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「まりも」は、名前の通り丸い形をした藻のなかま。北海道の阿寒湖にすむものが有名ですが、じつは、富士山のふもと山中湖にも、まりもがすんでいるのです。最近は数が減ってほとんど見られなくなり、絶滅したのではないかと案じられていました。ところが、50年以上も前、当時小学生だった著者は、自由研究のため山中湖からまりもを持ち帰り、今日まで自宅で大切に育て続けていたのです。様々な縁に守られて数十年家庭で育まれたまりもの物語
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Posted by ブクログ
少年の頃に湖でとって、自由研究のテーマとして観察し、少年が巣出ってからも実家で大事に育てられてきたまりも。 実はその間に、当の湖ではまりもが激減し、絶滅していたとは…。 50年の時を超えてまりもが日の目を見る、壮大なストーリー。ひとりの子どもの自由研究がこんな重要な発見につながるということに、親...続きを読む子でロマンを感じました。
夏休みの自由研究が一生の研究対象になるなんて! 現役の小学生は必ず自由研究をするのだから、とても参考になる本だと思う。
夢のある一冊だなぁ。 でも、夢ではないんだよね。 現実に、筆者の小学生時代の夏休み自由研究「富士まりも」が、50年の歳月を経て、国立科学博物館の研究に関わるものになったのだから。 今の子どもたちに希望を与えるよね!
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富士山のまりも
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