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  • 堕ちた翼 ドキュメントJAL倒産
    3.8
    戦後最大の倒産とも言われるJALの会社更生法申請。ナショナル・フラッグはいかにして崩壊していったのか? 民主党の政権交代以降、前原大臣に委嘱されたタスクフォース、官邸、財務省、金融機関はそれぞれどう動いたのか。そして、国際線・労働組合・企業年金・独自の企業文化など、さまざまな問題を抱えながら、JALは本当に再建できるのか? AERA編集部の記者が驚愕の真実に迫るノンフィクション!

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  • 金融庁戦記 企業監視官・佐々木清隆の事件簿
    値引きあり
    3.8
    1巻1,270円 (税込)
    金融庁に、「霞が関のジローラモ」と呼ばれた男がいた。 カラフルなワイシャツに、足元はデッキシューズ。ジムで鍛え上げた上半身にスポーティな短髪で、ひときわ目立つ存在だった。 佐々木清隆―― 開成高校、東大法学部を卒業して1983年、絶頂期の大蔵省に入省したエリート官僚だが、「保守本流」の道は歩まなかった。 入省直後から「大蔵省の文化」に疑問を持ちはじめ、二度にわたるパリのOECD(経済協力開発機構)勤務で各国の金融政策担当者や中央銀行職員と交流を深めた。 帰国後、金融検査部に配属され、そのまま新たに発足した金融監督庁に移る。 一方、「保守本流」の大蔵省は、バブル崩壊後不祥事とスキャンダルにまみれ、組織改革を余儀なくされた。時代はもはや旧来型の「護送船団」を必要とせず、金融当局は続発する金融事件への対処を迫られた。 「異能の官僚」が活躍する舞台が、そこにあった。 佐々木は独特のセンスを発揮して、次々に発生する金融事件に対処していくことになる。 クレディ・スイスによる「飛ばし」。 クレスベール証券のプリンストン債。 株式市場のハイエナと呼ばれる企業群。 カネボウの巨額粉飾事件と、それを見過ごした中央青山監査法人。 ライブドア、村上ファンド事件。 多額の企業年金を運用失敗で溶かしたAIJ投資顧問。 日本を代表する大企業・東芝の不公正ファイナンス。 そして仮想通貨(暗号資産)の流出――。 叩いても、叩いても、規制の枠の外側から次々沁み出てくる金融不正。 しかもそれに対処する金融庁、証券取引等監視委員会など金融当局は法整備も人員の補充も追いつかず、検察の「秘密主義」に振り回されたうえ、縦割り組織の弊害も抱えていた。 まるで銭形平次のように、「最新の金融犯罪」を追いつづけた。 底なし沼のような腐食の連鎖に立ち向かった金融官僚の、挑戦の20年。
  • 現代の肖像 伊勢崎賢治
    -
    9・11後のアフガン、独立紛争当時の東ティモール、内戦が続いたシエラレオネなど、武力紛争の最前線で武装解除と治安回復にあたった。講演では、あえてこう語りかける。「正義と平和は両立しない」。矛盾と危険に満ちた紛争解決の経験をもとに、新しい平和構築を模索する姿を追う。
  • 現代の肖像 加藤秀樹
    -
    地方で始まった「仕分け」が中央へ攻め上がり、財政の奥の院・特別会計に切り込んだ。さらに「ゾンビ仕分け」では政府の決断力・実行力が問われている。「部外者の目で予算を洗い直そう」。その志で始まった事業仕分けが岐路を迎えている。現代という時代を象徴する人物を、当代一流の書き手が綿密な取材を重ねて執筆。AERA創刊以来続く人気連載の人物ノンフィクション「現代の肖像」が、待望の電子書籍で登場。極上の一冊を、100円で今すぐ、あなたのもとへ。
  • 現代の肖像 澤野由明
    -
    大阪・通天閣のそばにある履物店主の、趣味が高じて始めたジャズレーベル。店主の「気持ちのいい音ならええやん」のポリシーのもと、品のいいピアノサウンドは、愛好家ばかりでなくジャズ初心者にも受け入れられている。下駄を売り、ジャズのCDを作る――。老舗の旦那の道楽には、家業の商人道がしっかりと息づいていた。
  • 現代の肖像 野口みずき
    -
    日本女子マラソン界にはふたりの金メダリストがいる。 シドニーで初の栄冠を手にした先駆者高橋尚子。 その姿を目に焼き付けていた野口みずき。 2人が“金メダル”後に選んだ道は対照的だった──。 アテネから3年。 150cmの小さなランナーは、日本記録保持者として、北京五輪をかけた東京国際女子マラソンに挑む。
  • 現代の肖像 春名風花
    -
    0歳から芸能界で仕事を始め、3歳でケータイをあやつり、9歳のときにツイッターを始めた。そのつぶやきを待つ人は十数万人。小学6年生にして容赦のない罵りにさらされながらも、毅然と立ち向かい、それゆえに尊敬される――。ねえ、あなたは、どんな子どもなの?
  • ジャーナリズムの現場から
    4.2
    逆風下にさらされる日本であっても優れた報道を続けている良心的ジャーナリストたちがいる。硬派の調査報道ノンフィクションを手がけきた大鹿靖明氏(朝日新聞記者)が、さまざまな分野で活躍するジャーナリストを取材し、その生き様を活写する。(講談社現代新書)
  • 東芝の悲劇
    4.6
    粉飾決算、原子力事業の失敗、遂には看板の半導体事業も放出――超名門企業・東芝はなぜ崩壊したのか?20年に及ぶ取材から浮彫りになったのは、権力に固執し責任をとらず決断もできない、歴代トップの無様な姿だ。東芝で起きたことは、今も日本の政・官、そしてあなたの会社でも起きている。全組織人必読、衝撃のヒューマンドキュメント。
  • ヒルズ黙示録・最終章
    3.7
    堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部。彼らの闘いが描き出す現代日本社会の実相。2006年に証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された、二人の「カリスマ」。「時代の寵児」としてもてはやされた彼らは何をしてきたか、なぜ、摘発されたのか。社会の新勢力を代表する彼らと、旧勢力を代表する検察側との死闘を暴きだす、同時代ノンフィクション。

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  • メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故
    4.3
    【第34回 講談社ノンフィクション賞受賞】 読み始めたら止まらないノンストップ・ノンフィクションの傑作。日本を崩壊寸前に追い込んだ福島第一原発事故。首都圏壊滅、3000万人避難の未曾有の危機に際して、官邸、東京電力、経産省、金融界では、いったい何が起きていたのか? 『ヒルズ黙示録』で鮮烈デビューした著者が、菅直人、勝俣東京電力会長、経産省官僚らキーパーソン約200人を取材してわかった驚愕の新事実。(講談社文庫)

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