伊坂幸太郎のレビュー一覧
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短編集。それぞれの話ががっちりと結ぶわけではないが、人生と同じようにちょっとしたことがちょっとしたことにつながって、というように奇跡が連なる感じが心地良いPosted by ブクログ
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こんなに登場人物の会話が面白いことはない。4人の強盗たちが好きになった。個性が強いメンバーだけどこのチグハグな性格が良いケミを生み出してる。あと、特に成瀬と響野が「ギャングの美学」にこだわりを持ってて良いなって思った。
『ロマンはどこだ』この強盗たちはロマンを求めてるけど、漫画ONEPIECEのピー...続きを読むPosted by ブクログ -
どうしよう、とても好きだった!
ここまでのシリーズで殺し屋は孤独というイメージを作り上げておいて、本物の家族のあたたかい日常とそれが失われる瞬間を見せてくるの、圧巻
愛をたくさん感じた
克巳良い〜Posted by ブクログ -
明日を生きる活力をもらっただと言い過ぎだけど、そんななんていうか私は毎日をあんまり変わり映えなく惰性で過ごしてるつもりだったけど、それにうんざりだとかそれでも悪くないかもって思えるような今を生きてることに少し前を向かせてくれるようなほんの一筋の希望をほわっと与えてくれる感じの作品。人生何があるかわか...続きを読むPosted by ブクログ
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平和警察の制度を「集団心理の怖さ」と平たくまとめてしまうのはどうにも雑な気がするので、ちょっと噛み砕いて解釈したい。
根本には強権力による抑圧体制、恐怖政治があるのであり、「制度の否定が身を滅ぼしかねない」という思惑が個人レベルに存在する。それは裏返すと「制度の肯定は自身の安全に繋がる」事なのであり...続きを読むPosted by ブクログ -
伊坂幸太郎さんの本だから、ファンタジックな設定があるかもしれないと読んでみたが、時空を超えて人との繋がりを書いた素敵な内容だった。
「あの時のあの人が、今ここで出てくるのか!」
「こういう登場の仕方ね!?」
と、何度も驚かされた。
読んでいて楽しく、人との絆に感動し、前を向いて生きていける小説だっ...続きを読むPosted by ブクログ -
相変わらず凄い。
短編集で、いじめや恫喝、死といった邪悪なものとの向き合い方を描くのは『チルドレン』と似ていて、それを子どもの視点のみで描き切るのが敏腕。
邪悪なものを完全に排除できない世界で、正しく生きることを肯定している。
美しいラスト。綺麗事と言われようが、フィクションの世界ならこれで良い。Posted by ブクログ -
めっちゃ面白そうなので読んでみた。
嘘発見機人間成瀬、スリの天才久遠、体内時計ピッタリ女雪子、演説が止まらない男郷野の、4人が魅力的過ぎ。
冒頭の銀行強盗シーンで、演説してる最中にお金奪うっていう手法がぶっ飛んでてたまらん。
常に先の先の先を読んでいる成瀬優秀過ぎ。
この4人の掛け合いが面白過ぎて、...続きを読むPosted by ブクログ -
殺し屋シリーズは、読んでいて楽しいです。
キャラクターが素晴らしく、七尾と真莉亜はもちろん、ココさん、紙野ちゃん、乾、マクラとモウフ、6人組、高良と奏田、の全員が素敵でした。
キャラ同士の会話や、七尾の不運にクスッと笑いました。
伏線も素晴らしく、読み終わった後、すぐに読み直しました。Posted by ブクログ -
伊坂さんの作品は好きです。
勝手に犯人にされて逃亡するハラハラ・ドキドキの中に、登場人物達のユーモアにクスッとさせられました。
結局巨大な力には勝てないけど、逃げ切ったことである意味勝ちなのかな?Posted by ブクログ -
このシリーズは全部読んでいるが、全部一気読みしてしまう。面白すぎる。
こういったストーリーを思い付く伊坂幸太郎は、どんな頭の中になっているのだろう、と彼の作品を読む度に思う。Posted by ブクログ -
これこれ!これが伊坂幸太郎だ!って思った、
伊坂幸太郎を好きになった作品シリーズ!
序盤から面白かった!
やっぱこの陽気なギャングシリーズは
伊坂幸太郎の中で1番面白い♥
この4人の強盗集団のキャラが大好き!
全員好きだけど、久遠可愛い♥
みんなの会話が本当に面白くて好き。
登場人物も、ちょっ...続きを読むPosted by ブクログ