言ってはいけない―残酷すぎる真実―

言ってはいけない―残酷すぎる真実―

858円 (税込)

4pt

この社会にはきれいごとがあふれている。人間は平等で、努力は報われ、見た目は大した問題ではない――だが、それらは絵空事だ。往々にして、努力は遺伝に勝てない。知能や学歴、年収、犯罪癖も例外でなく、美人とブスの「美貌格差」は約三六〇〇万円だ。子育てや教育はほぼ徒労に終わる。進化論、遺伝学、脳科学の最新知見から、人気作家が明かす「残酷すぎる真実」。読者諸氏、口に出せない、この不愉快な現実を直視せよ。

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言ってはいけない―残酷すぎる真実― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     面白かった。心拍数の低さと反社会的・攻撃的行動の相関関係が興味深い。ある程度の犯罪は治療可能な病気。本書で取り上げられた例のように、小児性愛が脳腫瘍によって引き起こされているなら、本人の意思ではどうにもできず、更生を説くのは無意味ということになる。問題解決のためには原因に正しくアプローチすることが

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    遺伝や外見など、生まれつきの基本的には変えられないものの影響が実は大きいという内容。
    様々な大規模調査や実験データが紹介されており、その結果を元に考えられている仮説がその後に紹介されるが、仮説を読む前に自分自身で仮説を立ててから読むとより面白くなると思う。
    中には仮説同士で矛盾が生じている部分もあり

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    面白かった

    平等が大事!と思ってきたけれど、男女や個々人で生物学的・遺伝的に違うことを認識して認めた上で捉えなければならない

    都合の悪い真実も目を逸らしたり投げやりにならずまっすぐ受け止めて対処する方がずっといい

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    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    犯罪分野の実務家としては非常にためになった。エビデンス的には、家庭環境よりも遺伝とか仲間関係の方が重要、というのは覚えておきたい。

    0
    2023年08月03日

    Posted by ブクログ

    人種による能力の違いや、性による違いなど、差別として非難されることの多い話題を、統計や科学を用いて論理的に説明していて勉強になりました。

    0
    2023年07月26日

    Posted by ブクログ

    こういう人間をとことん1つの動物のように分解する本が好き。
    一卵性で別の環境で育った子がまったく同じような人生送ってるとか、性にたいすることとか、それを言ったらおしまいじゃないですかーのてんこ盛りで痛快

    0
    2023年05月22日

    Posted by ブクログ

    「不愉快なものにこそ語るべき価値があると考えている」
    「きれいごとをいう人はいくらでもいる」
    以上は2016年に書かれた本著の一節であるが、よりインターネット・SNSが普及してきた現代においてより肝に銘じておくべきことではなかろうか?
    甘言や事実を捻じ曲げたようなメディアやポストで溢れかえっている現

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    遺伝と環境要因に関する章(12、13)か面白かった。それまでは遺伝がほぼ全てを決定する、という流れで進んできただけに、親として何ができるかについてのハリスの集団社会化論は興味深い。子供にとっての環境(影響を大きく受ける)の大部分が学校など、家庭以外の環境であるなら、そういう環境を提供してあげることが

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    事実かどうかはともかく、面白かった。

    人間の本能と理性を、これまでの自分の人生と照らし合わせることで理解することができた気がする。

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    面白い本だった。タイトルから下世話な話かと思ったが、遺伝的な人間の本質に光を当て、人間の本質を解く本だった。人間とはなんなのだろう。親のできることは、環境を与えることと言うのは大変参考になった。教育には限界がある。

    0
    2024年01月04日

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