文芸社作品一覧

  • ジュニアアスリートのスポーツ栄養
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    正しいスポーツ栄養の知識は適切なトレーニングに匹敵する! 育ちざかりのアスリートを持つ保護者の方の、すべての疑問にお答えします。身長を伸ばす食事法とは? 子供にプロテインは必要か? ケガを早く治すための栄養とは? 「水・お茶・炭酸ジュースはダメ?」正しい水分補給の方法とは? 摂取しなければいけないビタミン量は? 試合時の食事とは? 食事の効果を確認する方法とは?
  • じゅんくん、りゅうにのる
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    妹が生まれてお兄ちゃんになったじゅんくん。家族みんなは妹に夢中で、ちょっとさびしい。そんなとき、誕生日プレゼントにもらった龍のぬいぐるみのキキが話しかけてきた! キキの声が聞こえるのはじゅんくんだけ。ある晩、キキが変身した姿でじゅんくんのことを、さそってきて……。少年の成長を見守る龍のぬいぐるみとの冒険物語えほん。
  • 承久の乱 800年前の真実! 明恵上人の教えと「御成敗式目」
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    朝廷の復権を目的として起こった「承久の乱」。この乱の主要人物、後鳥羽上皇、第二代執権北条義時の長男・泰時、この両者と緊密な関係を保っていた稀代の高僧・明恵上人。三者三様の生き方や矜持に新たな光を当てる。膨大な資料を駆使し、近代の法典にまで影響を与えた「御成敗式目」成立の実相に迫る。前著『現代に生きる稀代の高僧「明恵上人」』の続編ともいうべき評伝。
  • 情誰何(じょうすいか)
    NEW
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    1巻1,584円 (税込)
    ボクサーをしながら警備員として生計を立てているダイゴ。天涯孤独の彼は、親友のケンジと幼なじみのエミとの間の子ナオを可愛がっていた。しかし、ダイゴが薦めた家族旅行の帰り道、一家は事故に遭い、両親と祖母を亡くしてしまう。一人生き残ったナオはダイゴに引き取られるが、叔父という男が現れて──。孤独な青年と少年を襲う過酷な運命、衝撃的な軌跡を描く、愛の追求の物語。
  • 饒舌な枝たち
    NEW
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    御年97歳を迎える筆者が、細やかな筆遣いと上質な語り口で綴った半生記。遠い記憶を鮮やかに呼び覚まし、人生というものがまさしく有為転変そのものであることを普遍的に指し示している。筆者の半生がそのまま終戦にいたる日本の近代の歩みと歩調を合わせているという意味でも、本作は21世紀に生きる私達をも薫染する、かけがえのない贈り物である。
  • 人格修養のすすめ
    NEW
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    1巻1,287円 (税込)
    【努力が直接結果に結び付かないことはありますが、違う形で結実することは普通にあることで、また成功者や偉人は例外なく人一倍の努力をしています。優れた指導者・リーダー・名君への道は、ただ努力によってのみ進むことができます。蒔いた種は必ず生える、蒔かぬ種は絶対に生えぬ。因果の道理に狂いはありません】(本文より)。身を修め、組織を治むるの要諦、この中に在り。
  • 人生で大切なことはすべて家庭科で学べる ふくしまの男性教員による授業
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    震災から学んだことは「家族の絆」「郷土の絆」「お金の価値観」「いざという時の保険」「災害対策の重要性」「環境(エネルギー)問題」とそのほかたくさんのことです。書いてみて気づいたことは、これらのことは、すべて家庭科の分野だということです。ほかの教科で学べなければ、家庭科で学ぶしかありません。──福島県唯一の男性家庭科教員が、独自の授業を公開する一冊。
  • 人生に挑戦 人生を自分のものに 生きる力の方程式
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    何事にも打ち勝つという信念を持ち、自分の「八つのチカラ(お金、時間、仲間、場所、物、体力、知力、欲望)」の活用方法を考え、より鮮明に目標を描き出し努力を重ねることこそが、人生を幸福にする道標になると思っています。コロナや戦争など、急変する世界は何度も登場するわけですが、それらが起ころうとも「八つのチカラ」の思考習慣をもって、生き抜いていきましょう。
  • 人生の師から学ぶ よりよい社会を目指して 新聞投稿五十四年
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    「丸山先生の根底には『人間愛』があったと思います。地方に暮らす無名の私たちを愛し、学問の喜びを伝えてくださいました」。新渡戸稲造をはじめ、著者の人生の師、政治学者南原繁、丸山眞男らに関する寄稿文と、1965年以降、岩手日報、岩手日日新聞などに掲載された数多くの社会提言・コラムの中から厳選収載した一冊。誰もが平和に暮らせる社会を求めて……。
  • スイカのいちにち
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    スイカわりをして、人間が楽しく食べ終えた夜に始まったのは虫たちの「スイカ相撲大会!」。「みあって みあってぇ、はっきよぉい のこった!」優勝したのは……だれだ? ダイナミックな絵で、スイカわりの楽しさと、虫たちの取り組みを生き生きと描いた夏にぴったりの絵本。読んだらスイカが食べたくなる。さあ! 暑い日は、スイカをわって、みんなで楽しもう!
  • 巣から落ちたつばめの子
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    「お父さん、小さな鳥がいるよ、とべないみたい」小学2年生の空くんがお父さんに付いてみかん畑であそんでいると、小さな鳥がうずくまっているのを見つけた。お父さんに知らせて、ふたりはそーっと音をたてないように近づいてみると、そこにはつばめの子。どうやら巣から落ちてしまったようです。元気になって、とべるようになるのでしょうか。つばめの子と少年の交流を描いた絵本。
  • 透き漆 一人静
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    1巻990円 (税込)
    養女のキヨ子が婚約者を連れてくる日、源吉は仕上げ前の硯箱を見つめる。母が生きていたら何と言うだろうか。跡継ぎ息子の源太が亡くなった翌年、母は蓮沼に身を沈めた。その後キヨ子を迎えたが、家業の塗師は源吉の代で途切れるのだ──。漆塗り職人の家族の運命を辿る「透き漆」。樺細工職人の良太と妻・多可の夫婦の物語「一人静」。昭和戦後期に生きた職人とその家族を描いた二作収録。
  • すくらっぷ&びるど
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    俺の今までの作品を、どれだけの人が読んでくれたのかなんて俺にも全然わからない。だから、俺はこれまでの凝り固まった俺自身を、ダイナマイトで粉々にして、もう一度、組み立て直してやろうじゃねぇか。「あァ、これが青春なのだ」──懐かしい思い出や淡い記憶を辿りながら、自分の現在時点を詩に綴り、探っていく。今回はばっかすという頼もしい協力者をお供に心の旅へといざ進まん!
