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地球の環境悪化でナイラ星に移住した人類。その子孫が、滅びたとされている先住民の謎に迫る。上橋菜穂子のデビュー作。精霊の守り人や鹿の王、獣の奏者などで知られる日本ハイファンタジーの第一人者、上橋菜穂子の記念すべきデビュー作。
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Posted by ブクログ
上橋菜穂子さんのデビュー作。読むのは3回目くらいです。やっぱり面白い!リンガラー・ホウ〈精霊の木〉とか、アガー・トゥー・ナール〈過去を夢見る者〉とか、言い方が好き!!ロシュナールの〈母たち〉が、957年の月日を経て、リンガラー・ホウの種を求めて〈精霊の道〉をやってくる。「アガー・トゥー・ナール、夢見...続きを読むておくれ、この夕方を。そして、であっておくれ、リンガラー・ホウに」まだ見ぬ子孫に未来への希望を託すドン。また次に〈精霊の道〉が開くとき、誰かがロシュナールの思いを継いで、リンガラー・ホウを守っていますように。
素晴らしい作家さんに出会えたことに感謝。 『ゲド戦記』に通じるものを感じる。 作者がアボリジニや沖縄の古老との出会いの中で感じたもの。 人間は地球に生かされているもののひとつであることを感じることができればゆったりと呼吸ができるかもしれない。 現代文明が間違った方向に行かないように精霊が語りかけてく...続きを読むる。 清潔で快適、できれば楽して生きたいのも本音だし、悪くないと思う。 さて、それでは私にとって楽な生き方とはどんな生き方なの? それは隣の人とわかりあい、分かち合えるやり方なの?この作品で子どもたちが経験したことは私が日々考えていくことに通じている。
著者上橋菜穂子さんの処女作だったんですね…。専門の文化人類学の視点を隠れたテーマとした大人も楽しめる少年小説でした。エリン…。
本当に、本当にたくさんの人に読んで欲しい。思い出すと涙が出ます。 この本を読んで、もっと上橋さんの本を読んで見ようと思いました。
SF。上橋菜穂子さんでSFってのもびっくりですが、 その内容のおもしろさもまたすごい。 上橋菜穂子さんの作品のほとんど女の子が主人公ですが、 この作品では男の子と女の子の2人が主人公。 科学技術に対しての表現が割と薄い感じはするけど、 歴史的背景とかの描き方はすごい。
SFチックに始まるけど、中身は少数民族について考えさせる社会派な物語です。 児童文学には収まりません!! ファンタジーもバッチリはいってます♪
久々、死について考える時の、何処かに吸い込まれそうな感覚を思い出した。 頭の中で考えるより、とにかく俺も生きていることが好きだっ。
精霊の木 080327 上橋菜穂子 「自由だとか平等などは始めからあるものでなく人が創るもの」 「何事もなく平安に死ぬか責任とわずかな希望を持って生きるか?」 「精霊(精神)といる限り天と地の間のすべてと非土地であると感じていられる」 精霊は神ではなく魂の片割れで生まれた後に出会うものだと...続きを読むいう 歪みだらけの現実世界をつくりだしている人間が自分自身を傷付けることで その対極と出会うというパラドックスな相対世界を浮き彫りにしている を描いた物語 精神は湖の矛盾によってのみ磨くことができることを描こうとしているのだろう 現在地球上で起こっている見るに堪えないあからさまな憎悪と差別 我欲恐怖政治アメと鞭による支配と服従 すべては視野の狭さからくる恐れによって吹き出す 暫定的ハッピーエンドで幕を閉じているけれども 人類が同じ過ちを繰り返している学びの薄さと その命が肉体と魂と神なる部分からなる相対世界にあることを伝えている 20170101 改めて読んで 上橋さんは精霊の守り人で脚光を浴びましたが 院生で沖縄のフィーウドワークをしていた当時に この処女作を書き上げたのだそうです 当時は売れなかったようですが 今になってファンの要望に押される形で 15年前のものをリメークすることになったのがこの本だといいます 確かに学者としての思想が滲み出していますし 強い者勝の商業主義の中で全体観や信頼関係がそこなわれ 組織的強欲のウソと秘密によって見事に政府を乗っ取られ 社会の舞台裏で押し潰されていく純真な人々の存在を明らかにするために 社会に一石を投じたいということが目的の大きなファクターだったのでしょう それだけに劇的にプロ化されたエンターテイメントとしてではない 深みのある生活感の中での表現になっているのだと思います 宇宙空間に舞台を移しただけで 正に歪んだグローバリズムや新世界秩序という今の時代を 生き写しにしたようなおぞましい内容です 最も私は一人ひとりの人間が次元の違う意識状態に成長しない限り 宇宙空間に飛び出せないと考えていますので 今のような依存意識の状態のままで 宇宙を手玉に取ることはできないと思っています
小学生の時に読んだのを再読。 児童書のコーナーに入るのはすこし勇気がいりました;笑 やはり上橋さんの小説は素晴らしいですね。 ファンタジー好きにはたまらない。 そして、この作品は上橋さんの小説の中でも特に考えさせられる要素があります。守人シリーズはもちろん大好きだけど、メッセージ性はこちらの方が上...続きを読むだし、わかりやすい。 上橋さんが民俗学の先生であるからこそ書ける小説だと思います。
上橋菜穂子のデビュー作は驚きのSFでした。でも根源にあるのは後続の作品に通じますね。 精霊とともに生きる先住民の血を引く主人公達が、真実を隠そうとする移民局の大きな力に対抗し祖先の想いを継いで行く。移民族と先住民の軋轢や迫害をSFを舞台に展開されてます。民族の歴史を一身に担った少女と、それを守ろうと...続きを読むする少年。大きな力に必死に抗える姿がいいです。
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