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話題の映画原作! 椿山和昭は働き盛りの46歳。過労で倒れ、現世と来世の中間にある中陰の世界で目が覚める。やり残した仕事、愛する家族を思うと、どうしても自分の死を受け容れられず、現世に戻ることを願い出る。許されたのは初七日までの三日間。中陰でかけられた「邪淫の罪」の疑いも晴らすため、美女の肉体を借り現世に戻るが――。死後の世界を涙と笑いで描いた感動的なファンタジー。
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Posted by ブクログ
寂しくて仕方がない方にお勧めしたい一冊。お腹を抱えて笑える場面。涙がでる程感動する場面。設定とキャラクターが分かりやすく、あっという間に読める。カラフル(森絵都)に共感された方は、こちらも感動できること間違いなし。 亡くなった人が、「現世でやり残したことがある。」と強い信念がある場合、審査を受...続きを読むけて、仮の姿で数日だけ現世へ戻れるシステムが存在する物語。 脇役的な存在の景山五郎に一番心が動いた。両親に先立たれ、生涯孤独の人生は過酷で辛いものだった。しかし、天国には愛するお父さんが迎えに来てくれた。例え亡くなった人であっても、自分のことを心から思ってくれている人が必ずいる。そう思えるようになった。 浅田次郎の作品には、家族から切り離された孤独と寂しさのなかにいる人物がよく登場するらしい。「自分は誰からも愛されてこなかった。」という失意の中、家族の絆を探す旅路があり、人々を救ってくれる。孤独や寂しさに苦しむ事が多い私にとって、著書から救われる思いがあった。
面白れぇー。楽しく読めて、じんわりと涙する。エンターテイメントのツボを押さえた傑作。身を正して生きないといかんなと我が身を振り返った。遅いかもしれないけど。
46歳という若さで突然死した主人公が7日間だけ美人の女性になって現世に戻る話。 笑って泣ける心がほんのり暖かくなる小説です。 オススメ!
泣けた! 子供が出てきたら、もう駄目ですよ! ベタなストーリ展開で、感涙のファンタジーミステリー! コミカルな描かれ方が逆に胸に響きました! ストーリとしては、働き盛りの46歳で突然死した椿山課長。 現世と来世の中間のお役所の裁きに納得がいかず、さらに、家族や会社への想いを果たすため、現世に7日間...続きを読むだけ戻る事に。 しかし、その姿はセクシーな美女。言葉使いも女性の言葉使いに!この辺がコミカル(笑) 同様に、間違えて殺されてしまったヤクザ組長の武田と交通事故で亡くなった小学生の雄太も現世に戻り、それぞれ姿を変えてやり残したことを果たしていきます。 実質3日間の現世の中で、それぞれの立場から、やり残した想い、やり残したことを解決していこうとします。 しかし、その結果、椿山は、さまざまな真相、女友達の本当の気持ちなど、ショッキングな事実を知ってしまう事に! そして、それぞれのストーリが一つにつながっていくところがベタなストーリ展開。 そこで浮き彫りとなる、家族の絆、親子の絆に熱い物が込み上げて来ます。 子供がらみはとりわけつらい(笑) 家族を大切にしたいという思いがさらに深まりました。 通勤電車の中では読んではいけない! とっても、お勧め!!
何気なく見ていたネットに、この作品が紹介されており、評価が高かったことから手に取った。 浅田次郎作品を読むのは初めてであったが、評判に違わず大変面白かった。赤の他人と思っていた登場人物同士が読み進めると、どんどん複雑に絡み合っていく。読み始めたら、ついついページをめくらざるを得なくなり、止めどきが...続きを読む難しかった。 そんな面白い作品だったが、最後の締めくくりだけが自分にはしっくり来なかった。もう少しハッピーエンドで終わらせてもらえたら良かったのに・・・。ちょっともったいなく感じたが、それは贅沢かも?
ふと気づくと、あなたは見知らぬ場所を歩いている。なぜ、ここにいるのだろう、まったく思い出せない。そのまま歩き続けると、おびただしい数の老人であふれかえるビルにたどり着く。そこで、あなたはあなたの人生が終わったことを知らされ、遣り残したことを清算するため、7日間の現世滞在が許される(現世滞在中は生きて...続きを読むいたときとはまったく違った姿となる)。あなたは、この7日間をどのように過ごしますか? 本書は、主人公である椿山課長の、この7日間(実際には3日間)の物語である。 46歳の椿山は、呆けた父親、34歳の妻、7歳の息子を残し、突然、過労死した。その後、前述のビルで知り合ったヤクザ(拳銃で撃たれた)と、子供(交通事故死)とともに、7日間の現世滞在が許される。一家の大黒柱を失って路頭に迷うだろう家族や、遣り残した仕事の整理をつけるため、また、昔の女友達との関係を確かめるため、彼はこの7日を使う。これにより、「実は呆けてなかった父親」、「自分の部下と不倫していた妻」、「息子の父親は、妻の不倫相手」、「女友達は、椿山を今でも愛している」、「高卒ノンキャリがゆえ仕事に不満を持つ椿山は、実は会社ではだれからも愛される存在」などの自分を取り巻く事実が明らかになってゆく。知るべきでないことまで知ってしまった椿山。一方、残してきた子分たちの行く先と自分が殺された理由を追い求めるヤクザ。自分の出生の秘密を知り、最後に実の親へのお別れを言いたい子供。それぞれの人生がオーバーラップする。彼らの心中を思い、私の耳の奥で桑田圭介の「切ない胸に風が吹いていた」がこだました。涙なしでは読み進められない。出張帰りの新幹線の隣の席が珍しく空いていたことがありがたかった。 この複雑な人間模様は、椿山の父親により一本の糸に紡ぎ上げられ、なんとも爽快なエンディングを迎える。その時、ちょうど東京駅に着いた私の頭の中には、「千の風になって」が鳴り響いていた。
内容は所々曖昧。小学生の時にこれを読んで、どんな経緯か覚えてないけど校長先生に勧めた。朝登校する時に「あの本すごい面白いね」って言ってもらえたのがとっても嬉しかったのはよく覚えてる。
こういう話が大好物です。 笑い8、涙2くらいの割合。 主人公の父親の言葉が、心に響きます。 映像化されたモノも観たくなりました。
人の人生には後悔や未練はつきものだ。 死してなおそれらは残っていくのだろう。 でも、やはり最後は「ありがとう」の一言に行き着く。 極楽往生がこんな世界なら死すら悪く無いんじゃないかというラストだった。
おもしろい! のに自分の人生も省みることができる おもしろさの好き嫌いは色々あると思うけれど、 のんびりしすぎていないサクサクした展開と 色々繋がっていく感じがおもしろい。 飽きない。
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