入れ子細工の夜

入れ子細工の夜

1,980円 (税込)

9pt

本格ミステリ・ベスト10第1位! 2020年のランキングを席巻した『透明人間は密室に潜む』の衝撃、ふたたび――。古書の街に現れた古風な探偵の秘められた目的とは? 禁断の「犯人当て入試」狂騒曲! 秘密を暴露された作家、いや、捏造された作家、嘘と真実が裏返り続ける入れ子細工の二人劇! 学生プロレスの覆面レスラーがコロナ禍にマスク着用で大集合、もはや本人確認、不能?……本格ミステリの極限を探る、濃縮された4編

...続きを読む

入れ子細工の夜 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    作者のミステリ愛がこれでもかと詰まった短編集。
    全編バラエティに富んでいて面白かった。

    「危険な賭け~私立探偵・若槻晴海~」
    とある中古本を探すハードボイルド調の探偵の話。
    劇中に出てくる作品は全て読んだことないですが、作者の文章が上手く、めっちゃ読みたくなってくる...

    「二〇二一年度入試とい

    0
    2023年09月02日

    Posted by ブクログ

    同作者の透明人間は〜が個人的にかなり面白かったのでこちらにも手を出してみた。変わらず面白く、どんなどんでん返しが待っているのかわくわくしながら読み進めることができた。

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    ★4.5
    面白かった!
    試行錯誤の状況設定に、ロジック!
    特に二〇二一年度入試という題の推理小説が度肝を抜く!
    マニアックミステリー入門書としても面白い。
    作者はクイーンが好きなのかな?

    入れ小細工の夜は硝子細工のマトリョーシカを先に読んでいたので、驚きは最小限だけど、葉村晶彷彿させる古書店ハード

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    作者さんらしい趣向の凝ったノンシリーズ短編集。「危険な賭け」「2021年度入試という題の推理小説」「入れ子細工の夜」「六人の激昂するマスクマン」。面白かった。どの短編にもあてはまるが掻き回された。遊園地のコーヒーカップで普通の倍以上にぐるぐると回された気分。でもそんなに悪くない読後感。個人的には推理

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    1話目、「☓」。
    自分的に、このような展開は苦手でした。
    2話目、「△」。
    アイデアは良いですが、ラストの一押しが蛇足気味。
    3話目、「◯」。
    当に、入れ子細工のような展開は圧巻でした。
    4話目、「◯」。
    作中の事件自体は置いといて、マスクマン達の、本物のルチャリブレのような、目まぐるしく動き続ける

    0
    2023年11月16日

    Posted by ブクログ

    同氏の短編集は評判良いのに私にはあまりだった記憶があるけど、これは結構自分にハマったかも知れない。
    特に二話目の大学入試の問題を「犯人当て」にするってのは題材からして良かった。
    他のもアソート感あってそれぞれ面白かった。

    0
    2023年03月25日

    Posted by ブクログ

    ノンシリーズ短編集第二弾。どの舞台もコロナ禍における制約を逆手に取ってそれぞれ趣向の違う話が成立しているのが面白い。私立探偵が本の行方を追う「危険な賭け〜私立探偵·若槻春海〜」と大学受験が犯人当てになった「2021年度入試という題の推理小説」は後書きでも炸裂させているミステリ愛が溢れ過ぎていてにんま

    0
    2023年03月01日

    Posted by ブクログ

    話が二転三転するので頭が疲れるが面白い。一旦頭が整理されて納得しかけていたところに、さらに別の展開が起こってひっくり返される。こういう騙されるストーリーは嫌いではない。短編4作品のうち、タイトルになっている「入れ子細工の夜」は最も話の流れがコロコロ変わり、ついていくのが大変だった。でも気になって読み

    0
    2023年02月19日

    Posted by ブクログ

    全ての作品が二転三転する作品で、非常に面白かったです。入試の話は斬新で面白かったですが、個人的には【入れ子細工の夜】という作品が、一番面白かったです。もう振り回されて、振り回されて。

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    ノンシリーズ短編のため、一編ごとに印象が大きく異なりました。

    特に面白いと感じたのは、「二〇二一年度入試という題の推理小説」と、表題作の「入れ子細工の夜」です。
    前者では、あえてツッコミ所の多い推理小説を入試問題として出し、それを取り巻く人間模様(SNS模様?)がコミカルに描かれています。コロナ禍

    0
    2023年01月13日

入れ子細工の夜 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

阿津川辰海 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す