感情タグBEST3
さらに複雑に…
もともと複雑な、兄達との関係性が、さらに複雑さを増しましたね。今回は二番目の兄がお話しの中心でしたが、背負うべき罪の深さに泣きそうな気分になりました。婚約者との問題も含めて、本当に笑顔になれる日が来るのかしら…と。
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今回は兄妹、というよりグイード中心の話だったかと。
兄妹がいちゃいちゃしてるところは好きですが、本気の恋愛になるとなんだか違うと思ったので、ほっとしました。
それからデュークが予想以上に強いことが判明。
ほかにもレティが知らなかったデュークの強さが。
あらためて惚れなおしますね。
レオンハルトもただの奇人変人に毒舌、だけでなく一応ちゃんと王子らしいこともできるし、意外?とシスコンであることも発覚。
レティに似ているせいか女顔であることを眼鏡でごまかしていたようです。
しかも伊達眼鏡。
しかし私としてはすごくおいしいキャラかなと。
レオンハルトには是非もっと出てほしい。
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終盤まで事の成り行きがわからなくて、面白かった。本当は仲の良い兄弟なのに辛いなー
特にグイード。今回は神経すり減らして悩んでたんだろうなと可哀想になった。大人が仕出かしたことのツケを子供が支払わなくちゃいけないのは、なんだって気の毒。本人が真面目で優しい気性なので余計に。婚約者の彼女とのこれからのことは真剣に案じた。お互い憎からず思っていそうだから尚更、破局か仮面夫婦かの二択しかないなんて、切ないなぁ。グイードのことが勘違いや間違いならいいんだけど、さすがにそれはないんだろうし。悲しい。エリノアいい子なのに・・・野心に憑りつかれた大人ってのはこれだからダメだな・・・後の者に毒になることしかしないよ。
レティがこれからどうやって欲しいものを手に入れていくのか、手近な疑問としては二番目の騎士というのは誰のことなのか、これからも楽しみに追っていこうと思います。
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできた王女レティの物語シリーズの2作目。
大きな争いになるのを防ぐために、兄達ととっても仲が悪くなければならないレティと、レティを大事に思いながらもそんなそぶりを周囲に見せられない兄達。読み進めるほどに、兄妹たちがもっと仲睦まじく過ごせる日々を願いたくなる、素敵な兄妹だと思う。レティの同腹の弟・レオンと、レティの騎士になったデュークを含み、シスコンっぽさが滲み出る場面が所々あるのだけど、「シスコン」というワードが一切出てこないのもおもしろいと思う(笑)
今回は、次兄のグイードに、王宮内で起きる事件の犯人の疑いがかかる。結末はなかなか切ないものだったけど、これも糧にレティならきっといい女王になるんだろうなという期待も感じられる。それにしても、レティはペットと思えない新しいペットまで、、、度量が大きすぎる。
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シリーズ2作目。
面白くて、
どんどんお話の世界感に引き込まれています。
今回はグイードお兄様がメインのお話。
兄妹本当は仲が良くて、
お互いのことを大事に思っていることが
分かる巻でした。
幼い頃にレティさんが
お兄様たちにしてもらっていたことを
レティさんにしてもらったと
レオンハルトさんがグイードさんに
話すシーンが好きで、
幼い頃のみんなの姿を思い浮かべて
うるうるしてしまいました。
仲が良いことを表に出してはならず、
対立しているように
振る舞わなければいけないのは
切ないなと思いました。
いつか兄妹みんなで
仲良く過ごせる日がきますように。
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最強愛人王への道のり。今回はグイード兄さんとのあれこれがえがかれました。強くて美しいレティーツィアがたまに思い悩んでデュークが焦ったりする場面が楽しいです。強くて賢すぎるゆえによろめきラブ要素が低いのがちょっと残念。
