かなようです。

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    2012年08月22日
  • 鉄道を支える匠の技 訪ね歩いた、ものづくりの現場

    Posted by ブクログ

    鉄道は技術の粋。何気なく毎日利用する鉄道は多くの匠の技に支えられていることが分かる作品。

    快適、つなぐ、見守る、保つ。4つのテーマで全20社の独自の技術を紹介している。ほとんどは中小企業で従業員は少ないが他社が追随できないワザを持っている。筆者の取材にも「ココから先はちょっと…」といった場面が多く出てくる。

    鉄道に限らず日本経済はこのような小さくも独自のワザを持った企業、職人たちに支えられているということを痛感する。

    鉄道路線上に工場がありながら本数が少なく、多くの社員が車通勤している現状も日本の鉄道の現状であるように思う。

    「JRガゼット」に今も連載中のコラムから。

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    2019年12月21日
  • 箱根の山に挑んだ鉄路 『天下の険』を越えた技

    Posted by ブクログ

    こういう、地味なノンフィクションは、どんな分野のものも結構面白い。ちゃんと覚えてはいないけど、確かこれ、ものすごい雪の日に強羅駅で買ったんだったと思う。

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    2012年10月18日
  • 箱根の山に挑んだ鉄路 『天下の険』を越えた技

    Posted by ブクログ

    鉄の世界を垣間見たような気がする。
    「交通新聞社新書」なるレーベルの本を初めて買った。
    まず、巻末の既刊図書の広告に目が釘付けになった。
    鉄道の時計というミクロなテーマで一冊本が書けるとは!

    さて、本書では、箱根ににどうやって鉄道を通したのか、車体にはどんな技術が使われているのかが詳細に述べられていた。

    技術的な部分での解説は十分理解できているか心もとないけれど・・・
    今夏、初めて箱根を訪れ、「アプト式」なる言葉をそこで見た。
    それがどのような技術がわかって、まあ、よかったな、と思う。

    箱根の交通網、訪れてみて、便利とは思われなかったが・・・
    元箱根方面と登山鉄道沿線が鉄道で結ばれていた

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    2012年10月04日
  • ゼロ戦から夢の超特急 小田急SE車世界新記録誕生秘話

    Posted by ブクログ

    ■秋葉原にある仕事先へ向かう途中にある書泉グランデに(暑さ対策を兼ねて)立ち寄ったときに『交通新聞社新書』のコーナを見つけてしまい、いくつか欲しい作品があったんだけど、まずはこれだけは読まなきゃって思って即買いしちゃった。

    ■ 小さい頃は小田急沿線に住んでいたので、SE車とかNSE車あたりに思い入れが強くて(そういえばデビューしたばかりの9000系の編成が入ってくるのを成城学園前あたりで延々と待っていたのは小学校3年生ぐらいだったかなぁ...)、当時は国鉄に乗り入れて145km/hの(狭軌における)世界記録を樹立したことを書いた記事も多くて。その開発裏話が書かれているのが本書なので最初から最

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    2011年04月18日

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