  • ステージIVbからの脱出 膵臓がん・私の雑記帳
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    現代の医学で「がん」は、けっして不治の病ではない。しかし「膵臓がん」は別格で、「がんの王様」などと言われたりする。見つかりにくいのが最大の難点で、その対策は確立されておらず、対抗するには「早期発見」と「適切な治療」しかないと考える。私の経験を記すことで皆さんが、やがて襲ってくる「がんの脅威」に身構えてくれることを願う。
  • ストロマトライト
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    1巻1,056円 (税込)
    人類の雄が世界を、地球を、思想を、文明を、後戻りできないところまで破壊しようとしている。そして彼らの誰もが、それを止める選択肢を用意していない。私たちにはそう見えているのだ。だから、もはや再起動をかけるしか方法がないところまで来てしまったのだ。私たちは、人類の雄を無力化することから手をつけなければならない──母性と自然をテーマにした中編二作を収録した作品集。
  • #スマホの奴隷をやめたくて
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    スマホ=私の心臓。“いいね!”のために生きていた。西に映えるパンケーキ屋あれば走り、東に映えるタピオカ屋あれば駆けつける。自撮り棒の下ピース、加工アプリで目玉は宇宙人ばりに、肌は透き通るほど白く。スマホを見ていないと暇に殺されそう! SNS中毒の20代女子が葛藤しながらもスマホ卒業に成功した笑いと共感のエッセイ。メディアで引っ張りだこの著者の話題作が文庫化。
  • スミレはカヲル
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    1巻1,188円 (税込)
    余命宣告をされ、いつ死んでもいいと思っていたカヲは、寂しさを紛らわすために行ったショッピングモールのフードコートで、同級生に絡まれるマナトを見かける。彼は母と弟を目の前で亡くしていた。さらに、アルコール依存症の母を支えるヤングケアラーのリョウも加わった三人の時間が、それぞれに希望をもたらしていく。愛知県教育振興会「児童文学賞」受賞『水玉もようの熱帯』併録。
  • スーパームーンの夜に
    NEW
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    1巻968円 (税込)
    突然いなくなった隣のお兄さんたち、父の死、引っ越し、捨てられた犬……。生きているとそれまで普通に身近にあったものがどんどん過去になって失われていく。でも本当は失くなってはいない。それは昼間の雲に隠れた薄い月のように、見えにくいけれど確かにあるのだと、幼い頃はわからなかったことが今ならわかる。美しいスーパームーンの夜、約束の場所で、成長した少女は再会を果たす。
  • 随想 心のほとばしり
    NEW
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    1巻1,089円 (税込)
    子供の寝息が聞こえる頃に分厚いノートに書き綴った様々な思い─折に触れて紡ぎ続けてきた言葉。「母」という女性の立場にこだわり、「母」を根底にまとめた34篇の随想集。私が何故、「母」という女性の立場にこだわり、「母」を根底にこの随想をまとめたのかは、今から六十一年も前に出会った、一人の女性との約束にあります。(「あとがき」より)
  • 西夏の青き塩
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    ただ、儲けたいのではない。民にも喜んでもらいたいのだ──そんな想いを胸に、ご法度だと知りつつ「青白塩」を扱うと決めた杜宇俊。宋朝の財政の仕組みを根本的に揺るがす恐れのあるその塩で商いをする、彼が選んだその道に未来はあるのか。塩がもたらす人とのつながり。その血は現代へと流れゆく。11世紀中国の西夏を舞台にした悠久の歴史ロマン。
  • 成功の人生 ─氣の活用─
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    今度生まれ変わっても、同じ人生を歩みたい。自分の人生を強く生きれば、強く老いることができ、感謝をもって死を迎えられる! そう主張する著者(NPО氣の活用コム理事長)が、心に描いたイメージ通りの人生の歩み方、「成功の人生」の秘訣を、自分の人生体験と、習得した「氣の活用法」とその実績(スポーツ界など)を紹介しながら、あなたに伝授する一冊。
  • 成功の法則 幸せになるには
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    私たちは普段、脳の5%程度しか使っていないが、催眠にかけると最大95%までの範囲を使うようになる。これは科学に基づいた事実である。催眠に入ると、普段は覚えていないようなトラウマの原因(幼い頃の些細な出来事など)も思い出せる。これが催眠療法の醍醐味である。「幸せに生きる」をテーマに、ニューヨークで活躍中の日本人催眠療法士が人生における本当の成功を説いた幸福論。
  • 青春日記
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    1巻1,386円 (税込)
    特段の志もなく私立高の臨時教員になった僕は、職場で美しく聡明な葎子と出会う。ウーマンリブ運動が起こったものの保守的な考え方の人間も多かった1970年代、現実を見据え、クールなところもある25歳の葎子と、今を楽しみたいロマンチストの僕。性の悦びに溺れつつも、二人がすれ違っていくのは必然だった──。戻らない青春の一ページを、それぞれの日記を通して描く。
  • 青春の黄昏
    NEW
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    1巻385円 (税込)
    1980年7月、海辺で香織は真人とぶつかって転んでしまう。足を挫いた彼女を真人が家まで送っていったことから、高校生同士の二人は仲良くなる。秋、真人の高校の文化祭に香織が誘われたことで二人は急速に親しくなり、クリスマス・イブに会うことを約束するのだった。ひたむきな恋物語は切なく、純粋な恋人は青春の十字架を背負って生きていくのであろう。
  • 背高のっぽのパパイヤとオズワルドの月
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    1巻2,178円 (税込)
