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陸上自衛隊出身、ピカレスク人生経由、現在小説家。今や超多忙で絶好調、超有名とサクセスした直木賞作家が、理不尽な宿命を笑いとばす自伝的熱血エッセイ。涙あり笑いあり怒りあり哀しみあり、おのれの目標めざして突き進んだ男の、体を張った文章は、読めば思わずパワーが湧いてくる! 元気が出る1冊!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
数年前に読んだ本ですが、筆者の人間の縁と言う本を読んで、古い本をまた読みたくなったので再読になります。 25年前の本になりますが、当時世間を騒がせた事件や筆者の日々の生活に対して、世間の常識とはまた一味違う経験に基づいた筆者なりの筋が通ったエッセイになります。 特に犯人や被害者の想いを、筆者なり...続きを読むに想像力豊かに書き上げている話が素晴らしいです。
『週刊現代』1994年9月〜1995年9月まで連載されていた、浅田次郎さんのエッセイ集。 駒場東邦中→中大杉並高校→陸上自衛官→小説を書きながらゴニョゴニョと人生経験豊富な浅田先生なので、(しかも普通の人が経験してない事をたくさん経験されてるので)、めちゃくちゃ面白い。 『鉄道員(ぽっぽや...続きを読む)』『壬生義士伝』『帰郷』とかしか読んでない方はビックリすると思います。先生の作品を色々読んだ私は、「浅田次郎さんって8人くらいいるんじゃ?」って疑ってる。 爆笑の連続なので、このエッセイを読んでみて欲しいです。ちなみにこの連載中に『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞されてます。 あと、阪神大震災やオウム真理教の事件(地下鉄サリン事件など)の頃のエッセイなので、勉強にもなります。
浅田次郎さんのエッセイが好きでずっと読んでいます。江戸っ子かと思えばチャーミングな浅田次郎さんのエッセイは気晴らしになり楽しいです。
読み応えたっぷり。浅田次郎が小説よりも奇なる人生を歩んできたのがよく伝わってきた。笑ったものも多かったが、「サチコの死について」、「鬼畜について」、「縁について」が印象に残った。それにしても怪しい風貌だな。 サンキュー、勧めてくれてありがとう。
1994年から1995年の間の週刊現代へのエッセイ が おさめられている。 週刊現代の読者がどんな人なのかを熟知したエッセイとも言える。 中原の虹を読んで、この男すごい とおもった。 そして、このエッセイを読んで、浅田次郎のざらざらした部分に 触れた感じがあった。 自虐ネタで、作者自身が盛り上がっ...続きを読むていたり、 きらりと鋭く 突っ込み力がある。 1995年1月17日 阪神大震災 1995年3月20日の 地下鉄サリン事件 二つの大きな事件が起こったときに、書かれているので、 そのときの 浅田次郎の 時代考察に 不思議な眼光を 発揮している。 1951年生まれというから 同世代であるが、 生きている軌跡はまるで違う。 大学受験を失敗し、自衛隊に二年間入隊。その後 危ない橋をわたり、マルチ商法で大もうけし、 小説家をめざし、競馬で儲けて生活し、 小説が 売れ始めた頃の エッセイであるので、 その苦労や悲哀が そこはかとなく ものがしく、おもしろい。 体育会系小説家 というのがいい。 表題が微妙な言葉を選び、その言葉を定着しようと試みる。 自衛隊という曖昧な存在への歯痒さ。『防御』 阪神大震災での自衛隊の救助の遅れはどこからきているのか? 日本にも『人を見たら泥棒と思え』という時代があった。 ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団 勇気凜凜ルリの色 望みに燃える呼び声は朝焼け空にこだまする。 ふむ。歌のメロディさえ思い出した。なるほど。 さしづめ、このエッセイは 中年探偵団なんですね。 愛煙家の権利を主張する。それにしても、大人げない。 ものがなしくも銭湯の進化と変遷。 自己破産がなかった時代があった。 折り言った相談は うけておくべきだ。 拳銃というものが起こす事件は、 体育会系小説家である浅田次郎は 太宰治が嫌いで 三島由紀夫に憧れている。 クジにはつよい浅田次郎。 サチコの死に悔し涙を流す。 ストリーキングをしたことがある。 金玉という言葉の含蓄の深さに、おもわずうなづく。 ハゲという現象を受け入れるための心理学とピアスとの文化比較論。 老いたという言葉を実際に受け入れるときはどんなときか? 日本人はなぜ太っていて、電車で漫画を読むのか。 日式金隠しトイレと西洋式トイレ。 近視になると不便なことは、 新聞広告と中吊り。 競馬がもうかるわけないのに、なぜするのか? 人には言えない決定的な忘れ物。 男に尽くす女の歌をうたいつづけた テレサテン。 なぜ子供のままで成長できないのか?その幼稚性。 本屋に行くとなぜクソがしたくなるのか?その生理的現象の解明。 耳にカビが生えるという奇病。 三島由紀夫の言葉の豊富さ、構文の豊かさ、的確な品詞、 タイトルの選び方のすごさ。 なぜか いいときに その醜態はやってくる。その不運ということに、星まわり。 ろくでなしではあるが、ひとでなしではない。 閉所恐怖症は 風呂とトイレにどう入るべきか? カラオケによって、弾き語りは駆逐された。 理不尽 朝鮮のプリンスが広島の原爆でなくなった。 この物語は 秀逸かもしれない。 山口瞳というひとの つつがない縁。 おもしろいなぁ。このエッセイ。
小説はいずれも重厚、壮大、涙なくしては読めません…、といった浅田作品。ところがエッセイはというと…。どちらかと言えば、エッセイファンの私です。
次郎氏のエッセイ大好きです。 くだらないことから、社会的問題まで。 それでも彼の考え方は一筋通っているから、「なるほど」と思える。 言葉の選び方が軽妙で、おもしろい。読みやすい。 まだ売れる前のエッセイのようだから、自虐的な内容にも信憑性があって、おもしろい。「きんぴか」は自分の話なのかな? また色...続きを読むんな本を読み返したくなりました!
一人の小説家が直木賞受賞作家になるまでとの間の、日常、ご家族、自衛隊員としての過去、ニュースのことなどなど、笑いあり涙ありの気持ちを揺さぶられるエッセイです。
まるで文字が踊ってるかのような軽快さに感動してしまった。 その軽やかさとホロリとくる人情を描き出してみせる粋なストーリーは、超売れっ子作家になってしまった今でも健在なのが、長年のファンとしては嬉しい。 このおっさんの文章はすげぇと衝撃を受けた思い出深い本。
本読んでこんなに爆笑したのは初めて!! 素晴らしく多彩な人。蒼穹の昴ではまって以来、大好きになりました。 本当にパワーが沸いてくる一冊です。
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