これから3人の兄弟のレティ大好きっぷりが書かれるのが楽しみ。
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色んな所で変わってきているが特に王族の兄妹の王位継承権が及ぼす影響を感じた。出生に関することなど貴族系のテンプレでありながら新鮮味を感じられたのがよかった。
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第2巻目。女王となるべく、着々と準備中・・・かと思いきやまだ二人目の騎士が決まってない・・・。
この巻はレティの二番目の兄であるグイードの秘密に焦点が当てられています。
レティと弟のレオンハルト、レティと長兄たるフリームヘルム、グイードと同腹のコルネリアなど、それぞれの兄弟、姉妹、兄妹、姉弟関係が描かれる一冊で、まぁレティの周りの王族紹介といった巻でしょうか。
派手さはないけど、そこそこ面白いです。
それぞれのキャラがしっかりしている。
イギリスの騎士制度、ドイツの騎士制度、名前など、無理に自分で一から世界観を作るのではなく、上手く既成の概念と組み合わせて作ってあるファンタジーで好感が持てます。
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優秀な兄達の“おこぼれ”で女王即位が決まったレティーツィア。そのためレティは兄達と「とっても仲が悪く」なければならず、理解不能な兄妹仲に、レティの騎士・デュークはやきもきする。
安定のおもしろさ!
レティがどんどんかっこよくなっていきます。最後のフリートヘルムとのやりとりにはしびれました。
グイードは切なすぎて、なんとしてもしあわせになってほしいです。
それにしても、デュークとよりもアストリッドとのやりとりにやきもきしてしまう!もう騎士にしてあげようよ、レティ!
Posted by ブクログ
本当は仲がいいのに、背後にある侯爵家のせいで仲が悪いふりをしないといけないレティたち。そんな中、呪いの魔法陣事件が発生。最後まで犯人が誰だか分からず、犯人の目的やグイードの思惑も分からなかったので面白かったです。
相変わらず恋愛色は低めだけど、レティがかっこよすぎます。デュークもちょっともやもやしてるところはあるけど、騎士様だし。レティに結婚話が持ち上がったりしないと、気持ちは進まないのかな。
二人目の騎士も結局は不明なままで、次回持ち越しかぁ。デュークとは違って軽い感じの騎士がいいかなぁ。もっとデュークにもやもやして欲しいです(^^ゞ
3巻楽しみ。
Posted by ブクログ
王の座を拾ったおこぼれ姫なんて、とんでもない。建国の騎士王の生まれ変わりで、歴代の王たちに夢の中でアクセスできるレティーツィア姫は強い強い。円卓の騎士の12の剣技を駆使できるだけでなく、性格も逞しい。女性としての可愛げはないかもしれないが、心に優しさを秘めている。今回は、呪いの魔法陣が引き起こす騒動を描く。途中は、展開が遅くてじりじりするが、最後に一気に解決する。決してお気楽なファンタジーものではなく、結構、人物像がよく描かれていて、シリアスな展開なのだ。
Posted by ブクログ
なかなか複雑な兄弟だ。
失った方はその理由ではなく事実だけを覚えている、
ってなことが真実だなぁ、と思う。
互いを思う兄妹に幸あれー!
2017.10.11
Posted by ブクログ
前巻ほどのインパクトが無くて、ちょっと物足りなさを感じる気も……。
王位を争う立場上、複雑にならざるを得ない兄妹愛がテーマ(?)のようだが、レティの女王即位が決まってるなら、正直、“そこまでする必要ないんじゃ…?”とも思えるのだが……。
今後の展開の為に必要な布石なのかもしれないので、今はとりあえず静観。
レティとデュークの主従関係は円滑になってきたけど、このペースだと円卓の騎士が12人揃うまでに、一体、何巻費やすのだろう…と、思ってしまうのは私だけ???
Posted by ブクログ
もう少し緊迫感、というか、ヒロイン的ピンチがあっても良いのになぁとか思ったり。面白いけど、こう、なんか、重石が足りない…。設定とキャラはとても好みです。