    アフリカという大陸は、なぜか部族間の血で血を洗う紛争が絶えず、日本では大々的に報じられることはあまりない。しかし、どんな小さな国にも派遣された日本人は存在する。アフリカでも最貧国とされる小国ブルンジに派遣された海外支援団体の日本人家族と、その家の使用人になった現地の青年オズワルドが、部族間の対立から拡大した血のクーデターに巻き込まれていく運命の物語。
  • 生と死を見つめて ─序章─ 在宅訪問医二十五年の思い
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    「無名の一市井人であろうが、名を馳せた有名人であろうが、人が生きてきた世界はそれぞれに大きい。生きてきたこと自体に意味があり、尊い」在宅訪問医としてのこれまでの経験から、印象的だった症例を紹介し、「生」と「死」について考える。自然で安らかな死を迎えるために、看取るために……高齢社会の今必読の、死と向き合うことの大切さを教えてくれる書。
  • 世界文化遺産 煌めく軍艦島の殺意
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    1巻1,232円 (税込)
    最初の犠牲者が九州の軍艦島に残した謎のダイイングメッセージにより、捜査は山陰の氷ノ山の麓を走る若桜鉄道沿線へと拡大。レアメタルをめぐる利権争いも浮上し、第二、第三の殺人も起きてしまう。環境省自然保護官である菅野鉄雄と金井桂の名コンビがさまざまな圧力にも屈せず、事件に立ち向かう、世界遺産を舞台にした旅情ミステリーシリーズの第3弾。
  • 関ケ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手
    4.0
    本能寺の変で急死した信長が残したものは、「天下統一」という概念だった。それに気がついた時、秀吉と家康はどんな行動に出るのか。ともに40代、武将として脂の乗り切った二人が、腹心の部下──家康には石川数正、秀吉には黒田官兵衛──に支えられ、知略を尽くし、命を賭けて睨み合う。真の天下人となるために。秀吉、家康それぞれの視点で描かれる、天下分け目の熱き戦い。
  • 背の山 日本の防衛─叔父と甥の絆
    -
    「昭和20年、マッカーサー率いる米軍は、大挙フィリピン西岸リンガエン湾への上陸を開始。それを迎え撃つ日本軍。戦車第二師団きっての砲撃名手の克也と主計大尉として奮闘する進。迫りくる米軍との死闘が始まる」(「背の山 日本の防衛─叔父と甥の絆」)。日本を愛し、家族を守り、信念を貫く! 表題作ほか、「竜門橋 大工の棟梁と米軍艦上戦闘機の戦い」収録。
  • 為ん方つくれども希望(のぞみ)は消えず
    -
    自らも障碍をもちながら障碍者福祉に目覚め、強い信念と勇気をもって、障碍者のための授産施設を創設した著者の半生記。著者は樺太に生まれ、戦後、引揚げで青森へ。本書の前半は戦中~戦後、ロシア人の侵攻や収容生活などが臨場感たっぷりに綴られている。引揚げ後、障碍のため小学校には通えなかったがミシンを習得した著者は、成長し、障碍者の自立のための活動に乗り出すが……。
  • 1972年からの来訪
    -
    1992年、晩夏。山荘の管理を任されている永森の呼びかけで、戸崎ら大学サークルOBは集まった。懐かしい面々と過ごす束の間の避暑のはずだったが…。山荘に漂う不気味な気配、次々と姿を消す仲間たち、疑心暗鬼、やがてあの頃の記憶が鮮明に甦る──。時は、日本中を震撼させた連合赤軍による一連の事件から20年後。あの時代を知る者たちの人生の“総括”を描くサスペンス小説。
  • 潜在能力を活かす実践脳科学
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    コーチングのスペシャリストである著者が、科学データに基づきながら脳の仕組みを解説し、潜在能力を活かすための実践方法を紹介する。「記憶」「考える」「やる気」などがどういうメカニズムになっているのか、身近な具体的事例をあげつつ分かりやすく説明し、日常起こるさまざまな問題に対してうまくコントロールし適切に対処できるよう、「自分の取扱説明書」の作り方を教えてくれる。
  • 千年後に迫り来る大洪水 日本書紀に遺された巨大洪水と神功皇后
    -
    紀元1世紀──ディープインパクト、日本海誕生、大洪水……。「天運尽きて国が海となるのか」(日本書紀)「人が増えすぎた。人の悪が世界で増大した」(創世記)「洪水は海からではなく、天からやってきた」(エジプト神官)……。それは神の怒りか、現代文明の消滅か。なぜ、ピラミッドをはじめとする「高層建造物」がつくられたのか。宇宙工学者が挑む古代史ミステリー。
  • 先輩ママの子育てたまてばこ
    NEW
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    物が豊かで、街にあふれている現代。しかし、いつの時代にも変わってはいけないものがある。人との関わりで大切にしなければならないことは、相手を思いやる心。それは、子どもとの接し方などでも同じこと。子育ては、人を育てるという責任重大な仕事。だからこそ、子どもの成長を喜び、楽しみながらやってほしいもの。──小学校の教諭だった著者が、多くの子どもと触れ合い、感じたことや自らの子育て経験を五十音のタイトルにのせて贈る、子育てアドバイス満載のエッセイ集。
  • 贅沢な悩み ゆう子の思うツボ?
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    1巻1,078円 (税込)
    1960年代、東京近郊の静かな町に生を受けたPD。健康優良、容姿端麗、頭脳明晰と、恵まれているかに思われた彼が、どんな人生を歩むのか。上品に隠された毒、うぬぼれ、コンプレックスなど、明日への活力が湧くかもしれない、一風変わった物語。自分史? 小説? 終活本!? キーワードはrough & intelligence。軽快に読み進められる一冊。
  • 前世療法探偵キセキ
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    立春の日に2年連続で若い女性が殺された。犯人不明のまま今年も立春の日が近づいていた。精神科病院で院長を務める若き医師・小此木稀夕のもとに紀穂子という女性が現れる。稀夕は彼女によって、脅迫まがいの方法で前世療法を体験させられる。稀夕が「過去生返り」で見た3つの事件は「立春の日殺人事件」とどう関わるのか……? 現役精神科医が描く驚愕のスピリチュアル・ミステリー!
