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今回は隣国イルストラでの外交でしたけど、レティの諡名の「愛人王」のエピソードが出て来ました。こうして歴史は作られるのかぁ。
表紙に新キャラのクレイグもいたんで、彼が2人目の円卓の騎士だろうなぁとは思いましたけど、デュークはちょっとだけニヤニヤする行動をしたあとは、ほぼ不在でちょっと残念。彼がいたら、レティのおみ足をとって戯れるってのはデュークの役だったはずで、あとでクレイグとレティの噂を知った時に、デュークがどういう顔をしたのかが気になります。
今回、兄王子以上のくせ者で登場したのは、クレイグ公。彼は野心家だし、レティを昔ふったのに、女王になると分かった途端、手のひら返したように口説いてくるしって、かなりインパクト大ですけど、フリートヘルムとグイードから仕入れた過去の恥ずかしい話をレティに聞かされていたときの彼はちょっとかわいかったかも。
次は山火事だし、失恋王の本当の諡名も分かったし、何かやってくれそう
ですが、やっぱりデュークとの仲が進展して、ニヤニヤ度をあげてくれるとうれしいです。
次巻は来月ということですけど、待ちきれないです。
本当の悪役はいない
この作者さんの好きなところでもあるけれど、敵対する人が出てきても、よくある物語の中の悪役とは違って、必ず良いところもある。細かく丁寧な人物描写で、全ての登場人物が魅力的に見えてしまう。普通なら散々なはずの駆け落ちした姫も、何となく許せてしまって、うっかりお幸せに!って思ってしまった。
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできた王女レティの物語シリーズの3作目。
今回レティは、次期女王として初の外交(という名の従姉の結婚式)に出ることに。というのを口実に、現国王に色々使われる形で道中ではトラブルが発生。現地でもトラブルに巻き込まれる。ただ、歴代王の1人である失恋王ルートガーに「自分の願望を全て叶えてかっこいい」と言わせた(....言ってたよな....? うろ覚え....)流石のレティで、破天荒な力技も含めて解決+己の用事まで片付ける。今回は騎士デュークとは別行動も多く、その分、国境将軍と名高いクレイグがレティの傍に。渋いクレイグがレティにいいように使われてる様子はちょっと面白かった。
最後、国をまたいだトラブルの予感と、「失恋王」と異なる二つ名が出てきたルートガーがキーになりそうな終わり方で、次も楽しみ。
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シリーズ3作目。
前作で
幼い頃のレティさんとお兄様のシーンで
グイードお兄様がつぶやいた
夢の正体がずっと気になっていたので、
この巻で知ることができて
すっきりしました。
レティさんとデュークさんの幼い頃の夢も
知ることができました。
一番印象的だったのは、
クレイグさんがずっと悩んでいた
過去の行動について、
レティさんが意見を伝えたシーンです。
レティさんの凛々しく美しい姿と言葉に
わたしも感動しました。
わだかまりが溶けて良かったです。
他にも、貴重なデュークさんとレティさんとの
ときめきシーンがあったり、
レティさんの諡名に関する出来事があったり、
クレイグさんが素敵なおじ様で
かっこよかったりで、
今回もとても楽しめました。
次の巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
3巻目。
今回はレティとデュークが国を飛び出してます。外交編。途中にひょんなことから騎士団の副団長クレイグが旅に同行することになり…。
クレイグとノーザンツ公登場。クレイグ、渋いです。大人のカッコよさ!そして、二人目のナイツオブラウンドも決まります。
レティの謚の由来がちょっと出てくる(笑)新キャラのクレイグも格好いいですがレティが男前すぎる!かっこいい!まさに女王様!クレイグメインの話だったのでデュークはほとんど出てきませんでした。残念。アストリッドと兄ちゃんズに至ってはこれっぽちも出てこなかったのではwwちょっと寂しい。次巻に期待!
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次期女王として外交に出ることになったレティはイルストラ国へ。しかし護衛の騎士達が次々と腹痛に倒れ、やむなく応援を呼んだレティの前に現れたのは、“国境将軍”と名高い副騎士団長クレイグだった。
愛人王ばんざい!
レティのバスローブ姿の挿絵に興奮してしまいました。かっこいいおじさまと王女さま、萌える!
レティの外交もハラハラ展開でよかったです。
ぜひレティには今後も男たちを侍らせて欲しいっ!
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3巻まで読んだ。
1、2巻時点では普通に面白い、と言った感じだったが、3巻になって俄然面白くなってきた!
レティとデュークの関係も清々しくて好ましい。
レティの活躍が楽しみ。諡も素敵!
歴代王達の会話もすごく好き。
Posted by ブクログ
次期女王のレティーツィアは、初の外交に従姉の隣国の第3皇子との結婚式に出ることになった。ところが、隣国のイルストラに着くや従姉が駆け落ちして姿を消してしまったことを知らされる。てんやわんやの中、レティはヂュークと旅程の途中で加わった国境将軍クレイグ・バーデを従えて、次期王らしい的確な指示と行動を取っていく。
花嫁が行方不明のことを明らかにして、自国の貿易に有利な要求をしようとするノーザルツ公国の銀狼公とレティの攻防が見ものだ。中年のクレイグを愛人のように見せかけるところも面白い。将来、レティは愛人王と呼ばれるらしい。レティの男前のところばかり見せられて、恋愛要素がまるでないんだけどね。ひょっとしてヂュークとの仲がこの先進展するのだろうか。