危機の指導者 チャーチル

危機の指導者 チャーチル

1,144円 (税込)

5pt

4.0

ヒットラーの攻勢の前に、絶体絶命の危機に陥った斜陽の老大国イギリス。その時、彼らが指導者に選んだのは、孤高の老政治家チャーチルだった。なぜ国民はチャーチルを支持したのか。なぜチャーチルは危機に打ち克つことができたのか。波乱万丈の生涯を鮮やかな筆致で追いながら、リーダーシップの本質に迫る力作評伝。

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危機の指導者 チャーチル のユーザーレビュー

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    購入済み

    意思の人

    政治家に必要な能力には、先見性 教養 知性 交渉力 人間性 など多くの要素があるが、その中でもとりわけ重要なの要素が「継続する意思」だと思う。この不屈の意思こそがその他の要素では取り立てて優れていたわけではないチャーチルを救国の英雄とした。

    0
    2019年11月26日

    Posted by ブクログ

    [彗星のごときパグ]第二次世界大戦時、類い稀なるリーダーシップをふるい、英国を滅亡の淵から救った立役者、ウィンストン・チャーチル。英国政治の異端とされた男が、危機においてどう考えどう振る舞ったのかを丁寧にたどるとともに、危機において求められるリーダー像を考えていく作品です。著者は、外交官として英国に

    0
    2014年02月21日

    Posted by ブクログ

    ルーズベルト、スターリンと並ぶ大日本帝国の仇敵の1人、チャーチルの伝記。まさに戦争指導のために生まれてきた(と本人が思い込んでいた)政治家の存在によって、崩壊の危機スレスレにあった大英帝国が生き長らえさせされたのは間違いない。

    日本が対英米蘭に宣戦布告し、結果として米国の対ドイツ戦を可能とならしめ

    0
    2011年11月03日

    Posted by ブクログ

    学問的に先進的な書ではないが、一般読者向けにチャーチルの人間性に焦点を当てており読みやすい。演説や先行研究者によるチャーチル評をふんだんに盛り込んでいる点も親切。
    日本には危機の時代に耐えうる指導者がいるだろうか?リーダーシップの本質は「他の誰よりもうまくやれるという確信を持つこと」であるという。リ

    0
    2011年10月10日

    Posted by ブクログ

    非常に丁寧に調べて分析し、自分なりの解釈を根拠付で示してまとめた良書。自分勝手で貪欲な若い頃のチャーチルには共感できないが、有事における行動力と決断力、リーダーシップは目を見張るものがあった。

    0
    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    首相を辞める時のチャーチルが、ロールスロイスで宮殿に向かい、妻の運転する大衆車で帰る所にイギリスの民主主義を感じた。また、戦時体制が、配給による福祉を充実させたと知らなかった。戦時でも議会政治を貫いた、英国は、素晴らしい。

    0
    2018年09月17日

    Posted by ブクログ

    リーダシップとは何か。この問題意識から読んでみた。

    二つわかったことがある。まず、置かれている状況によって取るべきリーダシップは異なること。危機時期には大きな成果を出したチャーチルだったが終戦後は結果を出せなかった。

    もう一つは成果を出せるのは自分だという確信。見方によっては自惚れや傲慢にもなる

    0
    2014年09月21日

    Posted by ブクログ

    ■題名がとても魅力的だ。しかし、内容はチャーチルの一生プラス指導者像だ。
    ■チャーチルのリーダーシップを理解したいのであれば、第7章と最終章だけ読めば十分だ。
    ■しかし、この2つの章は繰り返し読むと味わいが出るところだと思う。

    0
    2014年02月03日

    Posted by ブクログ

    ●内容
    ・外交官によるチャーチルの評伝。人物を主体に、WWⅡ前後の政治情勢に迫る。
    ・チャーチルを“自信過剰で後進に道を譲れなかった”としながらも評価は高く、彼の行動を挙げて理想の指導者を語る。
     「指導者が自己への確信を示すことは、危機においてはとりわけ重要である。人は危機的状況において自らの能力

    0
    2012年02月11日

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