  • 早世の画家・廣瀬勝平 日本と欧州、その足跡
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    明治から大正時代にかけて活躍した洋画家・廣瀬勝平。東京美術学校(現東京藝術大学)卒業後、新聞の挿絵、雑誌の風刺画、博覧会への出品、後進への指導など幅広く活躍したのち、ベルサイユ講和条約締結取材のため渡仏。ナポリ滞在中に病魔に倒れ客死する。勝平を知る人達が綴った文献や資料、資料収集の過程で得た貴重なエピソード等を、孫にあたる著者がまとめたエッセイ。
  • 漱石を“間取り”で読む 「こころ」恋ルートのある居住空間
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    1巻1,232円 (税込)
    ヒロインの住んだ家の「間取り」から、漱石代表作「こころ」の登場人物たちが行き来するドキドキ恋ルートを解き明かす!? 文学作品の「間取り」を探求し続ける“間取りスト”が軽妙かつ深淵に語る生き生きとした作品世界。「学生あるある」コラムや、死後の「K」の独白もあります! 「こころ」の友情と恋愛について追究するドキドキの一考察、とにかく楽しい漱石文学の解説書。
  • 宗達 ベラスケス タイムトラベル四百年
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    謎に満ち満ちた「風神雷神図屏風」を描いた日本の「俵屋宗達」、後世の画家に大きな影響を与えた「ラス・メニーナス」を描いたスペインの「ディエゴ・ベラスケス」。1600年代、ほぼ同時期に活躍した二人の画家の、その生涯と作品を対比し、400年前の「時間旅行」を楽しむ意欲作。それぞれの作品の卓越した技術と、華やかなりし時代の香りを感じてください。
  • 壮途の青年と翼賛の少女
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    孤独だがそれを苦としない高校生・街端路人は文芸部の合宿で山荘に来ていたが、そこは窓に鉄格子がはまり、正面玄関からも脱出不可能という異様な施設だった。そのうえ他の部員たちは似ても似つかない中年男を顧問の教師だと思いこんでいる。状況の異常さに気づいていた街端と4人の部員たちは職員に気づかれないように施設内を調べはじめる──。
  • ソウルハザード
    5.0
    1巻1,056円 (税込)
    元自衛官の村主雅哉は、残虐な殺人事件により恋人の雪乃とその家族を失った。犯人は二十歳の男で、危険運転を咎められたゆえの身勝手な犯行だった。村主の怒りは、犯人、その妻、そして彼らの一歳の息子へと向けられる。接触を果たした村主、そして──。機能不全家族に生まれた人間が悪果となることは、定められた運命なのか。第5回草思社・文芸社W出版賞金賞受賞作、堂々刊行。
  • 蘇我氏の研究
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    1巻1,749円 (税込)
    6世紀から7世紀にかけて、古代大和王権のなかで絶大な権勢を誇った豪族・蘇我氏の出自と、その役割、その没落経緯などを考察した論考。これまでの蘇我氏の研究に一石を投じる貴重な労作といえる。蘇我氏とはいったい何者なのか、王権においてどのような役割をになっていたのか、となると諸説あり曖昧模糊としている。本書はその部分に切り込んだ極めて意欲的な論考である。
  • 側室の恋
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    信州の小藩。城主は藩政を顧みることなく、領民は重税に苦しみながらも、新田開発や産品の創出に励んでいた。そんな中、多恵と新吉は、城内で運命的な出会いを果たす。やがて、逐電を目論むが。……迫り来る追手!! 若い男女の運命は!? 豊かな風景描写、世相風俗を織り交ぜて、若い二人の辛苦、そして互いに絆を強め、成長してゆく姿を鮮やかに描き出す。
  • ソクのいた日
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    1巻880円 (税込)
    散歩のあとの毛繕いをしながら、応援してあげようと思うんだ。僕の大切な家族だから(本文より抜粋)。子どもが不登校になった夏休み明け、母さんは動物愛護センターにいた僕を、新たな家族として迎えてくれた。僕の名前はソクラテス。柴の子犬だ。空中分解寸前だったうちの家族は、転居をきっかけに心機一転、生活を立て直すはずだった。ところが、現実はそう甘くはなくて──。
  • そこのけ、そこのけ、アタシが通る!!
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    一人息子のコロナ死の投稿記事が朝日新聞に掲載された著者の自伝。学生時代は猛勉強し特別奨学金を得た。就職では大企業への採用を勝ち取った。転職後トップセールスマンになり結婚したが夫はDV。懸命な子育て中に運命の出会いが訪れ仕事を再開するも廃業、そして伴侶の闘病、息子の突然死……。壁が立ちはだかるたび闘争心が湧き起こり、前を向いて突き進んできた73年の人生を綴る。
  • そしてこの心地よい風に吹かれ続けて
    NEW
    -
    1巻594円 (税込)
    僕はこの12年、娘の誕生日と命日に欠かさず墓参りをしている。妻であった彩香もまた此処を訪れていることには気づいていた──。社内で出会い、順当な付き合いを経て結婚した僕ら。やがて娘が生まれ、幸せな日々が続いていくものと思われたのもつかの間、二人は愛娘を事故で喪ってしまう。すると彩香と義父は僕を遠ざけようと画策し……。家族の崩壊とその再生を描いた静かな愛の物語。
  • そっくり劇場の殺人
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    1巻1,188円 (税込)
    有名人の「そっくりさん」ばかりが集まる奇妙な劇場があった。 ある夜、そこで殺人事件が発生! 殺されたのは誰? そして犯人は誰? 二転三転の末、読者が目にする驚愕の結末!! 表題作ほか、《その椅子に座った者は、必ず三日以内に死ぬ》という怖ろしい祟りを描く『黒椅子』、 そして華族の令嬢に忍び寄る恐怖を描く大正ロマン『光と影』ほか、 本格推理、変格推理の傑作ミステリー9編を収録! <収録作品> そっくり劇場の殺人/サーカス/予言者/黒椅子/王妃の涙/カナコ~KANAKO~/透明人間/彼女の名前/光と影
  • 空の時間 ~キミの愛した子~
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    1巻1,188円 (税込)
    大切な家族であるペットがなくなったら、どんなにつらく悲しいでしょう。その経験をした人や、想像するだけで共感できる人も多いはず。本作はペットロスに苦しむ人々に優しく寄り添う絵本です。ペットの死後を知ることで、少しは慰められるかもしれません。さあ、お空の話を聞いてみませんか?/お空の世界を知ってる? これは ある日 お空がおしえてくれた おはなし……(本文より)
  • 空の向こうへ ~感謝の日々、これまでもこれからも
    NEW
