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雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのにいずれが犯人でも矛盾。この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)が見事解決ーーと思いきや、癒やし系天才美人学者の硯(すずり)さんは、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!! 他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生! 大ヒットミステリー『その可能性はすでに考えた』はここから始まった!?
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Posted by ブクログ
ミステリ小説と思って読んだら難しい数式が立ち並び読者を数学論理の世界に引き摺り込む世にも珍しい小説だった。内容もちゃんと練られており、ジャンルとしてはミステリになると思うが所々に出てくる専門用語(シークエント計算とかもはや読者に分からせる気ないやろ!)の内容が全体の3分の1くらいを占めていてメフィス...続きを読むト賞も頷ける奇天烈な内容であった。この著者はもはや小説ではなく学者とか違う分野でも成功できるのでは?次作のその可能性はすでに考えたも最高に面白いのでまだ読んでない方本書も合わせては是非読んでみてほしい!
もっと評価されていい。 後にも先にもこんな推理を見せてくれる作品は無いのでは。 恋愛要素のところで若干の取っつきにくさを感じたが、オチで腹落ちさせてくれる設定も妙で、感服。 シリーズ化を強く望みますが、難しいのかなぁ。 本当に読んでいて楽しいのが素晴らしい。変にセンセーショナルな展開で釣るのではなく...続きを読む、平々凡々な進め方をしているのに常にポジティブな場所へ読者を連れていってくれる才能が素晴らしい。
91点:僕が絶対不変の事実と信じていた公理が今、形を変えた。 天才的な伯母に探偵の推理があってるか検証してもらう主人公。そもそもなぜ検証してもらうのか?圧倒的傑作!
探偵の推理を検証するメタ探偵・数理論理学者の硯と、甥の森帖詠彦コンビが活躍する連作短編集。 それぞれの短編に登場する探偵たちも超個性的な曲者ばかり。 連作短編ならではの全体におよぶ最後のもうひとひねりもお見事(ひっかかりも雲散霧消)。 解説にも書かれていたが本書の目玉である「数理論理学」による検証が...続きを読む難解で、その過程にカタルシスがないのが玉に瑕か。 著者の作品は本書以外にも読んでいるが、ラノベ的会話のやりとりにおけるユーモアセンスがずば抜けていると思う。一度たりとも浮いてしまったり、すべってしまった場面に遭遇した記憶がない。
ちょっと変わった小説 論理数学が題材になっているので式とか理論の話がいっぱい 作中に出てくる問題を一緒に考えながら読めて楽しかった 理系の端くれとしてちゃんとペンと紙で硯さんの発言を理解しようと努めながら読んだ ストーリーのオチが2段になっているというか、2筋ある感じで続きが読みたくなった 現...続きを読む時点ではないみたいだし、別作品で有名になった方のようだけど…… でも新鮮で楽しい読書体験ができました 手を動かしながら読める小説っていいな…!
探偵が既に推理したトリックが実現可能かどうか、数理論理学を以て検証するという珍しい小説だった。 テーマが難しいので、もっと読むのに時間がかかるかと思っていたけれど、地の文の軽さや、キャラクターのコメディ感でバランスが取れているのかテンポよく読めた。 有識者が読んだらどうコメントするのかわからないが、...続きを読む数理論理学に興味を持つきっかけになる一冊だと思う。
名探偵が披露する名推理に潜むバグを瞬時に見抜く天才学者 4つの事件とエピローグで明かされる本当の目的で二重構造のミステリー がっつり「数理論理学」の難解な講義を読む…ことをクリアできるかできないか…それが問題だ □P:この本を最後まで読めたらクリアできた True or False
そうか、これもミステリなのか…というのが正直な感想。これまであったような、事件が起こって探偵が謎を解決して…そこで終わるのではなく、さらにその探偵の推理が正しかったのかどうかを論理学的に証明する――はぁ~よく考えますねと感心(^^; 超ド文系のワタクシ、数式を見て一瞬ぎょっとしましたが、論理学初心者...続きを読むの主人公がストーリーテラーであるのでちゃんと解説もあって、結構面白く読めました。文庫版を読んだんですが解説にもある通り、中編3編をエピローグが串刺しにする構図――これはお見事です!ていうかコレ、続編あるんですよねっ⁈
「推理」でなく「検証」。 始めは「?」でしたが、読み進めていくうちに、なるほどと唸りました。 解説にも書かれていましたが、数式とか出てきて、ド文系の僕からしたら「うっっ」ってなりかけましたが、それでも読み進めていくうちに、ちょっとずつ分かるようになりました。 そして何より面白い。 難解なトリック...続きを読むを見破ると言うのがミステリの王道で本書も同じですが、アプローチの仕方が今まで読んできたミステリと全然違う。 数理論理学的に矛盾する部分を分かりやすく、整理して数式にしているのがすごく面白い。 硯さんに惚れました。 井上真偽さんの作品はまだ『その可能性はすでに考えた』を読みましたが、すごく作者の頭の良さが滲み出てました。 圧倒的な知性で読者をボコボコにするのですが、それでいて分かりやすいし面白い。 大好きな作家さんになりました。
硯さんと詠彦くんの掛け合いが非常に魅力的で面白い作品でした。また、ある解決済み?の事件に対して別の角度から検証するということが新鮮でした。 最後は、「そういう事だったのか!」と安心させてくれると共に納得する作品でした。
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