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余命宣告を受けた学生が、 “命をかけて”受けたいと願った伝説の授業の完全翻訳版! --人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか ※本書の第1講、第8講~第15講、「死についての最終講義」は、 『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義〔日本縮約版〕』と同内容です。 第2講~第7講の追加に伴い、原書に従う形で一部を再編集しております。
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Posted by ブクログ
前著も読んだ。前著と完全版との違いは魂は存在するか?を語っている前半部分。魂が存在するとしたら?を哲学的に様々な観点から考察した内容となっている。とても勉強になる。しかし、本著で最も伝えたい「どのように生きるべきか」は完全版でなくとも前著で十分と思う。より深く知りたい人向け。 本書の結論は次の...続きを読む通り。私たちに魂は存在せず、人間というのは肉体を持った機械にすぎない。しかし、ただの機械ではなく「愛したり、夢を抱いたり、創造したり、計画と立てたり、それらを共有できる」人格を持った驚くべき機械である。 死はその機能を果たす機械が壊れただけのこと。なので死を過度に恐れるのは不適切な反応といえる。 不死は良いものではなく、人間にとって災いになる。でも死はいつも早く訪れ過ぎる。 どんな状況でも「生き続けるほうが幸せだ」とはいえない。死んだほうがマシな状況は存在する。しかし自殺はある条件を満たしたとき決断するべき。 完全版の胆である、魂が存在するか?については「信じるにたる真っ当な理由がない」と結論していた。二元論者(魂を信じる人)は「自由意志があるのは魂があるからだ」と主張する。しかし、最新物理論では「自由意志はAIでも再現可能で、量子の振る舞いは自由意志そのもの」とされている。これは自分がなるほどと思った一説。 自分が死について恐れているのは「経験できることを剥奪される」からだと納得できた。若いときに死ぬのは「経験するであろう未来を剥奪される」意味で悪い。しかし、年老いて「なにかを経験できることより生活するほうが辛い」ことがあり得る。その場合死ぬのは良い気がするので、自分は「年老いたら死を選ぶ権利」が欲しいと思った。
全人類の共通課題→「死」について イェール大学の教授による解説 ・死は怖いものではない →死後の世界は現在にあり、要は誰が死んでも世界は変わらないと。 実際人格や記憶が無になるだけ。 お母さんのお腹の中の記憶はありますか?という逆説的な問い。 剥奪説という考え方で、要は未来生きてればできること...続きを読むが奪われると考えるから怖いだけなんだ、と。(なので自殺はこの逆、生きることが怖いとなるから起きえる事象) で、本著から学べることとしては、要は死をどう捉えるか、ということ。 締切として捉える、死は怖くないけど死ねば無になる。 なので死期がわからない今をどれだけ懸命に生きるか。 それは仕事でも趣味でも家族との時間でも何でも良いけど有意義に生きようね、という圧倒的な哲学的名著
とても分厚い。ずっと読みたかった本。物心ついたころから死に恐怖を感じていた私にとって、この本は「絶対に読まなきゃいけない本」だった。今は忙しくて死について考えることは少ないし鈍感になってしまった。 この本を読む間は改めて深く死を考え、 ある意味ポジティブに受け止めることができるようになる。
哲学書を読みたいと思い本屋に行ったところ表紙に吸い込まれ購読しました。 誰にもいずれは訪れる「死」について 様々な観点から考えれる本 これを読んで、死生観というものを考え持ち始めました。 今をより強く楽しく、一瞬を大切に刻みながら人生を謳歌していきたいですね。
死について徹底的に考えた本。でも難しい話ではなく、わかりやすく親しみの持てる語り口なのでスラスラ読んでいく。翻訳者のセンスでもあるな。 人間は人格という機能を有する機械に過ぎず、死ねばその機能を失うので死は終わり。だが永遠の生を考えてみると死は救いでもある。状況によっては自殺も許容されるべき。この本...続きを読むを読んで著者の考えに染まっただけの可能性はなきにしもあらずだけど、自分の死の捉え方も同じ。ただ、それをこれだけ深く掘り下げているのは凄いな、その道のプロとはいえ。 二元論と物理主義、魂の存在、デカルトやプラトンやノジックやヒュームなどの哲学など、結論に至るまでの検討が面白い。
とても興味深く、時に面白く読めた。700ページを超える本書だがそれを感じさせない読みやすさだった。 哲学は気難しいイメージだった。そして読み終えてそれは変わらず。ただ、物事を多面的に見るのは深い事だなと感じた。 内容としては、プラトンの下りあたりが読みにくかった。どうも昔の人物が出てきて、細かい話を...続きを読むするようなエピソードは苦手なのかもしれない。あと、例え話は突飛もないものが多かったが、納得出来る話が多く、死をテーマにしながらクスリとする事も。ただ著者の恐れに関する感情はあまり同意出来なかった。また読みたい。
原書で読みたい。 先に哲学の入門書を読んで予習しておく事をお勧めする。 疑ってかかるという哲学のお作法を頭に入れてから読めば、割とすんなり内容は入ってくる。 問題はその内容のどこを受け入れ、どこを拒絶するか。
死とうまく向き合えば成功するかも 成功するには具体的な目標を立て、イメージしろとはよく言われている。 そして、7つの習慣では自分が弔事を読んでもらうイメージを持てと書いてあった。 人生の最終目標は死ぬことである。ということは死をイメージしておけば人生は成功するのかもしれない。死については怖いイメー...続きを読むジしかなく、ある本には怖いのは情報が少ないからだと書いてあった。 この本を読んで、死に対する怖さの原因、死のイメージを変えてうまく向き合って利用の2点を学ぶことができた。 ・死んだところで、世界は大して何も変わらない ・死んだあとは無になる。夢見ずに寝てるのと同じ。いつも経験してるし怖いことなんてない。 ・それでも死が怖いのは、残された人生に希望があるから。逆に人生に絶望してる人は死にたくなる。 死にたくないということは、残りの人生が希望に満ちている証でもある。しかし、死という最終目標を意識せずにダラダラと人生を過ごしてしまうと、死を近くにした時に後悔が残る。常に死という最終目標をイメージして毎日全力で取り組もうと思った。
初めこの本を取った時手っ取り早く死ぬことについて考えたかったのだが、本書ではまず魂の有無について、人格についてを論じていくため、好奇心がついてこずなかなか読み進めるのが大変だった。ただ有名な哲学者の意見を引用し、それについて批評していく形式については他の哲学の勉強にもなりわかりやすかった。私が本書を...続きを読む読んで至った結論は私たちは死んだら無になるだけなので、それまでに懸命に生きれば良いのだろう。死ぬことについて恐れず今生きていることを感謝して生きたい。
講義調でやや冗長ながらも、死と徹底的に向き合う全750ページ超は、人生を再考する恰好の機会と視点を与えてくれる。 死といかに向き合うべきかは、すなわちどう生きるべきかと同義であり、ゆえに死とうまく向き合うことは、うまく人生を生きるために欠かせないことなんだと改めて。剥奪説の考察など、なるほどと膝を打...続きを読むつ論考も随所に。 "人生は、何もしないには長過ぎるが、何かをするには短すぎるーーあまり時間はない。人生は、二、三度のやり直しをするには十分に長いが、その機会はそれほど多くない。だから私たちは注意を払わなければならない。人生で何をするべきか、人生をどう満たすべきなのか、何を目指すべきなのか、と問わなければならない。"
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