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    「おばちゃんの手温かいよ、本当……」と、男の子女の子六人ほどが手を重ね合いました。私は温かい手より、私のような者に優しくしてお話してくださる児童達の「心」というか、その気持ちの方がもっともっと温かくて嬉しかったです。(本文より)子育てボランティアで出会った子ども達が成長した姿を見守る日々など、さまざまな思い出を、感謝の言葉とともに綴ったエッセイ集。
  • 空を見る子供たち ─小さな学習塾の中で─
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    1巻1,584円 (税込)
    『ガイチャの憂鬱は文章を読むことだ。「オレ、国語ヤダなあ」そうつぶやくと、椅子からスルリと降りて床の上でくつろぎ、空を眺めることからガイチャの国語ははじまった』(本文より)。子供たちは本当はわかることが好きなのだ、ほめられることは、もっと好きだ。わかるようになりたいのだ──。子供たちの健やかな学びを愛情豊かに見守る“塾の先生”の日々を鮮明に描く。
  • それからの三国志 上 烈風の巻
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    西暦234年、五丈原の戦いで稀代の軍師・孔明が没し、数々の英雄たちに彩られた「三国志」は終焉する。しかし蜀魏呉の覇権争いには、新たなステージが待っていた。老将・仲達が徐々に権力を掌握してゆく魏、対して、孔明の遺命を受けた姜維が蜀を支え、呉とともに北伐を重ねる。激動の世紀の先に、平和な世は訪れるのか? 知られざるその後のヒーローたちの活躍を描く感動の歴史大河。
  • それからの万次郎 ─中浜万次郎の生涯─
    NEW
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    1巻1,782円 (税込)
    土佐の少年が船の漂流によりアメリカ本土に、そして帰国。幕末から明治にかけて生きたジョン万次郎のすべて。第一章 万次郎十五歳の決断/第二章 万次郎のアメリカ生活/第三章 ジョン万次郎の捕鯨船大航海時代/第四章 近くて遠い故郷─琉球の万次郎/第五章 武士となった万次郎─土佐から幕末の江戸へ/第六章 究極の選択への道─維新前後の万次郎/第七章 万次郎・終焉への選択。
  • それぞれの満洲
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    1巻1,584円 (税込)
    1945年8月12日、当時の満洲国・麻山において団長・貝沼洋二率いる開拓民465名が集団自決した「麻山事件」。この、歴史に埋もれ去られそうになっている事件をきっかけに、さまざまな人の、さまざまな「満洲」を、膨大なる資料を繙き、回顧した意欲作。世界が傾きかけている、「過ち」が現実になる前に、ぜひ読んでおきたい一冊です。
  • それなのに涙は退化した ─サンカヨウの祈り─
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    透明になることで自分の存在を消そうとするサンカヨウの花のように、母は焼身自殺した。そこから幼い私の呪われた日々は始まった──。幼くして母を失い、新興宗教に入信させられて、祖父母に呪われながら成長した著者が、「お金で買える幸せを知らない子どもが、明日がこないことを願っている子どもが、どれだけいるか──」をもっと社会に知って欲しいと、赤裸々な体験を告白する。
  • それは俺がやる! 明治を創った男たち
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    1巻1,320円 (税込)
    明日の「輝かしき日本」の理想を掲げて、数多くの「偉人」が輩出された「明治」という時代。熱烈なファンを持ちながらも、あまりにも煩雑で分かりにくいとも言われるこの時代を、もう一度整理、整頓し、その功罪の検証、評価を行った意欲作。戊辰戦争、西南戦争、明治十四年の政変、辛亥革命など、名前は知っているけれどその内容は……という若い方必読の一冊です。
  • ソロー流究極のシンプルライフ
    NEW
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    およそ160年前にマサチューセッツ州のコンコードの若き哲人、ヘンリー;ディビッド;ソローといった。彼は『ウォールデン-森の生活』という文学的思想書を残したが、超絶主義の哲学者、詩人、環境科学者でもあった。生活をできるだけ簡素にすると人間はもっと賢く幸せに生きられるのではないか。それを実践して証明し、世の中の人々に知らせたい──ソローの生き方を解説した一冊。
  • 造船王国の新しい選択
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    1巻726円 (税込)
    日本の造船業を6社中心に綴った産業ドキュメント/“新生・三菱重工業”の誕生秘話/伝統を誇る陸上機械・プラント[石川島播磨重工業]/インターグループ活動で“経営に活”[川崎重工業]/危機乗り越え、新生・日立造船の誕生[日立造船]/折にふれ“三井重工業構想”出没[三井造船]/難産だった“住友機械工業”と“浦賀重工業”の合併[住友重機械工業]/“津造船所建設”で巨船時代に対応[NKK(日本鋼管)]。
  • 続 A型自分の説明書
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    大ヒット作「B型自分の説明書シリーズ」続編が電子書籍で登場。テーマは「選択」。こんな状況のとき、あなたはどんな行動を選択するのでしょう? もしも2時間だけ透明になれる薬をもらったら…。はてさて、A型はどんな行動に出るのでしょう? ことわざ「売り言葉に買い言葉」、A型なら、どうなる? 楽しく読みながら、より自分らしさを探していく本。
  • 続 AB型自分の説明書
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    大ヒット作「B型自分の説明書シリーズ」続編が電子書籍で登場。テーマは「選択」。こんな状況のとき、あなたはどんな行動を選択するのでしょう? まだシャンプーをしていないのに、先にリンスを手に出してしまった。はて、AB型が考えることとは? ことわざ「石の上にも三年」、いやいやAB型はそんなに辛抱できない?! 楽しく読みながら、より自分らしさが見つかる本。
  • 続 O型自分の説明書
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    大ヒット作「B型自分の説明書シリーズ」続編が電子書籍で登場。テーマは「選択」。こんな状況のとき、あなたはどんな行動を選択するのでしょう? 人前で恥をかかされると…。さてさて、O型はどんな行動を起こす? ことわざ「人の振り見て我が振り直せ」、人の振りを見たO型は…思わず、大爆笑?! 楽しく読みながら、より自分らしさがわかっていく本。
  • 続・Hyde時々Jekyll
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    1巻1,144円 (税込)
    Hyde(俺)の脳髄を震わせ汁を溢れさせた女たち……死に損なった女、ソープ嬢になった女、ジェネレーションギャップの女、俺をハメようとした女、殺されかけても懲りない女、そして仮面の表と裏の狭間で葛藤する女……まったく俺の周りの女どもは退屈させないで楽しませてくれるぜ。人生楽しいわ。HydeとJekyll、二つの顔を持つ男の、官能と背徳の自叙伝、堂々の完結編!
