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山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。唯一生き残った少女には、首を斬られた少年が自分を抱えて運ぶ不可解な記憶があった。首無し聖人伝説の如き事件の真相とは? 探偵・上苙丞(うえおろじょう)はその謎が奇蹟であることを証明しようとする。論理(ロジック)の面白さと奇蹟の存在を信じる斬新な探偵にミステリ界激賞の話題作。
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Posted by ブクログ
怪し気な宗教団体で起きた集団自殺に一人の生き残りが しかしそこには逆密室と不可能殺人があった これは巧妙なトリックかはたまた奇跡なのか 探偵はあらゆる可能性を否定できれば奇跡が残ると言う 次々と繰り出されるトリックを片っ端から否定するスタイルは斬新なミステリー作品だ
「〜である可能性」を論破していく爽快感。 最高のロジックエンターテイメント、ここにあり! 新興宗教の村で起きた、血なまぐさい事件で起こった「奇跡」が「奇跡」であることを論証していく物語。 これがただ論証していくだけでなく、「〜である可能性」を仮説として論証を崩そうとする人の対立しながら進行していく...続きを読むのでハラハラドキドキ感も楽しめます。 面白いポイントの1つに、主要な登場人物に中国の人が出てくるので、中国単語が飛び出してきます。 中華の雰囲気が好きなので、お気に入りポイントです。 6章からなっていて、だいたい各章「仮説編」と「論証編」の形で構成。 「仮説」でも納得してしまうところを、「論証」で見事に論破されてしまう爽快感! 読む手が止まらなくなるかも。 ご注意を。
ミステリーは普段あまり読む気が起きませんが、読書好きの友人からクリスマスプレゼントでこの本をいただき、読んでみました。 ミステリーってこんなに面白いんだ! もっとミステリーを読んでみたい! もっと井上真偽さんの作品に触れてみたい! と思わされる本でした。 面白くて、夜更かしして一気に読み進めてし...続きを読むまいました。 小説の世界って面白いなぁ〜、 いろんな本に出会ってみたいなぁ〜、 という気持ちになる本でした。 本の内容的には首切りなどの生々しい表現が多いですが、読み終わったあとは、清々しい気持ちになれる本です。 この本をプレゼントしてくれた友人に心から感謝します。ありがとう!!
面白かった! 山奥で起こったカルト教団の集団自殺の中で発生した不可解な一つの謎。それに対して奇蹟を信じる探偵が、その謎が奇蹟であることを証明しようとする、というあらすじ。 一般的に推理小説では、不可能に見える事件に対して探偵が可能であることを証明しようとするのに対して、本作では、探偵自身が不可能であ...続きを読むることを証明しようとしている。 まさか、そういう設定に持っていくようなミステリがあるなんて思ってもいなかった。 登場人物たちのユニークな設定も相まって、本格ミステリとしてだけではなく、エンタメ小説としても、とても楽しめた作品だった。
YouTubeで紹介されていたので読んでみたが、非常に面白かった。3時間くらいで一気に読み終えてしまった。 一つの事件に対して複数の面から掘り下げていき、真相に辿り着く手法は見事と思えた。この作者のミステリ本をもっと読みたいと思える作品だった。
ミステリー好きの人にはぜひ読んでほしい作品です。 「考えられうるあらゆる可能性を否定する」という手法で謎を解いていくのがとても斬新でした。 中国語や宗教の専門用語とかが多く出てきて少し難しいなと思ったところもありますが、それを覆すほどの内容でした。
「このようなことが起こった」という通常のミステリとは逆に、「このようなことが起こったはずはない」と証明する否定のミステリ。 起こり得る仮説を否定する論理は極めてロジカルであり、ある程度正しいのだろうが、それをさらに否定する説明もおそらく無限にある。それを覆い隠し煙に巻くような外連味溢れる展開や文章が...続きを読む自分好み。 衒学的なところは麻耶雄高へのリスペクトを感じる。
ここでの評価があまり良くないので、難しいのかなーと恐る恐る読んでみたら私は好きなタイプだった!百回に一回でも起こり得る可能性が示せれば相手側の仮説として成立するのに対して、探偵はその可能性が決して生じないことを確実に証明しなければならないという仕組みも初めて読んだミステリーで面白かったし、それ以上に...続きを読む次々と現れる刺客たちを探偵が華麗に負かしていくストーリーが良くて頁を繰る手が止まらなかった。続編も読みたいなぁ。
奇蹟を追い求める探偵。普通の探偵者とは違うアプローチでおもしろかった。 色々な仮説を読めるのも新鮮だし探偵が反証するのも見ものです。 個人的には内容は少し難しい気もした。
山奥の村で起きた集団自殺。 唯一の生き残りの少女は自身の生存に死人が関与したと主張する。 神の起した奇蹟か或いは人の為した凶行か、探偵は奇蹟を証明するためにすべての可能性を否定しようとする・・・。 まぁ可能性全てを羅列して全てを否定するのは不可能に近いので、探偵に挑戦する者がもっともらしい推理を披...続きを読む露してそれを探偵が否定する流れを取っている。 なので真相を求めるというよりも最後までもっともらしいことを述べた方が勝ちになる。 屁理屈が好きなら読んでみる価値あり。
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井上真偽
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