かたやま和華作品一覧
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3.3銀座の路地裏に建つレンガ造りの洋館、紫陽花茶房。帝都一おいしい紅茶で客人をもてなす青い瞳の店主・紫音は英国伯爵家の御曹司で、自称“魔女の孫”。紫音の淹れる“魔法茶”はワケありの客人たちを一夜の夢に誘って……? 「深夜十二時、夜のお茶会を開きましょう」。ちょっと不思議な青い瞳の店主と給仕のハイカラ女学生・月子が出会う、香り豊かな英国式魔法茶をめぐるハートフル・ストーリー。
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3.0“恋に見放された娘”のルミアが、幼馴染みのジョルニの本気か冗談か分からない109回目のプロポーズをスルーしたとき、突然現れた美形の騎士に求婚された! しかもクレイスと名乗ったその騎士は、ルミアが国と人々を守護するクピド神族の次期女王候補だなんて言い出した!! だけどルミアにクピド神族の象徴である翼なんて生えてるわけなくて――恋を覚えると翼が生えてくるってホント!?
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4.0「人の姿をした猫、なのか。猫の姿をした人、なのか。それって、そんなに大事なことかしら?」“猫の町”と異名を持つ港町ミストルで毎日、猫達と戯れて幸せな日々を過ごす猫大好き娘のパティ。しかし、父の死をきっかけに、猫人間と噂され、町の人々から恐れられる猫伯爵の許で紅茶係をすることに!! 伯爵が住む猫の目城に出仕したパティの前に現れたのは、やはり、もふもふの黒猫人間で…!?
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4.3猫専用の洋裁店を訪れる客たちとそれぞれが選ぶ生き方、NOと言えない女性が出会った『見えるひとにしか見えない』猫、なぜかイケメン同期の飼い猫の世話係に選ばれたOL、愛猫家の店長が営む喫茶店の常連客になったお嬢様、元捨て猫にまつわる「ありがとう」の言葉たち―――人気作家が描く、どこかにあるかもしれない猫と誰かの日々。好評につき第二弾が登場! 【目次】猫町洋裁店(かたやま和華)/猫又の小料理屋さん(水島 忍)/七匹もいる!(毛利志生子)/Cafeトラ猫のマスターは猫を愛しすぎている(秋杜フユ)/ありがとう(前田珠子)
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3.3宝石商の娘だったメルディは、伯母に家屋敷を乗っ取られ、吸血鬼一族が住むと噂される不気味なガーネット城へ奉公に出されてしまう。しかし、そこで待っていたのは、麗しく成長した初恋の美青年! ……と思いきや、目覚めた時に隣にいたのは生意気な美少年!? 「お前こそが、オレの唯一無二の……晩餐(ディナー)なのだ」あなたが欲しいのは私? それとも私の血? 花嫁と書いて晩餐ってどういうこと……!? かたやま和華×松本テマリがおくる、オレ様ラブ&吸血コメディ♪
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3.4時は文化文政期の江戸。幕末なんてどこ吹く風の太平楽な町の片隅に、駆け出しの浮世絵師がひとり。女性と見紛うばかりの美貌に、優れた才を持つ。名は石蕗蓮十という。 蓮十の筆には不思議な力が宿っている。描くものに命が吹き込まれるのだ。でも、それは内緒。知っているのはごくわずか。 蓮十の周りはいつも賑やかだ。蓮十の世話を焼きたがる地本問屋のお嬢さん小夜に、悪友の歌川国芳。彼らとともに蓮十は、今日もふしぎな筆の力で町で起こる事件を解決することになり?