検索結果
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-1年2組の泰志が書いた「三つのねがい」という作文。そこには父親の死と、自分をいじめる3人組が消えてなくなること、そしてみんなが学校に来れなくなればいいと書かれていた。そして起こった父親の交通事故死と3人組の失踪。その不気味な符合に慄然とした国語教師の郁子は、有季と貢の2A探偵局にボディガードになってほしいと頼む。捜査に乗り出した2人は、泰志が誰かに操られているのではないかと推理、そして裏に“呪われた少年”がいることを突き止めた。だがさらに隠された真実が二人を待っていた……。イジメ、虐待といった子供たちをめぐる問題に中学生探偵が真っ向勝負!
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5.0小さな島でくらす、大吉さんとねこのタマ。 ふたりは、今日も一緒に散歩にでかけます。 そう、ここは、じーちゃんとばーちゃんとねこの町。 春には満開の桜をながめ、夏はみんなでクリームソーダ。 おいしいご飯たっぷりの秋に、コタツであったまる冬。 島にめぐる四季は、とても愛しくて豊かな時間。 でも、ある日、昔からの友だちの一人が、 体調をくずしてしまいます。 大吉さんは、自分とタマに突然のお別れが 来てしまわないか、ちょっぴり心配になって…。 ずっと一緒に生きていく、一人と一匹のお話。【小学中級から ★★】
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3.7時は、明治5年の東京。 日本橋の大店の娘で15歳の佳代(かよ)は、旧大名深水家のお屋敷で、美しいが風変わりな姫君・雪姫(ゆきひめ)の侍女として行儀見習いの奉公をしていた。 だがその春、湯島聖堂博覧会で展示されていた徳川家康愛鳥の鷹の掛け軸が消えた。 掛け軸の預け主で、最後に会場に入って観覧していたのは深水家。 その中に盗人がいるのではと疑ったポリスが屋敷に乗り込んでくる。 お家の一大事に、持ち前の頭脳で立ち向かうは雪姫。 そして、佳代も隠していた天才的な絵の才能――目に見たそのままを絵に描く力を発揮することになり……! 幕末維新の動乱の名残り色濃い東京で、姫君と侍女がともに抱く大きな夢とは――? 主従バディが新しい時代に躍動する、胸のすく青春なぞとき物語! 第7回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉〈読者賞〉ダブル受賞作!!
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-代議士の大川が急死した。3年前に起きたカズノコ買占め事件の取材がきっかけで大川と懇意にしていた新聞記者の瀬沼は、大川のことを知る浜本に話を聞くが、その後浜本は福井県の東尋坊で死体となって発見される。浜本の持っていた船絵馬に興味を持つ美人編集者の悠子、カメラマンの桐原とともに瀬沼は調査を始めるが、今度は悠子の部屋が何者かに荒らされ、桐原も暴漢に襲われて負傷してしまった。二つの事件は関係があるのか、そしてその秘密を解き明かす船絵馬の秘文字とは? やがて瀬沼は、事件の後ろに巨大な陰謀が隠されていることに気がつくが……。サスペンスに富んだ冒険ミステリーの傑作。 ※本書は、カドカワノベルズ『船絵馬殺人事件』(昭和五十九年三月二十五日刊)を改題した書籍が底本です。
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5.0中堅ティーン誌で細々と読者モデルをしている小櫛一琉(こぐし いちる)。彼女は撮影で訪れた古いお屋敷で、「引き出しに入れたものが100年前に送られる」不思議な机を見つける。そして、机を通して手紙を送ってきた大正時代の少女・日向静(ひなた しず)と偶然の出会いを果たし、文通をすることになる。マスクを手放せない窮屈な生活に辟易する一琉と、百年後の世界に憧れる好奇心旺盛な静は、手紙を送り合う中で次第に心を通わせていく。しかし、二人が気付かぬうちに、彼女たちの運命を狂わせる大きな事件が迫っていた。令和と大正――遠く離れた時代を生きる二人の少女が織りなす、時を超えた絆の物語。 ※本作品は「コミック百合姫」2021年1~12月号掲載の表紙小説を電子書籍化したものです。 ※雑誌掲載時のイラストもすべて収録しております。
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-不思議堂古書店の一人娘、ミッチーこと大木未知子は大の本好きの小学生。ミッチーは古書店の店番をつとめる傍ら、小説家志望の冴えない中年男・栗原一郎の原稿の助言役も担い、次第に出版プロデューサーを意識する。そんな折、古書店の倉庫から幕末裏面史の資料が見つかる。「これをネタにして書けば、絶対面白い小説になる!」……ミッチーの激励に栗原は興奮して、小説『密偵Mの日記』の執筆に挑戦するが……。その執筆が暗礁に乗り上げた栗原は、やがて方向転換し、中華料理店の主人を取材して『ラーメン一代』という「自分史」を書いたところ、それが思わぬ大ヒット作に。ミッチーは一方で、幼馴染で中学生の小紋譲治がミステリーの才能を秘めていると気づき、執筆を勧める。さらにミッチーを介して栗原の初恋が生まれ、男女カップルの作家が誕生……。大ベストセラー作家が、読書界を舞台に、痛快な天才キッズの活躍を生き生きと描く!
