作品一覧 2022/10/28更新 男だけど、 試し読み フォロー 今日もひとり、ディズニーランドで 試し読み フォロー 出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行 試し読み フォロー 変な鳥 ヤバい鳥 どでか図鑑 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> ワクサカソウヘイの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行 ワクサカソウヘイ ” マリオよ、あなただったらこのクソゲーを、いったいどのようにクリアするのですか。” ただでさえ不安な日々、そこにコロナ禍というピンチまで重なって、生きることが最大限に脅かされている。そんな日々から、一体どうやって脱走したらいいのだろう。 著者はフリーランスの文筆家だけど、別の境遇の人だって、き...続きを読むっと身に覚えのある不安が本書にはいくつも出てくるはず。 人生には逃げ方、ずらし方でいろんなバリエーションがある。わたしの人生、まだつんでない。 Posted by ブクログ 今日もひとり、ディズニーランドで ワクサカソウヘイ 自分のために書かれているのかと思って本当にびっくりしました。 著者が巻末のあとがきで注釈をつけていますが、この本に書かれている「東京ディズニーランド」は、2005~06年とのことで、ちょうど私も東京ディズニーランドに入り浸っていた時期です(この小説の主人公のように年パスは持っていませんでしたが)。ま...続きを読むだ若く、将来のことは不安で、今どうしていいのか、これからどうやって切り開いていいのかまったくわからず、でもディズニーランドに行きさえすればかりそめでもそのことを忘れられる。今から考えれば、そんな救いを求めてディズニーランドに入り浸っていたのかもしれません。 当時集めたパークのBGMを聞きながらこの本を開くことで、まるであの当時のディズニーランドに「インパ」して、当時の不安だけど「もしかしたらなんでもできるかもしれない」という気持ちを思い出すことができました。同時にそれがとんでもない贅沢な感じがして、大切に大切に読み進めました。一時期でもあの東京ディズニーランドを好きだった自分だからこそ、この本が刺さるのだと思います。 この本が刺さるのは、くすぶった経験があって、かつ、東京ディズニーランドが好きだからそこに逃げ込んでいた、という明らかに狭い範囲の人だけだと感じました。それでも、私にとっては東京ディズニーランドについて書かれたたくさんの本のうち、一番尊く、大切な本です。将来また何か壁にぶつかったときに、また読み返そうと思います。 Posted by ブクログ 今日もひとり、ディズニーランドで ワクサカソウヘイ ワクサカさんは表現の引き出しがありすぎる。そしてそれらを全力でしょうもないテーマに投入する。大好き。 Posted by ブクログ 出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行 ワクサカソウヘイ 2022年刊。表示の印象から軽い内容を想像していたが、意外な感触。誰もに多少なりとも有りそうな感覚から、発想が斜め横に展開して実験する。しかも結構な時間と手間を掛けて。原動力は「不安」と「生への欲求」。人間の脳自体に不安に強く関わるノルアドレナリン神経が存在するのだから、人間が人間たる所以、欲求や渇...続きを読む望自体が元々組み込まれている感じ。思い付いても殆どの人が実行しない、或いは思いもしない実験の数々が不思議で興味深い。文体も真剣なのかふざけているのか、混在のリズムが楽しい。 Posted by ブクログ 出セイカツ記 衣食住という不安からの逃避行 ワクサカソウヘイ ワイルドに国に頼らず自活するような内容ではなく、衣食住を失ったらどうしようという根拠の無い不安と戦うために、色々な事を試みるエッセイです。 実際今暮らしていけているのは、たまたま仕事が有って住む所があるだけで、自分ごとき何かのタイミングでホームレスになっても不思議ではない。と思って生きていたので物凄...続きを読むくよくわかります。極端とは思いますが、結構身につまされる部分もあります。今ってそう思っている若者沢山いると思いますので、とてもタイムリーな話題とも言えます。 Posted by ブクログ ワクサカソウヘイのレビューをもっと見る