  • 続 B型自分の説明書
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    大ヒット作「B型自分の説明書シリーズ」続編が電子書籍で登場。テーマは「選択」。こんな状況のとき、あなたはどんな行動を選択するのでしょう? お風呂で頭を洗おうとシャンプーを押すと、あれ、中身がない! さて、B型のとった行動とは? ことわざ「三人寄れば文殊の知恵」、B型が三人寄ると、どうなる? 楽しく読みながら、より自分らしさを見つけていく本。
  • 大切な人を守るために ─私たちの力で地球の歴史を変えていこう─
    NEW
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    1巻1,485円 (税込)
    現代の世界に目を向けると、気候変動という環境面、次に不安定な経済情勢という生活面など、このままいくと、人類や地球にとって危うい未来が見えてきてはいないだろうか。こういう岐路に立つ時代に生きている私たちだからこそ、現在そして未来の生命に対して、それを守る大きな使命を持つべきであろう。「今」の状況を知り、「今」何をすべきかわかりやすく説いた解説書。
  • 太陽系時代の終わり
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    2270年。太陽系に繁栄していた超高度文明の遺跡から、慣性質量をコントロールする機器(IMC)が発見される。人類の更なる宇宙進出に向けてIMCを実用化すべく研究が開始される。ところが実験中にアクシデントが起こり……。人類は未知の機器を使いこなせるのか。オーバーテクノロジーを手にした時、目にするものとは!? 第1回草思社・文芸社W出版賞金賞の本格SF小説文庫化。

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  • 太陽と月のシンフォニー
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    1巻539円 (税込)
    教育改革に燃える雅は仕事に邁進していたが、ある日妹の華から母の死を知らせる電話がかかり……『太陽と月のシンフォニー』、行方不明の父を探す幸人の前に、脈々と受け継がれた血の呪縛が迫る『卑弥呼の祖国は何処に?』、毎度お騒がせコンビ、ユッキー&フッチーが、ついにフランスへと進出!? 『ユッキーとフッチーのミステリー事件簿 第三話』……特色あふれた短編3作を収録。
  • 隆家卿のさがな姫
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    目に入れても痛くないほど大事な娘の姫君に、「よくぞ帰り来たまいけるかな、こんのクソ親父がーっ!」と言われたのは、救国の英雄、藤原隆家。「誰に似たりや」とぼやけば、妻からは「殿にや」と呟かれる。時の権力者である道長のことなど微塵も恐れず、世間ではさがな者と評されている彼も、家では一人の父親だった。体は弱いが気が強い姫君の願いを叶えるべく、隆家が下した決断とは。
  • たからもの 重度障がい者のボクとまわりの人々との物語
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    1巻1,188円 (税込)
    重度の知的障がいがある長男が50歳の誕生日を迎えたのを機に、これまでの家族の軌跡を長男「ボク」の視点で語る物語。社会の片隅で、長男と必死に向き合った50年間を振り返る。母親自身の病や父親の遠距離介護など、さまざまな困難を乗り越え、神様の導きによって、息子がかけがえのない「たからもの」となるまでの道を辿る。新聞の読者投稿欄等に掲載されたエッセイも収録。
  • 宝物を育てるお母さんと悩み多き中高生のみなさんへ
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    1巻1,386円 (税込)
    お母さんは家族の太陽です! 「子育て」をしたとは言えない父親だけど、母親の苦労に寄り添い、子どもの背中を押したい。「子育ては勿論のこと教育まで母親まかせとなり、父親の権威も失墜、家庭における立場がなくなりつつあります。それでもお父さんの役割は大きいということを自覚してほしいのです」(本文より)。現代の難しい世を生きる子どもたちと親たちへのメッセージ。
  • 武田最後の雄 仁科盛信
    NEW
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    後方で指揮していた信忠にも焦りの色が出てきた。「何をしている。早く城内に突入しろ。怯むなー! 繰り出せ、繰り出せー!」信忠の声が大きく響いた。さすがは武田軍強しと信忠は感じていた。(本文より)天正十年、高遠城──。信玄の子として武田武士の矜持をもって、最期まで織田と戦い抜いた、〈信濃の誉〉と呼ばれた男の短くも見事な生き様を描いた歴史小説。
  • たすきがけの親孝行 ひと筋の光をみたようだ
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    結婚二十三年になる夫とは再婚同士。十二年間の“道ならぬ恋”を経て結ばれた。夫婦になってからも数々の困難や葛藤を乗り越えながら、お互いの両親を大切にする『たすきがけの親孝行』を実践してきた。古希を迎える著者が、両親との思い出、デザインを学んだ学生時代、ボランティア活動、様々な資格取得や折形制作など、半生の振り返りも交えて綴った自分史エッセイ。
  • 黄昏時のパッチワーク
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    「呼んでいたからさ、君の色が。君がボクを必要としてくれたから、ボクは存在できた。ボクは君と踊ることができたんだ」「少しだけ翼を休めて、ボクと物語の世界で踊らないかい。今の君の色は何色かな」───不思議な男『パッチワーク』と、パパ・ママとけんかをして家を飛び出した少女マヤの交流を通じて、素敵な色(おもい)を隠しているあなたへ贈る物語絵本。
  • 裁ち板と土 昭和と平成をまるごと生きた一農婦の生涯
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    1巻594円 (税込)
    昭和23年に関東北部のとある農村の長男に嫁いだ柿澤サキ。嫁ぎ先の「家」のしがらみ、夫との死別、貧困を経て、女手ひとつで三人の子どもを育て上げるも、老いを重ねるにつれ、親子関係において、次第に虚しさを感じることも多くなり……。ひとりの女性の生きざまを語りつつ、昔ながらの「家」のあり方、家族観、高齢化社会について考えさせられる社会派小説。
  • タヌキのタヌ「ありがとう」
    NEW
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    3兄弟の子ダヌキとお母さんタヌキは、なかよく暮らしていた。ある朝、ピンチがおとずれて、「おかあさんを たすけなければ!」と、切羽詰まった末っ子「タヌ」がイノシシにとびかかった! 勇敢に立ち向かった結果、けがをしてしまった末っ子「タヌ」。家族みんなが心配する中、タヌは……。タヌキ家族を通して、相手を思いやる気持ちの大切さを描いた絵本。
  • 魂の玉手箱 水明かく、華々息吹き、天(あま)へ舞え
    NEW
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    本書は、複雑に争う世相を万民が抱く博愛へ導く自由な憲法精神の深層心理に迫り、何より、読者各位が平和について意見を得られるよう、虚実な対話形式で結論をまとめた。平和とは何か、意見も多々ある中、危機管理の観点から自由像が歩む最終目的地を「恒久平和」に定め、大綱たる平和憲法を遵守し日常生活を映像結ぶよう、万民が関心を抱く平和の想いを今に訴える。
