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全ての地下鉄通勤者に捧ぐ。愛と死、そして魂の再生へ-戦後の地下鉄を舞台に感動の冒険ファンタジー。地下鉄が誘う哀愁の世界へ男は旅だった。それは父との和解への道のりだった。-これ程まで人生の過酷な選択を迫るファンタジーはあっただろうか-特別エッセイを収録した愛蔵版。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。
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Posted by ブクログ
映画も観ましたが、小説の方がずっとおもしろいです。 タイムスリップを利用して、理解したくもない父親の良く見えない、見せていない一面を迫力満点で見せつけてくれます。 親の心子知らず、子の心親知らずで、最後はほろりとします。
地下鉄に飛び込んだ兄がいたため真次は毎日の通勤でつかうだけでなく、地下鉄に特別な想いを持っていた。 その地下鉄で不思議なことがおこる。ホームからの階段をのぼると、兄が死んだ日にタイムトリップしていた。 また別の日には戦時中に紛れ込んでしまう。タイムトリップをしているうちに倦厭していた父の若き姿を見る...続きを読むことになる。 久々に読んだ浅田次郎。映画化されるのもよくわかる。著者の父へのオマージュなど書き下ろしロングエッセイを収録してある。本編とよく似た父の生涯。父に捧げた作品であることを知った。
非常に面白かった
我々の世代には背景がこの目で見たので非常によく解るが、いまの若い人にはどうだるうか、それと映画版は原作と時間経過は同様であるが、省略が多き、映画だけをみたらよくわからない部分が多い
戦後の混乱の最中に財をなした父に反目して家を出た『真次』は、兄の命日の夜地下鉄から階段を上って出て行くと、そこには懐かしい風景が広がっていた。ちょうど兄の死んだ日に辿りついた彼は、兄の自殺を止めるべく行動したのだが戻った先は変わっていなかった。 その日を境に、どんどん古い時代へと地下鉄は彼を運んでい...続きを読むく。その先で出会ったのは、若かりし日の父の姿だった。 メトロというの言葉は、なんとなく哀愁のある響きをしている。 そしてこの物語で紡がれる時代も、直に知ってはいないけれど何故か郷愁を感じさせてくれる。貧しく苦しい時代だったはずなのに、活気というか生そのものが息づいているような、今は失われてしまった何かがあるような気がしてならない。 苦く、哀しい話だったけど、読後感は悪くない。
うまいなあ
久しぶりに読み返した。あの地下鉄の感じいいなあ。 壬生義士伝では涙したがこの作品は何か暖かいものに触れた気がする
タイムスリップして、生命力あふれる父親の若いときの姿に触れる、なんていいね 現実世界と仮想世界の狭間で揺れる、みち子がなんとも哀しい 一抹の哀感をおぼえる作品
面白い。読みだしたら止まらなくなって、一気に読んだ。 主人公やその恋人が物語の中でタイムスリップするのだが、その中で彼らに関係する人間の人生が見え、物語が深まっていく。時代が行ったり来たりするが、混乱せず読み入っていける。 こういった物語を作れるのは、本当にすごいと思う。
地下鉄銀座線は、空襲にもまけず、戦争中も、がんばって動いていたらしい。その戦争中の銀座線に乗り、出征してゆく父親に、タイムスリップして車内で出会う息子の思い。日輪の遺産の遺産、と著者は言う。日輪では母の勤労動員を描き、地下鉄では父の出征を描く。小説の大衆食堂と言われる、浅田次郎の傑作です。
結構意外な結末。 過去に戻って現在を変えられるなら、私はやっぱりお兄さんに死なないで欲しかったな…。 あとがきに書いてあるM子とは一体誰のことなのでしょう? 有名な人なんだよね、一応? 結局先生が一番不思議な存在だったな…。 そういえば主人公の母親は過去の世界に行ったのか行かなかったのか。 二...続きを読む人でメトロに乗ったことに意味はあったのかどうか。 結構前に書かれた話だから、そういえば昔は二子玉川じゃなくて二子玉川園だったなぁとか、田園都市線じゃなくて新玉川線だったなぁとか思い出しました。 懐かしい。私が小学校低学年の頃に変わったんだっけ。田園都市なんて、ずいぶんおしゃれな名前だなーって思ったんだよね。
過去を変えることが許されるたったひとつのことがあるならばそれは誰かの命を救うことではなく自分自身の存在を消すことである
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