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「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位。今、最も読むべきミステリ!! 聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。不可解な毒殺は祟り神として祀られた聖女による奇蹟なのか? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)は人の手による犯行可能性を数多の推理と論理で否定し、「奇蹟の実在」証明に挑む。
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Posted by ブクログ
個人的にはこれの1つ前の作品「その可能性はすでに考えた」よりも断然好きな作品だった 途中少し面白い展開やイラッとする場面があり抑揚がある所が特に自分に刺さった 私情ではあるが風邪の時スマホを見ないようにと思って買ってあったこの本を読ませて頂いたがその日は気づけば読む手が止まらず有言実行できてしまった...続きを読む 話は難解な部分もあるけれど、予想しえない様なミステリー小説が読みたい!という人には強くおすすめ致します!
前作より圧倒的に楽しめた。傑作! 前作を読んだ際に、ちょっと「物語」として弱いな、と感じたのは、推理バトルの単調さを防ぐための展開にやや漫画的な展開が見られた(例えば探偵役が負傷するなどの状況下でその命のタイムリミットが設定され、推理バトルをして彼を救い出そうとするなど)からで、「まあ助かるだろう...続きを読むしな」と思ってしまったからだった。また、探偵が謎を解き続ける目的も、終盤まで焦らされた割には、とくに驚かされるものではなかった。 だが本作は漫画的な展開がより誇張されてちゃんとドキドキ感が生まれているし、第1部の最後か ら物語の加速度が凄まじく、探偵のロジック以外にも「結局この物語はどう畳まれるのか」が読めなくてページを捲る手が止まらない(と言うのはさすがに嘘で、ちゃんと立ち止まって反芻しないとトリックを楽しみきれないと思ったから)。なんならこれ以降続編が出ていない状況下で読んでいたわけで、「こりゃこいつらの誰がが……?」くらいのハラハラが最後まで持続する。読み終わった後も満足感がたまらない。1日で読んでしまいました。
「でないことの証明」という難しい方法で奇蹟を追い求める探偵の続編! そっかそっか、「でないことの証明」って魔女裁判と同じ構図なんだね。奇蹟の証明というよりも魔女裁判での弁護っていうほうがしっくりくる。 トリック一辺倒ではなくストーリーが面白い。 唯一無二感のある作品で好きです!
「その可能性はすでに考えた」の続編という事で、前作が非常に面白かったので読んでみました。 登場人物が魅力的というだけでなく、その論証も非常に面白くて、今回も一気に読んでしまいました。 最期のどんでん返しもあり、何通りの結末を考えているの?と思わず疑問と共に興奮しました。
『その可能性はすでに考えた』の続編でこの作品は前回の作品よりストーリーが作り込まれていて物語に入り込めました。 盃を回し飲みをし何人かが毒殺された。 その可能性を全て否定していく様は爽快でした。
「その可能性はすでに考えた」シリーズの2作目。今回は聯くん頑張る&フーリン焦るの巻(違)今回もひたすらいろんな殺害方法が出てきては矛盾をつくスタイル。贅沢。そして主人公探偵の登場の仕方がかっこよすぎ。 私の推しキャラリーシーは今回もやってくれますよ(笑)
前作では「本格ミステリにこんなことができたのか!」と「奇蹟を追い求める探偵」というキャラクターや、それだけでも一つの作品が書けそうな現実離れしたトリック、そしてそれを凌駕する見事な反論に驚かされた。 そして2作目である本作では、その驚きはさらにパワーアップしている。 まず注目すべきポイントは「仮説...続きを読むの多さ」だ。 奇数番殺害説(アミカ単独犯説) 時間差殺害説(翠生、紀紗子共犯説) 一人前犯行説(アミカ、花嫁、キヌア複数犯説) 犬故意乱入説(双葉、花嫁、共犯説) 全員共犯説 ピザ毒混入説(花嫁がアミカのピザに毒を混ぜる) 砒素耐性説(花婿母と妹二人、又は花嫁も砒素耐性) 屋根裏の暗殺者説(家政婦が屋根裏から管で毒混入) 酒器仕掛け説(酒器を三層に分け、後半のみに毒) ざっと9個もの仮説が出てきており、そしてそれら全てに対して、"濡れたサンダル"や"高級な着物"などの伏線を回収しながら、見事な反論がされている。 前作同様、前提を覆す、仮説とは比べものにならないほどのシンプルな真相も良かった。 箇条書きにしたり、表にしたりしてまとめてくれる優しさもありがたい。 書くのは大変だろうが、三作目にも期待したい。
ゆっくり時間がある時に読まないと理解が追いつかないが、本当に好き 作者の頭の良さがよく分かるシリーズだなと思う
「その可能性はすでに考えた」の続編に当たる作品。 相変わらずマンガチックな推理合戦のお話であるが、今回は物語の展開が見事。 前作は登場人物の自己紹介的な意味合いがあったのもあり、キャラクターの個性を活かしきれてなかった感じがあるが、今作は見事に活かしている。それぞれの役割、行動が違和感なく、読んでい...続きを読むて楽しい。 物語は大きく前半部分と、後半部分に分かれている。 前半部分は、田舎で行われた結婚式の風習で、大杯に注がれた酒を親族でまわし呑む行事の最中に、なぜか男性陣だけが死んでしまうという事件が発生する。花嫁をはじめ、親族の女性たちも大杯の酒を飲んでいるのに、死んだのは男性だけという不思議。一体犯人はどんなトリックを使ったのか、犯人誰なのか。 前半部分のラストで犯人は明らかになる。 ええ?!そうだったの! と驚いた瞬間に前半終了。 後半部分は舞台が変わり、中国黒社会のボスの所有する洋上の船の上。そこで、前半部分の事件が意外の展開を見せる。一気にピンチに陥る主人公。絶体絶命、脱出不能な状況でどのように事態を打開するのか。ここでも繰り広げられる推理合戦。果たしてどのように収まりをつけるのか。 この段階まで主役である探偵ウエオロジョウは登場しない。ああ、今回は探偵は登場しないのかな、と思っていたら、ラスト付近でカッコよく登場。いやはや、今回はとてもカッコ良いよ。 ここで言ってほしい時に出てくるこのセリフ 「その可能性はすでに考えた」 これがバッチリはまっている。良い。 前回みたいに軽々しく使っていないところがいい。最後のクライマックスへむかう流れが、気持ちよくて、納得の出来だった。 まあ、推理トリックについてはそれなりな感じだけどね。ストーリーの流れがいいよ。 とても面白い展開で、とてもよかった。良書。
相変わらず井上真偽。 めちゃくちゃ好きです。 こちらも奇跡を証明するために、不可解な事件を検証していく。 大好きな「その可能性はすでに考えた」に続く第二弾。 上苙さんとフーリンさん、八ツ星くんまで豪華なメンバーで大満足。 途中証明が一回で理解できない部分があったけど、ちゃんとじっくり読み砕けば理...続きを読む解できます。 どうにか井上ワールドを体感してほしい。 「不可能を証明されたわけではない。」
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聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた
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井上真偽
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