なぜか昔からタヌキが大好き…愛すべきタヌキの本、見つけてすぐに読み耽った
タヌキの生態のみならず、オオカミなどのほかの動物、タヌキの周りの植物なども教えてくれる。
タヌキ、ユニークな存在だ。
「科」は市、「属」は町など分類を住所にたとえて頂けたのも大変頭がスッキリした。
そして何よりも、人間によ
...続きを読むる自然破壊や自然を顧みない姿勢に憤りを感じ、深く考えさせられた。
震災後、逞しく戻ってきてくれた植物やタヌキたちが、人間のための工事により再び立ち退きを余儀なくされたと知り、愕然とした。
自然の生命力、回復力を無視して破壊することが果たして復興と言えるのでしょうか?
キツネや野ウサギのように人間社会の発展によって姿を消して行く動物もいる中で、たくましく都市にまで順応し、付いてきてくれた野生動物がタヌキだ。
家のそばで彼らの姿を見るとホッとするのは、ここにはまだ彼らの好む環境があるという自然に対しての安心感かもしれない。
もし、居なくなってしまったら…寂しいだけでは済まないのかもしれない。