小説・文芸の高評価レビュー
-
購入済み
在日韓国人女性として生まれ日本で生まれ育ち日本語を母語としながら「民族」の違いゆえに日本に馴染めず、韓国に理想を託し出国するも、身体に染み込んだ日本性みたいなものを取りきれずそのため韓国にも馴染めない。日本では「在日文学」として分類されてしまいがちだけれど彼女の小説は世界文学としての普遍性を持っていると思う。「かずきめ」が個人的には胸に迫って来る迫力があり、忘れられない。
-
購入済み
待ちに待った新作!!
雪哉のことやすみきのこと、もどかしかったですが、最後まで読んで私はこれまでモヤモヤしたことも腑に落ちました。八咫烏シリーズは大人になってから久しぶりにどハマりした作品で、毎度早く続きが読みたくて仕方がないです!笑
-
匿名
購入済み一気に読んでしまった‼️
寝しなに読み始めたら一気に読み終わってしまいました。
すごく面白かったです。
この作者の方の本がもっと読みたくなりました。 -
ネタバレ 購入済み
赤毛連盟の正体は!?
不朽の名作ホームズシリーズの一編。昔の作品なのに、文章表現が大変豊かで驚かされる。
赤毛連盟は子供の頃にも一度読んだが、今一度読み返してみると、間違えて記憶していた部分もあり感慨深かった。
青空文庫版の翻訳者にも感謝です。それにしても、一発も撃たせず犯人二名を捕まえたホームズの手並みは見事。 -
-
購入済み
面白かった
私の楽しみはその作品がアニメにおいてどう演出されるか、だ。20年以上欧州で暮らして帰国してみると日本のアニメが著しく進化しているのに驚いた。技術ばかりでなく、視聴する対象年齢も大人向けだったりと多様化している。
「烏は主人を選ばない」をNHKのアニメで視聴し、今更ながらこの作品を知った。それぞれの風貌に何か意味があるのかと思っていたが、やはりそうなのか、と小説を読み進めながら納得する。この外伝の一部はすでにアニメ一話に登場していたし、後から出てくるそれぞれキャラの説明も散りばめられている。アニメの制作サイドも頑張っているな、と思う。が、いかにせよ一週間に一度の放送なので今はシリーズを読みはじめ -
ネタバレ 購入済み
睡眠時間を削られ
よく見かける“あやかしを退治する強い頭領に見初められる清く美しいご令嬢”の話かと思い読み始めたところ、早々に裏切られました。
まず設定と世界感が何だそれ!?です、いい意味で(笑)
ご令嬢(主人公)はまあ、王道、と言っていいのか蓋を開けてみれば異能持ちなんですが、非常に清々しい性格で読んでいて気持ちがいい。
読後に「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」の作者様だったと知り、なるほど呼ばれてこの作品にたどり着いたのだと思いました。
こちらのご令嬢の伴走をしながらこの世界に浸る時間は、とてもわくわくして愉しい時間でした。ほぼ徹夜で読み耽ってしまった…
皆様も愉しい時間を是非!