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目の前で倒れた老人から、とんだぬれぎぬをかけられたり、路上で突然「着物をもらってくれないか」と、声をかけられたり。ラーメン店の店員のネパール人からは「私のセンセイになってくれ」と懇願されたりで、カクタさんの周辺はなかなか事件に満ちている。ひとり旅が好きで、料理が趣味で、「ロシアの貧しい食卓」なんてもてなしを思いつく、ユニークな発想と、自分の住む町で道に迷う方向感覚をあわせもつ不思議少女。そのまま大人になって、こんな日々を生きてます。
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Posted by ブクログ
単行本(2000.9)、文庫(2003.9)、共に読みましたw。角田光代さんの「これからはあるくのだ」、31篇のエッセイが収録されています。面白いです。文庫の解説は、酒が大好き(「泥酔懺悔」参照w)、風呂大嫌いで共通の三浦しをんさんです(^-^) 私が選んだベスト4は、「十数年後のケンビシ」(勘違い...続きを読むに爆笑)、透けていた(雨の日の傘無し白いワンピース、勘違いした人の良さに拍手)、女性のバッグのなかの(バッグの中身、微笑みました)、人を喜ばせるプロフェッショナル(叔母様の粋な計らいに膝を叩きました)。
すきだった! 三浦しをんさんの言うとおり、思い出すいろいろ。 で、 なんの事件もなく、ご飯を食べて仕事をして寝ているような毎日においても、腹の立つことや納得いかないことが存在する。 だけど同時に、大切なことやいつまでも輝きを失わない美しいことも、必ず存在しているのだ。 そうなのだ。 すきだった!...続きを読む 瀟洒(しょうしゃ)な家。
ひとつひとつのエッセイが声を出して笑ってしまうくらいおかしくて、すいすいと読めてしまった。角田さんのイメージが柔らかくなった。
角田光代さん初読みのエッセイ『これからはあるくのだ』の感想になります。 エッセイですが最後の「−あとがきにかえて」は、角田光代さんの「生きる」ということの真髄に触れた気になり、とても気持ちの良い綺麗な終わり方だなぁと感じました。 本作は角田光代さんの幼少期を含めたエピソード満載ですが、私のお気に...続きを読む入りは『「引っ越しました」最新版』ですね♪ 表題作に相当する『これからは歩くのだ』も面白いエピソードでしたが、『「引っ越しました」最新版』はより笑えました。 150頁ほどの短編集ですのでランチやアフタヌーンティーのお供にオススメです。
日常のなかにある奇妙な事象を丁寧に掬い上げたようなエッセイだった。それを共感できなかったり、面白くないと感じたりする人がいるのは当然のことで、その逆もまた然り。 私としてはとても面白かった。 解説が三浦しをんさんだったのも、二度美味しい感じだった。
31のエッセイ。 中で、表題と同じ「これからはあるくのだ」が気に入りました。 自転車が嫌いになってだから「これからはあるくのだ」になるのですが、人間のわからない部分、嫌な面を見てしまった重い話がこの「オチ」で一転、スカッとしました。
忘れていた日常のあんな感情、こんな気持ちが掘り起こされるようでドキドキした。しをんさんのベルサイユ風解説も逸品。
作者の眼から見えてる世界を見るのが、エッセイの面白さ。 わかるわかる!というところがあると、本を通して、友達になったかのような気分になる。 子どもの頃に、廃屋が好きだった‥という件を読み、そういえば、私も好きで、校内写生大会で、学校の廊下から見える小屋を描いたなと、思い出した。そこに人がいた痕跡と...続きを読むか、周りの明るさと対照的な暗さとかが好きだったのかな。 好きなものの感性が同じだと、会えない著者でも通じ合える気がします。
なにを隠そう「ぐっとくる題名」のなかで興味をそそった本だったので手にして見ました。 全31作品のエッセイ集です。 作者の書く日常のささいなことや、そのとき感じたことは、 「へ~そういうふうに感じるんだ」 「お~そこそこ」的な痒いところに手が届く感覚 を与えてくれます。 なかなか新鮮な感じを受けました...続きを読む。 軽めのエッセイですが、エッセイマニアにも結構受けると思いますよ。 もっと、他の作品も読んでみたいと感じる作家です。
自転車に乗っていたら加害者にされたり、日本酒の名前を勘違いしていたり、騙されて着物を買わされたり、、、なんだかオモシロくてフシギなカクタさんの日常。
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