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北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
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Posted by ブクログ
私の初めての貴志祐介先生作品。 最初から最後まで、ずーーーっと面白かった。 そして何より、ウアカリに対する見る目が変わってしまったわ。怖すぎだろ、ウアカリ。 実写映画化してほしい作品No.1すぎる。
最高!!!!初めてホラー小説というジャンルを読みました。すごく面白かったです。しばらくは刺身とかナマモノは無理そう。描写もうまくゾクゾクくるものがあってよかったです。また読みたい。
内容ほとんど覚えてなくて、5.6年ぶりに読んだけど傑作すぎる。伏線の貼り方とドメイン知識の面白さが半端じゃない。
これはおもしろいとおもしろくないが 別れると思いますが、こういうのは とっても好きです。 さすが貴志さん
面白すぎる 人間の意識が快楽で簡単に支配されることは 恐ろしいが、本当にその通りだと思った 世の中の全ての正義もまた、 人間の快楽に基づく感覚なのではないか ラストの主人公の行動は 人が苦しむ姿を見る苦痛から逃げるための行動 だと解釈すると、 彼女の正義もまた苦痛(快楽)に支えられて、 人間の脆さ...続きを読むを痛いほど思い知らされた 現代の神は薬だ
生物学で好きな分野のサイエンスホラーで、今まで読んだ小説のベスト5に入る面白さだった 緻密な下調べのもと、専門用語や知識が入ることで現実味が増し、グロテスクな描写も鮮明に想像してしまい体感したことのない恐怖を味わえた 作り込まれた設定や展開が読んでいて気持ちよかった
これほんとにグロすぎて、読み終わった後は逆にスカッとする。内容やそれに伴う情報が驚くほどしっかりしていて作者がどんなにリサーチしたのかが伺える。
怖ええ…笑 貴志先生とんでもねえ!!! 死に魅せられるなんて、最初どういう話か全く検討つかなかったけど、まさか線虫だなんて…。 そうきたかあ!と。 早苗が事件の真相にどんどん近づくほど、気持ち悪さが増してきて、読む手が止まらなくなりました。 専門的用語が多くて難しいのに、なぜかイメージができてしまう...続きを読む。ビジュアル的ショックなシーンが多々あって、個人的にはゾクゾクしました。 最後の使い方は、心がキュッとなりました…。 「天使の囀り」ってそういう事だったのか…。
12年位前に読んで懐かしくて再読。内容も覚えていなくて「気持ち悪かった本」しか記憶にない為殆ど初読。この頁数でぐいぐい引き込まれるのは2/3以降なので最初は我慢。頁が進むにつれてどんどん気持ち悪さが増していく。どこかすっきりしない結末が余計にリアルさを掻き立てる。 昔から、ぶよぶよになった緑のイソギ...続きを読むンチャクが急に弾けたり、蜘蛛が潰れたりする悪夢をよく見た。その元凶がまさかこの本だったとは…。思春期に読む本にしては影響が強すぎる。やっぱり貴志祐介は恐ろしいなあと思いながら本屋で別作品を漁ってしまった。
すごい面白かったです。 よく組み立てられてる話だと思いました。 怪奇な現象を科学と歴史と神話でリアルに説明付けてて、まるで本当にそんなことがあり得ているかのような錯覚がしました。 途中の惨たらしさは遠慮なさすぎて、グロすぎて、でもリアリティがあって、気持ち悪かったけど引き込まれました。 難しい話は半...続きを読む分ぐらいしか理解できなかったけど、なんで?って思う箇所がしっかり埋められてて、作り込みに感動しました。 調べるの大変だったろうな… 作者の抜かりない理論固めに熱意を感じました。 最後男の子が幸せに逝ってくれたのが大きな救いだと思いした。
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貴志祐介
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