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3.52年ぶりに帰国した海外青年協力隊の三谷凌は、行方の分からなくなった友人の有藤を探しに、彼の妹の衣津子とともに伊勢志摩に向かった。凌の父によると、有藤は戦国時代の海賊大名・九鬼氏の埋蔵金伝説に興味を示していたという。やがて有藤が人妻と不倫関係にあり、その女性は伊勢志摩でバラバラ死体で発見され、さらにその夫は東京で首を吊っていたことが判明。その上正体不明の人物から脅迫を受けた凌は、このこんぐらがった謎を解こうと、東京、京都、伊勢志摩へと奔走する、そして現れてきた北斗七星の謎とは……!? 冒険と伝説とロマンスが詰まったサスペンスに富んだミステリー!
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4.2山口県の常徳小学校に赴任してきた元は、念願の教師となって希望に胸を膨らませていた。だがその希望はやがて戸惑いに変わっていく。しらけ気味でみんなバラバラの生徒たち。自分のことばかり要求する親。そして変化しようとしない教師たち。そんなある日、元は子供たちの前で「川にほたるが飛んだらいいな」といい、子供たちは飛ばそうといい始める。ほたるの飼育に必要なのは熱意ときれいな環境だ。最初は乗り気ではなかった大人たちも、やがて元と子供たちの熱意に打たれ、いっしょにほたるの飼育を手伝うようになる。そしてほたるが放たれる夏が来た……。実話を基にした映画化感動作の小説版。
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3.9ベストセラー『ぼくらの七日間戦争』の著者が、本当の戦争体験を子どもたちに向けて語り、戦争の愚かさ、悲惨さを伝えます。終戦から来年で70年。戦争体験者のほとんどが、70代後半から80代以上となり、子どもたちの親や祖父母の多くが戦争を知りません。「ぼくらシリーズ」が子どもたちに人気の宗田先生は今年86歳。8歳のとき父が亡くなり、祖父に引き取られたため、中高時代を戦時下の愛知県三河ですごしました。学徒勤労動員で学校に行かず鉄工所で働いたこと、広島と長崎の原爆投下のはざまで起こった中高生450名以上が犠牲になった豊川海軍工廠付近への空襲、戦争末期で救助も来ず2000人以上が亡くなった三河の大地震、空腹とダニやノミ・シラミとの闘い、マンガのような「タコツボ特攻作戦」や「吹き矢作戦」を真面目に練習したこと、B29の機銃掃射……。当時、中高生だった宗田先生が語り継ぐ、戦時下の切ない青春と本当の戦争体験記です。
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5.0中学2年の夏休み、『七日間戦争』で廃工場に作った、こどもだけの解放区を超える『秘密基地』を作る! 柿沼のおじいさんの軽井沢の別荘を、勉強合宿をするというアイディアで、ぼくらだけで使わせてもらえることになった! 別荘にはプールやテニスコートまである! 英治、相原、柿沼、日比野、安永、天野、谷本、佐竹、中尾、宇野、立石、秋元、ひとみ、久美子、純子、有季、貢 合計17人。女子は近くのペンションに安く泊まれることに! 英治はいたずら、日比野は料理、安永と久美子は護身術を教える特別教室など、『全員が主役』の楽しい合宿! 秘密基地は、迷路、氷のプール、バーベキュー・パーティー、お菓子の家など! ところが、柿沼の幼なじみがオンラインゲームの犯罪に……!? 犯罪者をおびきよせ、回転するカベや下がってくる天井など、『からくり屋敷』で、迎え撃つ! つばさ文庫書きおろし!【小学上級から ★★★】
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4.0大人気「ぼくらシリーズ」の、あの菊地英治が教師となって帰ってきた! それもとびきりの“悪魔教師”となって――。いじめ、援交、かつあげなんでもありの中学に赴任してきた英治は、生徒を規則でがんじがらめにして管理しようと乗り出した。これに対して、最初はばらばらだった子供達は、リーダー野間達也を中心に次第にまとまり、対抗していく……。まったく新しい教師像を提起する注目の作品。
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3.0師が次々とサボタージュ! 民間人から採用された校長の方針に対するいやがらせか? 菊地英治が派遣された中学では、生徒不在の異常事態が続いていた。持ち前の型破りな行動力で生徒を味方に付けた彼の前に立ちふさがるのは、意外にも…!
