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いじめ、うわさ、夏休みのお泊まり旅行…お決まりの日常から逃れるために、それぞれの少女たちが試みた、ささやかな反乱。生きることになれていない不器用なまでの切実さを直木賞作家が描く傑作青春小説集
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Posted by ブクログ
すごいな、これ。1994年頃に描いた作品とは思えないくらい現代で。 や、現代の学校模様のほうがテクノロジーの進化でより、卑劣か。 4つの短編小説なんだけど、どこかで身に覚えのある感じ。 当事者だったり傍観者だったり、どこかに自分という存在がこの話にいて、 それがまたゾッとした。よくないことだ。 とく...続きを読むにいじめを描いた「放課後のフランケンシュタイン」は厭な話だった。 中二病感あって、ずいぶんと昔に学校というものを卒業したわたしでも感慨深かったです。
私もなんとなく普通の未来がこわくてレールからはみ出したタイプなのでそういうことはよくわかります。 説明できないけど、そういうことなんだと思います。
1995年くらいの作品 小学生、中学生、高校生の少女達の感情 その時でなく 歳を重ねてから腑に落ちる 考えていなそうで 案外いろんなこと考えていたあの頃 解説西田藍に興味がわいた 「小さな世界の衝撃」とする解説に驚いてしまった 私が感じたことを見事に文章にしている アイドルやりながらエッセイとか...続きを読む書いてるらしい 可愛い なんか悔しい 「パーマネントピクニック」 思春期の危うい死生観 死を望むことに明確な理由がない だから醒める時も一瞬 「学校ごっこ」 小学生、そうだった様な気がする 私達は 学校で自分の役割を理解して 演じていたのかもしれない 「夏の出口」 高三女子達の一夏の冒険にならざる冒険
逃げ出したい気持ち、このままでいいのかという焦り、もっと奇抜な人生を送りたいという進路の悩みを鮮明に描いている。その不安定な感情に懐かしさやもどかしさを覚える。
読み進めるうちに蓋をしていた小学生から高校生時代の感情を覗いている感じ。理由なく何でもできる気でいたり、何者にもなれない気でいたり..。「放課後のフランケンシュタイン」が好みかな。私の電熱器のコンセントはいつ抜かれたんだっけなぁ。いいや、蓋しとこ。
短編集。思ったよりも暗くて重い話が多かった。学校ごっこ、子どもの無邪気で可愛いところと不気味なところがよく描かれていると思うけど、なんだか怖い。最後の夏の出口は好きだった。タイトル忘れてしまったけど、いじめの話はなんとも後味がわるい。あの主人公の家庭環境とか、ああなった背景が描かれていないから余計に...続きを読む。
学生時代の心の歪み、憧れ、虚無感を結末のない形でまとめた短編集。今、どこにいるのか?迷い迷って足掻く姿がよく表されていて良い短編集だった。
まだ自分の存在を認識できない少女たちのささやかな反乱。小学生から高校生までの不器用で切実な日常を描く青春小説。 女子の世界は、男子にはとてもじゃないが理解できない。その言動の意味するところや目的が想像を越え過ぎる。あの頃の女子たちはこんなことを考えていたんだと、今さらながら納得する。
小学校から高校生までの少女たちの閉塞感、不安感を描いた短編集。どの少女たちもさほど深い思慮があるわけではなく、残酷なほどに生き物として生きている感じだ。そう、子供の頃はそうだったと思い出す。
小学校から高校までを舞台に、校内での人間模様を描いた短編集。「紙の月」以来の角田光代。 90年代半ばに書かれた作品の文庫新装版だからか・・・ちょっと不思議な読後感の作品ばかりでした。 可もなく不可もなく??ミステリとか重い作品読みたくない時の「軽い読み物」としては、まずまずかと・・・
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