桜の木が見守るキャフェ

桜の木が見守るキャフェ

800円 (税込)

4pt

3.3

満開の桜も素晴らしいけれど、散り際にも楽しみはある――。

『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』『伝言猫がカフェにいます』の
著者が贈る、かけがえのない人生の物語。

庭にヤマザクラの大きな古木がある〈キャフェ チェリー・ブラッサム〉。
祖母と母から受け継いできた洋館で、緋桜(ひお)は、
季節の和菓子と茶を提供している。

訪れるのは、犬を連れて散歩にくる老人、
長年連れ添う国際結婚の夫婦、
保育園からの帰り道に通りがかった親子、
自分が進むべき道に迷う少女……。

桜の木は、今日もゆったり、行きかう人々を眺めながら、
各々が抱える悩みや秘めた思いに耳を傾け、静かに寄り添う。

四季の移ろいと人々の交流を、優しくゆったりと描く再生の物語。

文庫書き下ろし。

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桜の木が見守るキャフェ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「桜の木が見守るキャフェ」標野凪 著(文春文庫)
    うつろう季節と訪れてくれるお客様との交流にそっと寄り添うヤマザクラ。
    親子3代にわたって受け継がれてきた洋館で営むお店、というのも素敵。

    店主の緋桜の家族、料理上手なお父さんと、好きなようにすればいいという距離をもちつつも見守っててくれるお母さんと

    0
    2024年04月19日

    Posted by ブクログ

    美味しそうな和菓子にお茶、ゆったりした雰囲気と、舞台になったカフェがとても素敵だった。

    章ごとに誰かをフィーチャーするのではなく、1冊を通してそれぞれの機微を描くという筋立てで、ストーリーの本筋を掴みにくく、展開も冗長に感じてしまった。

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    シンボルツリーのヤマザクラがあるお店「キャフェ チェリー ブラッサム」
    落ち着いた空間で頂くお茶と季節に合わせた和菓子が美味しそうで、お客さんが癒やされていくのも納得。
    一つ気になったところは、語り手が短い間隔でどんどん変わっていく点。
    あまりに細切れで変わっていくので、気を抜くと「???」となって

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    一本の大木、ヤマザクラが目印のカフェが物語の舞台。
    季節のお茶やお菓子、店内に生けられる季節のお花。移ろう季節の中で人々の優しく穏やかな交流が描かれていた。

    舞台設定やお茶、お菓子、お花と好きなものばかりだったけれど、何だか読みにくかった。
    ヤマザクラが語ったりするところがあったり、何かを伝えよう

    0
    2024年04月29日

桜の木が見守るキャフェ の詳細情報

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