  • たまゆら
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    青と赤の双つの星の怪しい飛行の一件は、様々な噂をうみながら、月日と共に迷宮入りとなった。目撃者の一人である龍一は、これを「女の生首(だれかが自分を呼んでいる)」と見た。そんな中、とある求人欄に、以前の生首に似たイラストを発見する。導かれるように面接に行った龍一は、そこで美少女・依子と出会う。依子の家族にはかつて驚くべき奇蹟が起きていて──。解説/東雅夫
  • 短歌集 蝸牛は歩む。
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    1巻693円 (税込)
    「見上げると銀の涙が頬つたう/冴え冴え輝く白銀の月」豊かな感性は時に精神を傷つける。うつ病と闘った筆者は、父とも最後まで分かり合うことができなかった。「移ろう四季」「痛く甘い恋愛」「過ぎゆく日常」「父の死」の四章からなる短歌は繊細に揺れながら、確かな言葉として息づいている。「青空が弧を描いて消えていく/神が創った天球儀の様に」──
  • 短歌集 認知症百態
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    1巻1,089円 (税込)
    脳神経外科の医師として27年間、患者の診療と研究にあたり、その後28年間、老人病院や老人施設で認知症診療に携わり、千数百人以上もの認知症患者を診てきた著者。認知症という認知機能が脱落・低下していく病を当事者、そして介護する人々とともに見つめてきた著者だからこそ詠める短歌集。読む者に、認知症という病の現実を知らしむと同時に、社会と福祉の今後を一考させる。
  • タンザニア滞在記 JICA海外協力隊としてアフリカに赴く
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    1970年代。JICA海外協力隊では最年少の23歳のときに自動車整備士としてタンザニアに向かった著者。荒野にテントを張って、その生活は始まった。隊員は、現地の人々と共に生活し、途上国の課題解決に取り組む。著者に任せられた仕事は自動車整備を教えるというものだった。しかしのちに自動車整備士の技術者養成学校の建設をし、運営を任されるというところまで広がっていく──。
  • たんしんつうしん 台湾だより
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    1巻1,056円 (税込)
    「拝啓 我が妻殿 きちんとひとりで生活しています」50歳を過ぎて単身赴任。「せいぜいこんなものか」と先を見越した諦めと寂しさばかり……。でも、ここ台湾は太陽が燦燦と降り注ぐ南国。明るく楽しい台湾を満喫しましょう! 一喜一憂の単身生活の中、「楽しさ」を見つけ、台湾の長短を併せた特色と起伏に富んだ日々を綴った記録。
  • 淡々飄々
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    1巻1,188円 (税込)
    「君は昔から何があっても、何が起きても、動じることなく、泣きもせず、喚きもせず、ホントいっつも淡々とやってきたねぇ」本人はしごく自然体で向き合って、とにかくこなしてきた。(本文より) 「人生、山あり谷あり」というけれど……だからこそ楽しむ! “もうダメ”“あわや”の事態も切り抜ける、波瀾に富んだ人生を生きる男の果断な一代記。
  • 短・俳 落穂ひろい ~癒し系ユーモア評~
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    1巻1,188円 (税込)
    目にとまった短歌や俳句にコメントを付すという趣味を20年以上続けてきた著者が、書籍化にあたり、その中から114編を厳選して収録。作品の良し悪し、或いは表現の巧拙といった専門家が評するような技術的な事柄ではなく、短歌や俳句を愛するが故の視点で、作品の背景にある作者の感情を捉え、そこに寄り添うことを大切にしながらもユーモアを交えた解説エッセイ集となっている。
  • たんぽぽのなまえ
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    あるところに歌がじょうずで容姿にも自信のあるたんぽぽが咲いていました。たんぽぽがいつものように太陽に向かって歌っていると、アリがやって来ました。しかし無口で働き者のアリは、素っ気なく通り過ぎるだけ。一方、キリギリスは饒舌で、たんぽぽを褒めちぎります。心を動かされるたんぽぽですが……。ダイナミックかつ鮮やかなイラストを添えた、せつなくも美しいアート絵本。
  • 第一歌集 ひと ─定め事─
    NEW
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    1巻924円 (税込)
    「壊れるよ 体も心も 壊れるよ 自分が自分でなくなってゆく」──父親からの家庭内暴力。かつては優しかった母も、やがて金の無心ばかり。自らの生活の苦しさも加わり平穏を失っていく心。しだいに身体の不調が著者を襲う……。赤裸々に自らの経験を詠った本書の根底には、被虐者が救われてほしい、くじけず生き抜いてほしいという切実な思いが流れている。
  • 大丈夫! 今からでも遅くない「挑戦」
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    「もう歳だから……」と年齢を理由に諦めていませんか? 70代で公認心理師試験に合格し、開業カウンセラーとして活躍する著者のエールとアドバイスが詰まった自己啓発エッセイ。/今からでも遅くはありません。自己肯定感を高めましょう! どんな時も生きていける強みを持つことが重要なのです。「人生を変えたい!」と本気で思えば、貴方は変わることができます。(本文より)
  • 大ちゅきちゅきちゅき
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    りゅんちゃんは生まれたばかり。おばあちゃんのみーしゃんは、すぐに、そーっと、大事そうに、恐る恐るりゅんちゃんを抱いて、ほっぺを寄せて言いました。「大ちゅきちゅきちゅき」それからみーしゃんは、りゅんちゃんと会う度に、必ずそう言いました。りゅんちゃんが大きくなっても、ちょっとも嫌な気持ちにならない、不思議な儀式となりました。
  • 第二の人生=流氷に乗って来た白熊+童話集
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    大学の教員として第二の人生を送ることになった私の話と、孫達のための童話集。ポルトガル語を大学で学んだ私は、民間会社の通訳、外務省勤務を経て、外国語大学に新設された学科の教員に採用される。そこで「流氷に乗って来た白熊みたい」と学生に言われるが、その意味とは…。後半は、アマゾンやモザンビークを舞台にしたお話を含む7篇の童話集。
  • ダチョウのたまごのぼうけん
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    「広い世界を飛び回って、いろんなものを見てみたい!」みやこちゃん家のダチョウのたまご・ダダ。殻の中から出てきたばかり。そんなダダが見てみたいもの。それは、富士山。富士山を求めて東へ西へと、冒険の旅が始まった。いろんな場所で、いろんなものを見て、いろんな出会いをしたけれど最後に、ダダのたどり着いた場所は……。ダダの冒険の旅を描いた絵本。
  • Wベッドに戻る旅
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    1巻990円 (税込)
