なはやさんのレビュー一覧
レビュアー
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うーん。。。
ティアの苦しみに比べて、元凶だったルブの償いが全然足りてない。手紙で前世に自分がどれだけ酷いことをティアにしたのか知ったのに。
前世の記憶も無いし薬のせいなところもあった、みたいな話もあったけど、それは今回も同じく盛られていたみたいなのに、まったく対応変わってるしねぇ。。。
同じ人間なのに、ただ好きか嫌いかでここまで対応変わるルブの人間性は、やっぱり信用ならんと思う。
記憶喪失とかになったら、またティアに酷い言動しそう。
その点では、他の男性サブ2人も似た感じだしなぁ。カルの最初の言動も酷かったし。
ティアには、もっと穏やかな人と一緒になって欲しかった。 -
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容赦なし!
よくある断罪劇とは一線を画しており、2巻冒頭は悪役令嬢ではなくその父親が国王に断罪されるのですが、それが怖いのなんの。
この父親、前妻と娘や領民を苦境に追いやっておいて、わかっている。自分が悪いのだ。しかしそれは後妻親子への愛ゆえ〜みたいに自己陶酔しながら登城。
その罪意識の無さにキレた王様に現実を突きつけられます。
違法な重税により飢え死にした幼子、身売りをする女性、食い扶持を減らすために自殺をした老人たち。
彼らにどう償えるというのか。
その罰というのが、これまで読んだ断罪ものの中で1番過酷に感じました。
首チョンパも怖いけど、虐げてきた領民に囲まれて平民として生きろ、というのは正に -
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タイトル通り
公爵様、登場時のクールさはもはや微塵も無く。
この辺りからタイトル通りの変態にしか見えなくなってきた笑
フィーリアでなければ、とっくに逃げられてると思う。。。 -
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楽しかった!
すべては筋肉が解決する、くらいの勢い。
ムカつくやつらはちゃんとざまあーになってるし、新たな次期国王はイケメンの上性格も良さそう。
3巻が楽しみです。
ところで話の最終ページのインパクトときたら笑
これが次期後継者直属部隊かー。。。いいのか? -
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謎多き巻
マーシャの精神にも影響を与えかけた謎の薬(?)、誘拐犯のお頭とその手下1号の只者では無い感、王弟妃の思惑、矛盾だらけのラウルの言動。。。
早く明かされて、スッキリしたーい!
でも、謎が解けた部分もありました。
10年以上の長過ぎる婚約期間。意地だけでは長過ぎでしょ、と思っていたら、他の理由があったんですね。
あと、1巻でラウルが言及していたネックレス。これの事だったんだー。
なんにしても、少しでも早くマーシャが幸せになりますように。
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許嫁ちゃん・・・!
どんな腹黒の子かと思ったら、可愛かった!
と思ったら、やっぱり怖かった!
「わたしが全部ぶっ潰しますわ」って。。。
かわいい顔して、恐ろしい子!!
味方で良かった。 -
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数日寝なくても全然平気で屋根より高〜く跳べちゃう、魔王も倒せそうな勇者並みのゲキ強な男主人公と、守られてるだけじゃないヒロイン。
でっかい魔物相手でもイチャつく余裕があります。
でもこんな派手な立ち回りして、死亡偽装工作の意味、なくないですかね。。。 -
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王様も番も嫌過ぎる・・・
王様もその番も、似た者同士で超自分勝手。自分たちだけ良ければ、後はどうなろうと関係なし。
こんなのがトップとか、嫌過ぎる・・・
国民もかなりダメダメで、こんなヤツらに苦労させられてる主人公が可哀想で仕方がない。
早くざまぁが見たい〜っ! -
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悪人になりたい善人
前世でお人好しなため悲惨な人生で終わってしまった主人公は、転生後は悪人になって好きなように生きる!と決めた。
転生前も転生自体も"案内人"の「悲惨な目に遭わせたい」という思惑によるもので、今世も主人公は報われないのか・・・と思いきや、主人公は悪意に気づかないまま"案内人"の望みと逆の方向へと進んでいく。
主人公が、"案内人"や詐欺師匠の意図にまったく気づかず感謝すらする人生になってるのが面白いです。
言動は悪人なのに根っこは善人のままで簡単に人を信じたり、真面目にたゆまぬ努力もする。その結果自分も周囲も幸せになってるけど本人は「俺 -
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主人公が出した答えは
続きがあるけど、このタイトルでは完結。
パパさんと主人公の両親との関係が、想像よりも残酷なものでした。
初音の怒りと悲しみ、それでも消えないパパさんへの愛情を思うと、、、(涙)
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淋しくなる
父親さえまともな人間であったなら、この兄弟はどれほど幸せな人生を送れただろう・・・
そう考えずにいられない。
彼らの強さが、かろうじて不幸という言葉を遠ざけているが、読後にとても淋しい気持ちになった。 -
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最後まで読んだ方がいい作品
話数ごとに、主人公への印象が変わります。
視点が違うと、同じ人間でもこんなに違って見えるんだ、と驚きます。
相手のことを知ろうと思わなければ、自分の都合の良いように見えてしまう。
登場人物の中で一番相手を正しく理解していたのは、主人公でした。
読後感、良かったです。 -
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ヒロインがカッコいい!
ポリアナさん、カッコいいです。
かなりの逆境にもへこたれず、黙々と生き抜いていきます。
腕は立つし頭の回転も速く度胸もあり、小さな事にはこだわらない。
性別にこだわる男たちに、売られた喧嘩はまとめて買うし、けれどもそれを根に持ったりしない。
登場人物の誰よりも心身ともに強くたくましいです。
そんな彼女に惚れる者もいますが、当のポリアナにはまっったくその気がなく。
面と向かっての告白にも動じない。
ぞっこん、と言っていいほど皇帝陛下にも惚れられているのに、純粋に忠誠心のみで、恋愛のレの字も見当たりません。
すぐに恋愛モノに発展する物語とは一線を画していて、ポリアナの言動は -
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ポリアナさん
これまで、色々なジャンルの本を読みましたが、ポリアナさんのようなヒロインは初めてで、とても新鮮です。
環境のせいよりも、もともとの気質がこういう人だったんだろうな、と思うほど自然体なたくましさ。
女だから、という理由にこだわる男たちが情けなく見えます。
そんな彼らをガツンとへこませ、皇帝陛下への忠誠心のままに突き進む。
そんな彼女に恋愛感情を持つ人もいるが、当のポリアナがまっったくその気無しで、面と向かって告白されても動じず。
彼女の言動はいつも予想の範囲外で、先が読めません。
本人は真面目に一生懸命生きているだけですが、痛快で本当に面白いです。
いま、私の中