ウーリー・オルレブ作品一覧

  • 小学館世界J文学館 バード街の孤島
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    ※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 戦下の街を、たった一人で生き抜く!少年の冒険の日々。 ナチス・ドイツに占領されたポーランド。ゲットーと呼ばれるユダヤ人地区で、突然住民の強制移送が行われた。11歳のアレックスは父と別れて無人の街に取り残される。母はすでに連行されていて、アレックスはたったひとり。半分廃墟となった街のなか、アレックスは警官たちから身を隠し、食料を探し、ひとりで生き抜くことになる。友だちは白ネズミのスノウだけ。一瞬の油断が生死に直結する厳しい毎日を過ごすが、そのなかでもアレックスは「生きる」ために考え、工夫し、努力する。無人島生活を描いたアレックスの愛読書「ロビンソン・クルーソー」の主人公とおなじように、それは「冒険」の日々でもあったのだ。 第二次世界大戦下のポーランドを舞台に、厳しい時代を生き抜く少年の物語。作者のウーリー・オルレブは自身が戦争で父と生き別れ、母を失う苛酷な体験を経ており、自伝的要素を含んだ作品だ。 本書は30年ぶりの新訳で、ヘブライ語版原書からの直接訳は初めて。(新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
  • 太陽の草原を駆けぬけて
    4.5
    1941年,ロシア占領下のポーランドに暮らしていた5歳のエリューシャと家族は,戦争で故郷を追われた.母や姉弟とともに,たどり着いたのはカザフスタンの小さな村.少年は新しい友だちをつくり,言葉をおぼえ,狩りをならい,たくましく成長していく.終戦後イスラエルへ渡るまでの波瀾の歳月を,実話をもとに描く.

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  • 走れ、走って逃げろ
    4.3
    1942年,ポーランド.ユダヤ人強制居住区で家族と生き別れになった少年スルリックは,壁の外に脱出したとき,まだ八歳だった.農村と森を放浪する生活は過酷そのもの.片腕と過去の記憶を失いながらも,少年は知恵と力をつくし,嵐の月日を生きぬく.実話にもとづく勇気と感動の物語.映画「ふたつの名前を持つ少年」原作.

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