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福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」は《本が読めて手紙が書ける店》。開いているのは三日月から満月の夜の間だけ。仕事でうまくいかなかったり、恋愛が不安だったり、誰かと話したかったり、家に帰る前にちょっとどこか寄りたいとき、店主の文がつくる気の利いた季節の「こつまみ」が、誰の心もやさしく癒してくれます。ほっこりあたたかくなる美味しい物語。巻末にオリジナルレシピ付き。
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Posted by ブクログ
こんなお店があったら、ゆっくり食事を味わいたくなります。こつまみと言われるおつまみも美味しそうで、店主の文さんの柔らかい性格も大好きです。
どのお話も人情味が溢れていて、とても好きな本になりました。文月私も行きたいです!本当に存在しないかな〜
ほっこりしたい人にぴったり。 派手な出来事はないけれど、店主の文さんがつくるお店「文月」の雰囲気も、美味しそうな「こつまみ」もなんとも心地よい作品です。
いろんな人の視点で描かれている。お店という1つの場所で所々接点がもたれてるので同じ時間が流れている感じもすき。自分に作るご飯も本に描かれてるようなもの食べたい。
こんなカフェあったら行きたい! 福岡弁も可愛いし、知らなかった福岡の街の魅力が盛りだくさんで福岡に行ってみたくなる。 お話もそれぞれほどよい長さで元気がでる。 前向きに明日も頑張ろうと思える本だった。
短編集なのかな。ちょっと物足りない、この先が気になるところで終わる感じ。続きが読みたくなってよいのかも。(それぞれのお話に続きはあるのか?) 文さんの人を癒す力、いいな。東京では発揮できなかったけれど、お父様の生まれ故郷の博多で落ち着いた。こつまみとおすすめのお酒を片手に、読書と手紙を書きたい。
個人経営のカフェに行きたくなる。 カフェ店主文さんのお店を訪れるお客さんたちのちょっと温かい物語。 問題が解決するわけではないけど、前向きになる匂わせハッピーエンド的な終わり方も良かったです。 ゆるっと幸せな気持ちになれる小説です。 福岡に行ってみたくなりました。
最初は、方言が読みづらいのと、有り得ないような営業形態が引っかかって、微妙な感じで読んでいたけど、途中から方言にも慣れ、お店の雰囲気にも慣れて、楽しく読めました。 どうしてこういうお店なのか?文さんって何者?という疑問がどうでも良くなってきたところで、少し色々分かります(笑) 人間みんな、色々抱えな...続きを読むがら頑張って生きているんだなと、改めて思える一冊でした。 福岡、大昔に行ったっきりなので、行ってみたくなりました。
ほっこりと心が和む物語。 福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある「文月」は本が読めて手紙が書ける店。サイコーだわ。 開いているのは、三日月から満月の夜の間だけ。 そこが静かな空間で心安まる感じ。 店主の文がつくる気の利いた季節のちょいごはんが来る人の心を優しくさせる。いいです。 通いたくなる...続きを読むお店。 近くに欲しい。
博多の三日月から満月までの間しか営業しないお店「文月」を舞台にした短編集。 どのお話の登場人物も、自分の生き方に真面目に一生懸命に向き合っていて、その疲れを文月で癒やしている。 こんな行きつけを見つけたいと思いました。 共感できる言葉も多く、 忙しい毎日の中で、文月のお客さんのようにふとひと息つける...続きを読むようなお話でした。
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