正直、最初はそんなに面白いと思えませんでした。
内容紹介から作之進が主人公だと思って読み始めたのに、
影が薄くてなかなか小説の世界に入り込めなくて・・・。
でも徐々に増えていく登場人物たちが楽しい人たちで、
後半に向けてどんどん面白くなってきます。
「怪談」という単語から妖怪物かと思ってましたが、違
...続きを読むいました。
だって表紙もそんな感じだったし。
ぼてふりの太一が怪談好きでなかなか面白いリアクションはしてますが。
実際は大名家、御家人、豪商から果ては忍者まで、
いろいろ入り乱れた陰謀渦巻く活劇でした。
まぁ作之進にはある秘密があって、それがちょっと異色ですけど。
ただし、完結していません。
作之進の秘密も含めていろいろ謎のまま、次作に続く、でした。
うーん、これどうやって収拾つけるんだろう。
気になります。