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3.0やつらを中学生と思ってはいけません。大人より狡猾で邪悪です。生徒たちをこんな風に変質させたのはオメガのせいです。あいつは悪魔です! 中山ひとみが教師を務める朝日中学は、崩壊寸前だった。オメガを名乗る正体不明の存在が、生徒達だけではなく教師達をも恐怖のどん底に陥れていた。そんな学校に“悪魔教師”こと菊地英治が特命教師として派遣された。大人気、それからの『ぼくらシリーズ』。
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-お嬢様学校の校長に殺人予告が! 男性教師の完全排除を目指す教頭を筆頭に、生徒も含めた五十人の〈魔女軍団〉が牛耳る湊学園に派遣された菊地英治。校長の身を守りつつ、狂った学園にメスを入れようとするが……。好評問題学園シリーズ。
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5.0イマドキ女子と幽霊少女の感動吹奏楽小説! 女子高生の美香が帰宅途中のゴミ捨て場で見つけたのは、トランペットより一回り小さい金管楽器、コルネット。なんの気なしに美香がその楽器を掴むと、なぜか近くから女の子の声がした。 「あ、そこ触らないでほしい」 なんとそのコルネットには、かつての所有者で、天才演奏家だった少女・紫乃の幽霊が憑いていたのだ! 小さい頃から練習漬けで十七歳で病死したという幽霊の紫乃。普通の高校生活を送って青春してみたかった、という紫乃の願いを叶えようと、美香は吹奏楽部に入ることを決意する。 紫乃に体を預けることでコルネットが吹けるようになった美香は、学校にコルネットを持ち込み、突然天才的な演奏を披露して周囲を驚かせる。吹奏楽部からの誘いも受けて意気揚々と入部した美香だが、意外とキツい練習が続き、気持ちはだんだんと引き気味に。音楽の知識もないうえ、もともと努力なんて無縁の性格、何事にも真剣味が足りない美香の態度は、紫乃に怒らせるばかりか、クラスメイトの吹奏楽男子・川崎も苛立たせてしまって……。 天才幽霊少女とともに生み出す音色が、イマドキ女子高生を変えていく。感動の青春×吹奏楽小説!
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-旅行代理店のさえない社員・京三の唯一の自慢は、3歳年上の美貌の妻・ルリ。そのルリがツアー企画を打ち明けた。募集するのは老人ばかり20人。平家物語の遺跡をめぐる6泊7日のバスツアー。費用は15万円だが、実はそれは片道料金だけ。参加者は途中でみんな死んでもらい、保険金だけを全部もらおうというあこぎな話だった。うまうまとルリに丸めこまれた京三は、添乗員としてバスに乗るが、どうも参加した老人たちはこちらの狙いを知ってか知らずか、予想外の行動に出て殺人計画は狂っていく。果たして皆殺しツアーの行方は……?ウィットに富んだ文体で描いたスラップスティック・サスペンス小説!
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4.0妖怪に育てられた少女との波乱の毎日が始まる! 大ヒット『スレイヤーズ』の著者が贈る、ほんのり切ない青春ハートフル・コメディー!作家活動25周年記念書き下ろし作品! 【あらすじ】不思議な幼い女の子・マキと出会った大学生・稀綱(きづな)は、謎のおんぼろアパートに連れて行かれる。だが、その一室では妖怪たちが暮らしていたから大変。おまけにマキの育ての親・納戸婆からは「人間の社会のことを教えてやってくれ」と頼まれる始末。その日から、常識が吹き飛ぶ、波乱の毎日が始まる!有名、無名の妖怪が多数登場する、ほんのり切ない青春ハートフル・コメディー。
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