狐笛のかなた

狐笛のかなた

693円 (税込)

3pt

小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸をめぐり、小夜と野火の、孤独でけなげな愛が燃え上がる……愛のために身を捨てたとき、もう恐ろしいものは何もない。※新潮文庫に掲載の〈「児童文学」という魔法 宮部みゆき〉は、電子版には収録しておりません。

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狐笛のかなた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    美しい物語だった。ファンタジーそのもの。
    読み終えて心がきれいになった気がします。、
    一冊完結だけど、もっと知りたい。

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    買った覚えがないけど家にあった。
    初めての作家さん。
    児童文学、ファンタジー系の作家さんらしく。
    面白かった!
    霊狐だったり、心が読めたり、中国のフュージョン時代劇な感じ。ドラマ化して欲しい!
    小夜と野火がせつないけど、ハッピーエンドで良かった。
    結末は満足だけど、続編も期待してしまう名残があるし、

    0
    2023年11月29日

    Posted by ブクログ

    上橋菜穂子さんの世界は初めてです
    野間児童文芸賞受賞作品
    これは児童対象だけでは終わらない、大人でも充分過ぎる程楽しめる和製ファンタジー、そして純愛物語だと思います

    古き日本が舞台の郷愁を誘う世界観
    豊かな自然と美しい風景描写
    狐や天狗の和テイストが不思議な世界へ、そして何処か子供の頃へタイムスリ

    0
    2023年09月28日

    Posted by ブクログ

    ファンタジーと分かって読み始めても、通勤電車の中でさえ、その景色が見えてくるくらい夢中になり、何度も自分がどの駅にいるのか分からなくなった。誰かを想う気持ちが強いとこんな事も起きるんだ、と悲しいのか嬉しいのかも分からなくなった。
    だけど、2人にとっては良かったんだな、と思えた。

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    おすすめされたため読んでみた。
    呪者の使い魔である霊狐の野火と、人の心の声が聞こえてしまう小夜が、2つの国の争いに巻き込まれながらも、憎しみからの自由を勝ち取る物語。
    この作品は児童書として有名らしいが、恨み合い無益な争いを続けることが悲劇を生んでしまうことを、大人である自分も学びを受けた。
    どこか

    0
    2023年07月12日

    Posted by ブクログ

    知人におすすめされて最近読みました。
    仕事と生活に追われていた私にとって、数年振りに物語の世界に没頭する読書の楽しさを思い出させてくれた作品です。最高でした。

    出だしの、野火が駆け抜ける物々しい雰囲気。
    その情景が文章から脳内でアニメのように色鮮やかに広がっていきます。登場人物の中には主人公と対立

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    とても、とても。おもしろかった。
    ページをめくる手が、止められない。本当にそうだった。

    小夜と野火が、大好きになりました。
    2人の間の切なさが、自分の心にも流れ込んでくる様で、とてもとても辛かった…。

    あっという間に読んでしまった。

    出会えて良かった物語でした。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    久々の上橋菜穂子作品。

    懐かしさを感じるような作品と評されていたが、その通りだった。
    確かに異世界というより日本人が持つふるさとを強く出していたのかもしれないが、個人としては半分くらいは異世界もののような感覚を覚えた。

    0
    2023年02月04日

    Posted by ブクログ

    中学生だか高校生だかの頃に読んだときは、話が複雑であまり良さが分からなかった。
    今改めて読んでみると、とてもおもしろく感じた。
    上橋菜穂子さんの他の作品も読みたい。

    0
    2023年02月04日

    Posted by ブクログ

    存分に本読めましたぁ
    ずっと気になっていた文化人類学者
    科学者が作り出す非科学的な話
    でも不思議とそれはあり得ないでしょって感じはしなくて
    ただただ懐かしい感じと
    あぁ人として大切なことはこれだなぁという割と日本人的な感覚を覚える
    今はアメリカ、ヨーロッパと日本の比較ができる人間になった。カテゴライ

    0
    2023年01月07日

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