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ここは五番街。看板のないアンティーク店。 そこに住むのは、“白やぎさん”こと白山洋子。 「手紙が主食」という、一風変わった食生活を送る彼女のもとには、今日もいわくつきの手紙が舞い込んできて――? さあ、届かなかった言の葉を味わいましょう。 想いが、冷めてしまう前に――。
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匿名
アイディアが面白いフィクション
どこから思いついたんだろうという感じ。 手紙っていろんな人間の内情を含んでるし それを丁寧に扱っている白ヤギさんに好感が持てる。
#ほのぼの #癒やされる #エモい
Posted by ブクログ
口に含むと、じんわりと優しく淡く溶けてゆくマシュマロのような、ほのかな温かい余韻のある甘みの強い漫画 主役の洋子さんの、手紙を“食べる”、書き手に悩みがあると“小骨”が引っかかる、手紙の中に“潜れる”って設定が実に斬新で面白く、“幻想的”と“リアリティ”の中間に腰掛けるストーリーに更に引き込まれる ...続きを読むしかし、この『五番街の白やぎさん』を魅力的にしているのは、そんな謎多き女性である洋子さんを、さりげなくフォローする託さんがいてこそ 名コンビである 洋子さんは小骨を除去する事でスッキリできる訳だが、結果的に人助けもしている。しかし、同時に、欠けている部分が多い自分も救っているのではないだろうか? 未来の自分に初心を思い出させるために書く日記や、不特定多数の読み手に自分の主張を叫ぶために書く小説とは違い、一人のためだけに感情や思惑を込めてペンを走らせる手紙の特異性を、存分に表現している 個人的に一推しの話は、5通目『秘密の矛先』 他者の秘密を暴くスキルが異様に高く、なおかつ、情報を巧妙に利用できる魔女めいた浅間音子嬢の初登場も印象に残るも、託さんの洋子さん以上に屈折し、澱が溜まり、修復する術が見いだせず、彼自身を苦しめている『何か』が垣間見える点がイイ。加えて、音子嬢の乙女な一面が見え、託さんに彼女が太い矢印の先を向ける雰囲気もあり、ニマニマできる 一体、彼は何を抱え込み、どんな理由で、洋子さんの傍らにいるんだろう その謎が明かされていく過程にも期待 今度、手紙を書く時は、洋子さんの喉に小骨が刺さらないように気を付けなきゃ とりあえず、オマケ漫画の洋子さんの「?」顔は可愛く、カバー裏の洋子さんはセクシーって事だけは忘れずに言っておきたい
オムニバスに近い
良くも悪くもなんだかずっと揺蕩うような物語だった。作中もそうであるように、あるシーンを切り取って眺めていくような構成だから核心とか前後関係はほとんど分からないままなので後を引かない。ある意味、作中の描写と同じく、喉に刺さった小骨のようにいつの間にか過ぎていく作品なのかもね。
#切ない #エモい
手紙を食べる白やぎさんの設定が面白い。 手紙を探る時に出てくる骨の魚も綺麗。 ただ表紙の絵ではイイなと思ったんだけど、ちょっと面長な顔立ちの絵柄が本文では気になってしまった。女の子があんまり可愛く見えなくて。 3話目のラスト、微笑む女性の表情が好きでした。 ちょっと面倒くさがりな黒やぎさんも好き...続きを読むです。新キャラが活躍しだしたらもっと面白くなるかも。 表紙カバー下にたてセタ姿の白やぎさんと、作者による各話の覚書有り。
表紙が可愛かったので買ってみたけど、絵は綺麗な反面漫画としてストーリー展開が余り好きではないというかちょっとワンパターン的。キャラクターにそこまで「かわいい!!」と魅力を感じることができなかったのが残念。
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