中島京子の作品一覧
「中島京子」の「いつか、アジアの街角で」「うらはぐさ風土記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中島京子」の「いつか、アジアの街角で」「うらはぐさ風土記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京女子大学文理学部史学科卒。2003年『FUTON』で小説家デビュー。2010年『小さいおうち』で第143回直木賞受賞。その他作品は『イトウの恋』、『均ちゃんの失踪』、『冠・婚・葬・祭』、『小さいおうち』などがある。
Posted by ブクログ
おもしろい。昔の日本語の美しいこと。品があふれてる。言葉尻から人となりまで垣間見れ情景が目に浮かぶ。
コロナや戦争、現代と近しい部分も多く、なんだか似たような状況だと時代は繰り返し、もしやまたここに書かれてるような世界になるのでは!そうなったときのヒントなんかないだろうか。等
現代と照らし合わせながら楽しめたのも良かった。
戦争の描写がなんとも現実的というか、フィクションかもしれないけれど、わたしたちが歴史の教科書を見て知るのは極々一部分で、地震も一緒で同じ日本にいながら全く昨日と同じ生活が続く地域にいる人と被災地の方との認識の違いのように、感じ方や体験が天と地ほど違うということがよくわかっ
Posted by ブクログ
旅の途中、夜の高原の駅でいきなり雨に会った栗田拓海。
暴風雨の中、たどり着いた元ペンションには、年齢も国籍も違う謎めいた4人の男女が住んでいた。
語り手を変えながら、「ムーンライト・イン」に住む人たちの関係と、それぞれの過去が少しずつ明かされていきます。
ユーモアがたっぷり含まれていて、中島京子さんの描き方が本当に上手いんです。
ミステリーを読んでいるみたいに、物語にどんどん引きずりこまれていきます。
彼女たちは何から逃げて、ここで暮らしているのだろうか。
ここではお互いに助け合い、詮索もされず、夢みたいな生活ができる。
だけどどんなに深い事情があっても、いつまでもここにいるわけにはいかな