ドヤ顔
時々自慢そうにミーナが顎を上げてドヤ顔をするのが好きです。合理的な判断でしか動作しないという筋は通しながら、何故か時折人間らしい行動が含まれるのは学習効果なのか、単なる偶然なのか分かりませんが、それがかわいらしさにつながっているのでしょう。3巻まではコミカルな内容でしたが、4巻あたりから段々アンドロイドと人間の共存問題が出て来て、5巻では割とその核心の部分まで触れています。
それにしても、人間らしく振舞うアンドロイドではなく、極めて合理的な判断と行動をするミーナに、一本芯の通った強い人間らしさを感じてしまうのは不思議です。