    昭和48年、上京した私は夫と学生結婚をする。だが、生まれた娘は心臓に病を抱えていた。娘と水戸に戻り、私たちは家庭生活をスタートさせた。その後、家族の介護、さらには自身も病を得て、夫との仲は危うくなる──だがある時、夫は思い切り強く私を抱きしめた。私は我に返った。この人も淋しかったんだ。私達は介護ベッドを返し、Wベッドを新しく買い替えた──半世紀の恋の物語。
  • だまされない マンション管理
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    1巻1,386円 (税込)
    安心して住み続けるために── ●どこのマンションでも起こる問題 ●管理費の収入で支出をまかなう ●脅す管理会社への対応 ●「大規模修繕工事」っておかしい!……などなど、そんな現状を変えるためにはどうしたらよいのか、これらに対する管理のノウハウが満載。著者の実践を加味し、マンション管理への対処方法あれこれを、分かりやすく教えてくれる一冊。
  • 誰でも取れるハイスコア TOEIC(R) L&R TEST900と英検(R)1級、準1級
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    55歳で役職定年したあと英語能力テストに挑戦し高スコアを獲得。さらには英語検定1級も取得した筆者による英語学習の指南書。英語を指導した講師によると「このオジサマ、ホントにダイジョブかしら」と思ったほど当初の英語力は壊滅的レベル。数多の失敗を乗り越え、仕事をしながらもコツコツと集中的にノートの冊数を増やし英語力を高めた血と汗と笑い(?)の実話を大公開。
  • 誰にも言うな
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    1巻1,089円 (税込)
    バスに乗車中、突然、全く知らない別世界に瞬間移動させられ、「リアル・サバイバルゲーム」に巻き込まれた男。次々にほかの乗客が倒れていく中、男は無事現世界に戻ることが出来るのだろうか。そして、そこで出会った「笑う花」が指し示す「此の世の未来」とはいったい?……一度入ったら決して戻れない「タイムリープ・エンターテイメント」小説。だから、誰にも言ってはいけません。
  • ダンスる女子とスクエア男子
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    1巻1,386円 (税込)
    転職して人生を模索していた主人公の氷谷は、一目ぼれした同僚の津根奈に影響されダンスを始め、スクエアダンスクラブに入会する。そのダンスの魅力を知るにつれ人間的に成長していく氷谷は津根奈への一途な想いを貫き真実の愛を見つけられるのか。スクエアダンスクラブに入会するとどんな世界が待っているのか、この物語に描かれたさまざまなエピソードが参考になるかもしれない。
  • ダンスール・ノーブル
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    1巻693円 (税込)
    たまたま飲み友達になった不思議な老紳士は、日本クラシックバレエ界の重鎮だった──。世田谷の経堂を舞台に、ある居酒屋で知り合い、親子の様な友達のような不思議な関係が続いた「そんなんじゃダメ、コロスわよ」が決まり文句の〈先生〉との思い出を、日本のクラシックバレエ界の黎明期にダンサーとして活躍した先生の人生と、自分の人生を重ね合わせながら主人公が語る物語。
  • 地域を救う不思議な方法 ─農哲流共生進化論─
    NEW
    -
    1巻1,287円 (税込)
    私たちが暮らすこの地域が、いつまでも元気で豊かで楽しい地域でいてほしい、誰もがそう願っていると思います。そのための情報(ノウハウ)もたくさん発信されています。しかし現実はそうなっていないのはどうしてでしょうか。本書の内容を自分の地域に置き換えたとき、具体的に何が出来るでしょう。一つでもヒントを見つけて頂ければ嬉しいです。
  • 小さい謎、見つけた
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    1巻1,089円 (税込)
    どうして? これ、なぁに? 聞いて聞いて。好奇心旺盛で元気なとも君、今日は何を見つけたのかな。子どもの視点で日常の不思議をとらえ、考え、答えを導く──。「玄関を閉める前に消して、体育館の中は真っ暗になっていたって……だから、誰もいないのに、電気が点いたり消えたりしたってことだよ」(『体育館の謎』抜粋)“気づき”の大切さを感じる物語。
  • 小さなお山の仲間たち 山から来た青い鳥ピッポ/泳げトットちゃん
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    1~3巻847~1,056円 (税込)
    オオルリの幼鳥を育てながら自らの子育てを振り返っていく母親と、成長していく小鳥を描いた物語「山から来た青い鳥ピッポ」。小さな池で鯉やおたまじゃくしたちに出会い、悩みを乗り越えて成長する金魚を描いた物語「泳げトットちゃん」。日本のベストドクターに選ばれる名医が心を込めて書いた二作の童話に、人気イラストレーターがモノクロの可愛い挿画を添えた素敵な一冊。
  • ちきゅうのきもち Feelings of the Earth
    NEW
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    ちきゅうって いま どんなきもち? わたしたちって いま どんなきもち? I wonder how feelings of the Earth are now…I wonder how feelings of ours are now…地球とわたしはつながっているよ。地球という星に住む私たちに思いをはせる英訳付き絵本。
  • 地球を救え!! グラニー・バムからのメッセージ Save the Planet!! A Message from Granny Bum
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    あら、びっくり! いすの下から根っこがはえている!! 1日中ロッキング・チェアーをゆらゆらゆらすグラニー・バム。ある日、大きな目がついた太くて長い根っこが、グラニー・バムのいすから地球全体に広がった。そしてこの根っこがグラニー・バムに世界中の様子を見せてくれるのですが……。地球の環境問題についてメッセージをこめた日英バイリンガル絵本。
  • 地球を巡る 世界3周317日船の旅
    NEW
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    1巻1,320円 (税込)
    「とにかく出かけたい。それも、できるかぎり遠くへ。まだ見ていないものを自分の目で見たい――」。フランス語を自在に操り、元大学教授という教育者であるため、核廃絶問題や子どもの貧困・教育などに関心をもつ著者が、過去10年間にピースボートで世界一周する旅を3回したときの体験談。鋭い視点であぶりだした各国の問題点を、ユーモア溢れる文体で綴る。
  • チクチクふわふわ
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    「生まれつき髪の毛の色が違う子がいる」ということを少しでも知ってもらえるようなお話を書きたいと思い、この物語が生まれました。かれんちゃんは髪の毛の色が茶色いことで胸の辺りがチクチクすることがあります。「ねえパパ、なんで おねえちゃんとちがって わたしだけ かみのけが ちゃいろなの?」チクチクの心がふわふわになるまでを描いた実話をもとにした絵本。

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