kattyさんのレビュー一覧
レビュアー
-
てっきり歴史ギャグかと
かなりちゃんと歴史してる。作中の注釈の数が多いのなんの。
元々三国志の時代は人気が高いし、始皇帝あたりも最近はブームがあったけどそのちょっと後の時代はまだまだ開拓の余地ありって感じでそこにタイムスリップしたら~というのが本編。
さすがに導入は強引ではあったけど、いわゆるチート系ではないのでそれなりに困難が待ってることが確定しているし、歴史への関わり方に期待。 -
購入済み
信長は言いえて妙
ゲーム転生系としては割とメジャー路線だけど、絵も綺麗だし迫力もあって良い感じ。1巻だけだとストーリーもやっととりあえずの目的分かってきた、くらいなので続きに期待。
-
駆け抜ける
全巻読破済み。内容の前に、本作はちょっぴり特殊な経歴があって、原作者の降板によって1巻とそれ以降で若干作風が変わる。そのあたりの経緯や作者の心境はあとがきなどで語られる。
さて、作品の方についてだが、様々いいところのある本作でも特筆すべきは「天才キャラが天才らしい」ことだ。
主人公である永井圭の行動はとてもクレバーで、作中でも常に多くの決断や智謀を巡らせて状況に立ち向かう姿は賢さと不屈の精神を見せてくれる。
また、彼の前に立ちはだかる人々も負けず劣らずの優秀さや決意を見せつけてくれることで、作品全体でキャラクターにリスペクトが持ちやすい。
巻数も全17巻とちょうどいい長さで、是非お勧めしたい一 -
勝った時の一枚絵が独特
ギャンブル系の中でも、ライアーゲームとかカイジ系のとんでも組織のとんでもゲームを舞台としつつ、バトル物っぽいキャラクターとか展開が強い。倒した相手とチームを組んだり、敵味方が入り乱れたり割と少年誌っぽい部分もあるので、ドロドロとかドラマ性はライトで分かりやすい。
-
まほろさんは今も
2000年代初頭から爆発的な人気を博したメイド文化の火付け役の一つであり、有名な「えっちなのはいけないと思います」の元ネタでもある。
流石に最新の作品に見受けられるような”今風”さはないが、当時だからこその儚さのある画風や今では規制されるだろう艶めかしいお色気描写と感心する部分はとても多い。
ストーリー的にも、希望や喜びを描きつつも根底には寂しさが漂っていて、連載があった時期の社会情勢が少なからず見える。
現代的な即物的エンタメ感こそ得られないかもしれないが、時代を作った作品の一つではあるので、抵抗がなければ手に取ってみてもいいだろう。 -
興味深い
日本古来からよく題材になる妖怪。西洋の妖精と比べると幾分か可愛らしい側面が強い存在だけど、ちゃんと生物を扱うように生態などの観点で描かれていて実際の動物園的な雰囲気がある。共存できていても、完全に理解できているとはいかないところも共通しているようで興味深かった。
-
変態ほど強い世界?
とんでもなく下品だしぶっ飛んでてアクの強い作品ではあるけど、ちゃんと吹っ切れてて面白かった。勢いはあるし、終始書きたいものが何かはハッキリしている気がするから読み進めるのも気楽。それはそれとして、体系跨いだ神話やら英雄譚やら混ぜこぜだからそのうち織田信長とか出てきそうだよね。男か女かは分からないけど。
-
しっかりとした時代観
日本においては時代だけじゃなく、文化や思想においても大きな変革期となった幕末。人の命や価値までもが大きなうねりの中でかき混ぜられるような世界で、終わりのない命を持つ者には何が見えるのか。やっぱりこの時代は色んな視点や捉え方ができて浪漫を感じてしまうね。
-
購入済み
表紙より本編の絵の方が好き
凄い雑に括れば、考えたことは大体できるよ、っていうスキルな訳だよねこれ?一応、この世界にないとダメ、くらいの制約はありそうだけどメタ的に言って過去にはあったとかでパスできちゃいそうだし…いつやりたい放題に気付くのか見もの。
-
-
諦めないが生存のキーなんかね
ある日突然出会った相手が自分を全肯定しながら尽くしてくれて…っていうと、クレア様目線だとすんごい少女漫画っぽい話だよね。乙女ゲー舞台のはずが王子連中はほぼ空気になるくらいの推しの強さにいつまで耐えられるのか…
-
ひとにはひとの悩み
メインというか主人公の視点ではタイトルからも分かるように未経験であることを軸に人生について考える、って感じなんだけど、登場人物それぞれに悩みがあってそれと付き合いながら生きていることが描かれているので群像劇に近いかも。
-
失恋(告白もしてない)
細かいことは置いといて、トントン拍子に進んで一発バズれば、ってのはある意味らしい。わりと投資もしたうえでだから丸っきり運って訳でもないしね。にしても、本人が割と可愛い自覚持ってきてるからこれはもしかすると男の娘無双か…?
-
見られても安心
表紙こそエロ押しっぽいけど、中身は素直なコメディ。むしろエッチだのセックスだの連呼こそすれ、直接的な描写はほぼないから結構健全?にしても、わりと真っ当に治安の悪い異世界で奴隷にされた子がこんなに明るく生きられるのは不思議。
-
-
イッヌだけが友達さ~
前世というか現世というかの記憶こそあるけど、あくまで記憶って感じで転生とか転移って感じではなさげ?話の展開もあってか脱サラに近いかも。守るものも守った先もないと分かっちゃったらそりゃやってらんないよね。
-
確かにミステリーではあるのか…
唐突に招かれた場所で訳も分からず陥れられて、誰の策略なのかを探しながら信用を勝ち取る…色々言い換えはしたけど、悪役令嬢モノってわりとミステリーの素質はあるかも。ただ名探偵というよりは巻き込まれた探偵役だけどね。