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友と語り明かした林間学校、初めて足を踏み入れた異国の日暮れ、終電後恋人にひと目逢おうと飛ばすタクシー、消灯後の母の病室…夜は私に思い出させる。自分が何も持っていなくてひとりぼっちであることを。
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Posted by ブクログ
自分も旅好きで散々放浪している身として、ああわかるなあこんな夜あるなあ、とか、まだまだ知らない夜もあるなあ、と夜の話だけどいつの間にか旅のことを考えていた。旅中に読んだってのもあるかも。
今までエッセイという物をほとんど読んで来なかったけど、すごく良いーって思えた。 色んな夜を擬似体験できた感じ。 ここに描いてあった夜を私が実際に体験することは一生ないけれど、自分が体験してきたあんな夜、こんな夜も思い出した。 角田さん、小説を読んで写真を見て勝手に想像してた人物像とはだいぶかけはな...続きを読むれてた。いい意味で!
読みながら、旅に出たいなと思った。小心者の私は言葉が通じない見知らぬ土地で夜を過ごすのが怖くて、海外旅行はなんとなく二の足を踏んでしまう。でも、一人旅の夜で「ひとりでいる」ことを味わうのは好きで、自分自身にとって大切な時間。 このエッセイは夜の心細さも不安も、夜の美しさも心強さも、いろんな面を描いて...続きを読むいて、すっと心に沁み込んでくる。
手元に置いておきたい1冊。角田さんの夜のエッセイだけど、旅先の話も多くて、旅に出られない今、少しだけ旅したい欲を解消してくれた気もするし、逆にとても羨ましくて行きたくなった気もする。ふとしたときにまた読み返したい。
夜に関しての、著者の様々な角度で切り取った実感を書くエッセイ。 「ガラスを砕いたような夜空」など、相変わらず表現が直接的でキレイ。 場所やその時々の気持ち、付き合いごとに色んな夜があるのだなと思った。 表現だけでなく、文章の書き方も読みやすく工夫してあって、その点でも勉強になった。
去年6月くらい、かもめブックスの特集棚(テーマ:レイニーメトロノームブックス)にあった本が全部良さそうでうんうん悩んでこの一冊を買った。 正しい選択だった!(多分どの本を選んでも同じことを言ってそう)夜のえもいわれないあの感じ(複数種類あり)が明晰に切り取られている。モヤがかかった、上手く取れてい...続きを読むないけれど絶妙にその場の雰囲気が一枚になったポラロイドみたい。 人と孤独はシェアできないかもしれないけど、この本があれば夜も寂しくない。
私も夜が怖いと思うことがよくある。 朝になり、日の光を見ると不思議と恐怖感は薄らぐ。 角田さんの奔放な旅のエッセイが好きです。 平和だからこそ、の旅。今読むと、心が痛いです。
読んでて海外を旅するような高揚感を感じながらどこかわかるわかるという共感の嵐の表現で不思議と落ち着く本
夜に枕元で少しずつ読んでいた本。 目の前にその情景が思い浮かび、旅をした気分になれるエッセイ。特に海外旅が好きな人にはおすすめ。 そして、すべていろんな夜についてのことが描かれている。夜の孤独、怖さ、それを埋めるための都会の明るさ、昼とぜんぜん景色が違うこと、お酒を飲んだ後の謎の無敵な気分。 とても...続きを読む共感することが多く、またぱらぱらと読み直したいと思った。
私が同じ夜を過ごしたら見過ごしてしまうような ふーんと通り過ぎてしまうような 些細なでも素敵な一コマをこんな素敵な言葉で表現できるなんて、なんて素敵なんでしょう
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