作品一覧

  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見
    4.3
    「まりも」は、名前の通り丸い形をした藻のなかま。北海道の阿寒湖にすむものが有名ですが、じつは、富士山のふもと山中湖にも、まりもがすんでいるのです。最近は数が減ってほとんど見られなくなり、絶滅したのではないかと案じられていました。ところが、50年以上も前、当時小学生だった著者は、自由研究のため山中湖からまりもを持ち帰り、今日まで自宅で大切に育て続けていたのです。様々な縁に守られて数十年家庭で育まれたまりもの物語

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  • こおり
    4.3
    宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!

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  • 「投資信託」にだまされるな!にだまされるな!
    3.3
    「投資信託にだまされるな!」 「ファイナンシャル・プランナーにアドバイスを聞くな!」 「医療保険をいますぐ解約せよ!」 節約ブームの影響も大きく、ここ数年のマネー本は、投資信託や保険商品を 否定するものが目立ちます。でも、よく考えてみてください。 「節約」だけで、今後の老後資金がつくれますか? 成熟しきった「日本株」に未来がありますか? 手軽な「投資信託」以外でお金の運用ができますか? もはや日本は、かつてのように人口も増加し、経済全体も成長して、 公的年金制度もしっかりと機能していた時代ではありません。 今後の時代を見据えたうえで、不透明な時代を生き抜く方策(投資)を 有効的に活用しなければいけない時代です! でも、従来の「10年ほったらかし分散投資」ならダマされてあたりまえです! 本書で提唱する、中期で見直す「選択と集中」の投資信託なら、 きっちり資産が築けます! 資産づくりの「落とし穴」も、きっとわかります! インテリが書いたマネー本の常識に流されるな!

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  • 富士山のまりも 夏休み自由研究 50年後の大発見

    Posted by ブクログ

    少年の頃に湖でとって、自由研究のテーマとして観察し、少年が巣出ってからも実家で大事に育てられてきたまりも。

    実はその間に、当の湖ではまりもが激減し、絶滅していたとは…。

    50年の時を超えてまりもが日の目を見る、壮大なストーリー。ひとりの子どもの自由研究がこんな重要な発見につながるということに、親子でロマンを感じました。

    0
    2023年07月09日
  • こおり

    Posted by ブクログ

    「宝石のように透明で色のついた氷を夢みて、インクを水にとかして凍らせてみたら……インクと氷はくっきりわかれて固まってしまった。氷は、水の分子だけで規則正しく手をつないで、水の分子以外のものをおしだしてしまう性質があるからだ。この氷の性質は、地球のおだやかな環境をつくる原動力にもなっていた。ミクロからマクロへ、氷のサイエンス・ジャーニーをお楽しみ下さい!

    読んであげるなら ―
    自分で読むなら 小学中学年から」


    身近な冷蔵庫の氷から、水の分子、雲、気象、北極・南極、海洋・海流まで話が広がっていく。
    柔らかく優しい絵で、分子を手足を広げた女の子の絵で表現している。

    0
    2023年01月23日
  • こおり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    科学絵本にしてはかわいい色合いと絵柄で、これは内容と合ってないんじゃないかとはじめは思った。水の分子がオーバーオールを着た女の子で、空気が色とりどりの風船であるのを見て、これはちょっと…と思った。
    が、水が氷になっていく様子を描いたページは圧倒された。ここまで正確に描ければ、女の子と風船でも大丈夫だ、と。

    色のついた氷があったらいいのに。赤い氷にはイチゴ味、黄色い氷にはレモン味、緑の氷にはメロン味をつけてサイダーに浮かべたら、美味しくて楽しくていいよね、という絵は、この絵柄だからこそいい。夢が広がる。そうだね、作ってみようよ、と大人でも思う。で、となりのページで赤い氷がアップになって、「でも

    0
    2021年05月23日
  • こおり

    Posted by ブクログ

    北極の氷が海流をつくっていたなんて知らなかった! スケールの大きさとともに、環境問題についても考えさせられます。

    0
    2013年07月17日
  • こおり

    Posted by ブクログ

    すずやかでおいしそうなかき氷が描かれた表紙にみせられる。
    まずはじめに、水がこおる仕組みをていねいに説明して、
    どうやったら空気の泡の入らない透明な氷を作れるか教えてくれます。
    これはこどもがさっそく実験したがりそう。
    次に「色つきの氷は作れるか?」となげかけ、
    これまでの実験から、他のものを押し出し
    水だけでかたまろうとする氷の性質がわかります。
    そしてここから、そのような性質のお陰で
    海流が生まれる仕組みへと話がひろがり、
    氷の性質から地球上で私たちはどれだけ大きな恩恵を受けているか
    知らされます。すごい! 
    身近なことから地球規模の話へのダイナミックな転換が
    わくわくさせられる作品です。

    0
    2013年06月18日

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