ラノベの高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ【孤独死クライマー】が特に良かったです。ゴミ屋敷を掃除するクリーン会社の人たちが、孤独死をした人の部屋の清掃をしながら、故人のことを考えるストーリー。孤独死するというと、頑張ってなかった人、友達もいなくて寂しい人など、みすぼらしい感じがプンプンするけど、実際はそうでもなくて誰もの隣り合わせに存在しているんだな、と。ふとしたきっかけで自ら社会との間に壁を作り、孤独を選ぶ人もいる。決して可哀想、でまとめてはいけない社会現象。彼らにも歴史があって、誰かの記憶に残っている。人間みな死ぬ時は来るけど、果たして自分はどうなのだろう…と考えさせられました。
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天才魔法使い
天才魔法使いでありながら、それを隠していたアナベル。バカな婚約者と一緒にならなくてよかったと言える今後でいて欲しいです!
セインも理想の国づくりのために自分の身を厭わないそれだけの人があんなにアナベルに対して優しくなるところはとても心温かくなります。
これからの二人の展開に期待大です!! -
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私はとても好きなお話
好みなどはもちろんあると思いますが、ささる人は多いはず!
主人公がとても賢く理性的であり、
散々苦渋を舐めた後に覚悟を持って
「婚約者を想うのをやめる」ところから話が始まります。
その後はより一層求められた通りの
理想の婚約者であり、次期皇后であり、
身勝手にも辛い思いをするのは周りだけなので
主人公の味方の視点ではノンストレスですw
ただ一つ。
ジョージアナの瞳は翡翠で
相手の皇太子殿下の瞳は赤だと何度も記述がありますが、
なぜ表紙のイラストはジョージアナが青で
殿下が翡翠?なんでしょうか? -
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何もかも好みすぎる。
キャラ造形は勿論文句なし、ストーリーも最初から最後までずっと面白いとは何事か。
急速に惹かれ合う二人にドキドキし、そこからの展開もワクワクが止まらない。
最高でした! -
Posted by ブクログ
一言でいうのなら「切なくも美しい12の人生を描いた本」。
短編小説12編が綴られたこの一冊。
読んでいくと、丁寧に描かれた繊細な描写に、その世界がありありと目に浮かぶようでした。
ひとは生きていれば、キラキラした輝かしい人生ばかりではなく。
時に見たくはない・・・裏切りや病・死・貧困等…といった暗闇もあります。
けれどそうした暗闇の中にも、最後に優しい月のような光をてらすこの12編は、読後じんわりとした優しさやあたたかさを感じさせてくれました。
そして物語の余韻が、しばらく胸に残るような…そんな内容でした。
今辛い。
苦しい。
悲しい。
何かモヤモヤとしている。
そんな時ほど、この物語に触 -
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購入済み
面白かったー。
怒涛の展開で、面白かったです。
家族の話がやっぱり落ち着くというか、ほんわかした気持ちになれるし、好きだなあ。辛いことももちろんあるのだけれど。 -
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Posted by ブクログ
主人公の章吾と楚良の純粋な心に、自己中心的な人間ばかりの現代で忘れていたものが見つかった気がしました。特に章吾の母は信じられないくらいのずる賢い母ですが、何も疑わずに自分の余命全てを母に捧げてしまうなんて心が優しすぎて切なくなりました。
技術が進歩して自分の寿命を売買できるようになった世界。貧しさゆえに自分の寿命を3日間分だけ売ってしまった楚良も世界中で貧困の差が激しい現代の象徴のような気がしました。
そんな貧困な楚良ですが他人を思いやる気持ちに心打たれました。しかも自分の余命を省吾が知らぬ間に捧げてしまいその思いを手紙に託して亡くなってしまいます。
楚良から託された命をガムシャラに働き成功を -
Posted by ブクログ
ネタバレWeb版換算だと1章まで。
死の淵から復活の冒頭から、
仲間たちの死を知り、復讐の鬼へ。
単独で敵の四カ国同盟の野営地へ突入。潰走させる。
さらに、三英傑の一人アヤネを捕虜とし、もろもろの功績から騎士へと昇格。
奪還&殺害対象となったアヤネの護衛役にも任命。
彼女には同郷だと理解され、複雑な関係に。
追い詰められた四カ国同盟は採決により、鬼札を切る。
みんな大好きスタンピードでハイセルクを蹂躙させようとすることになる。
その凄惨さよ。
キチンと描いてくれるのは稀有である。
民や仲間達の為に戦うウォルム。癒やすアヤネ。
瀕死からのオーガの目を移植しての復活。
ドラマはそこで終わりではな -
Posted by ブクログ
ネタバレ2巻も面白かった!
薄かったので比較的すぐ読み終わってしまった。
今回は光莉があまり出てこなかったので寂しい。
第一話の「恋の考察をグランマと」のおばあさんのセリフ「自分の大事な部分は自分で守り通さなきゃいけないってこと、人は忘れちゃうもんさ」がめっちゃ心に刺さった。
辛いことが起こることはあるけど、乗り終えるまで見守ってくれる人がいるってステキなことだよなあ〜。
それで、エピローグで、謎の美女登場と、樹恵琉ちゃんとの確執が気になるところ…。
3巻まで出てるみたいだけど、完結したんかな?
そこのところも気になってきた。
もっと続いてほしい。
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