東京新大橋雨中図

東京新大橋雨中図

510円 (税込)

2pt

4.5

最後の木版浮世絵師といわれた光線画家・小林清親の波瀾に充ちた半生と江戸から明治に移りかわる風俗、庶民の生きざまをあざやかに描いた第百回直木賞受賞の長篇。(田辺聖子)

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東京新大橋雨中図 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年07月01日

    小林清親が主人公の時代物。江戸から明治に変わりゆく中で、絵師として確立していく様子と人情を描いた時代小説。
    彼の描いた作品と逸話に盛り込むあたりが、また面白い。
    若き日の井上安治も登場する。久しぶりに杉浦日向子のYASUJI東京を読み返したくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月07日

    春告鳥が初めて読んだ杉本章子先生の作品だったが、短編集ながらとても面白く興味が沸いたので直木賞を受賞されたこの作品を読んでみた。実在の絵師小林清親の半生を描いたとても面白い作品で久しぶりに一気読みした。杉本先生は惜しくも2015年に早逝されたそうだが、残された作品がかなりあるのでこれからどんどん読ん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月22日

    直木賞受賞作品。木版浮世絵師・小林清親の物語。清親の画風に沿うように書かれたのか、とても品の良い作品だった。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月12日

    江戸から明治へ変わる激変の時を、幕府下級武士の小林清親を主人公に女性的な些細な事もきっちりと表現されている。
    江戸の下級武士で有りながら幕府に律儀で駿河に母親を連れて移る。しかし駿河では食うのがやっとの生活で剣劇をやったり、漁師をやったりで辛酸を舐める。母親を連れて東京に帰るがここでも力仕事しかない...続きを読む

    0

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