杉本章子の作品一覧

「杉本章子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2022/11/18更新

ユーザーレビュー

  • 東京新大橋雨中図
    小林清親が主人公の時代物。江戸から明治に変わりゆく中で、絵師として確立していく様子と人情を描いた時代小説。
    彼の描いた作品と逸話に盛り込むあたりが、また面白い。
    若き日の井上安治も登場する。久しぶりに杉浦日向子のYASUJI東京を読み返したくなった。
  • 起き姫 口入れ屋のおんな
    口入れ屋は ただ紹介するだけではなく
    人と人をつなぐ仕事だとして
    懸命にそれぞれの行く先を思案するうちに
    おこうにも 思わぬ縁が芽生えることになります
    江戸の庶民の生活が
    しっかり描かれて読みごたえがあり
    これぞ 時代小説だな と満足のいく作品です
  • 東京新大橋雨中図
    春告鳥が初めて読んだ杉本章子先生の作品だったが、短編集ながらとても面白く興味が沸いたので直木賞を受賞されたこの作品を読んでみた。実在の絵師小林清親の半生を描いたとても面白い作品で久しぶりに一気読みした。杉本先生は惜しくも2015年に早逝されたそうだが、残された作品がかなりあるのでこれからどんどん読ん...続きを読む
  • カナリア恋唄 お狂言師歌吉うきよ暦
    あと一話、最終話を残して逝ってしまわれたのか。「といちはいち」の事件はどう決着するつもりだったのだろう。それよりも日向と歌吉にはインタビューでの予告通り、悲しい結末が用意されていたのか。作中人物の命は著者の思いのままながら、著者自らの命はいかんともし難い。一度きり会話させただいた杉本さんは才色兼備、...続きを読む
  • 春告鳥 女占い十二か月
    主人公は睦月から師走までの各月に生まれた12人の女性たち。実際に出版されていたという『女用知恵鑑宝織』に記される自らの生まれ月の吉凶占いを読み、惑う者あり、あしらう者あり。月々の風習や風物の描写が心地よいし、ためになる。

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!