Bbさんのレビュー一覧
レビュアー
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顔が怖いだけ
前半は内宮の後始末で一先ず決着。
王の物言いが何かと癪にさわるけど、
それなりに頑張ってるので、
次回からまた少し成長すると思いたい。
いつか全身全霊でディアナに謝罪して欲しいと願わずにはいられない。
(立場上王だから謝ることはないだろうけども)
後半は今回の一連の事件に於ける外野からの視点。細かに裏方の事情が知れる。
顔の怖い一族のスキルの高さは一体なんだろうね。とはいえディアナは愛され護られているな。
3冊目はあまり盛り上がりはなかったけれど、次回から新章というので楽しみにしている。
できればディアナに恋心が芽生えて自覚するような展開を望みたい。
お相手はカイになるのかな?
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ちょっと駆け足
1作目が面白かったので、
2作目キターッと楽しみに読んだものの、
いろんな重要なエピソードとキーワードを詰め込み過ぎて大味になってしまったなという感想。
本来ならもっと分けて、1つ1つのキーワードを丁寧に掘り下げて描いても良かったのではと思う。
・妹
・ネクロマンサー
・王子の秘密
・メイとバージルの恋
どれを主軸にしても濃くなるはずのエピソードなのに、それを力技で終わらせた感じ。
エピソードによっては後出しジャンケン的になったのも勿体無い。
メイとバージルの恋もツキモノが故のややこしさというかジンがもっと重要に絡んでくるかと思ったのに、
単にちょっと口煩いだけの -
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回を追うごとに面白くなくなっていく。
小夜という人物が気持ち悪くて仕方がない。
全部人のせい、自分は絶対に悪くない。
この思考が理解できない。
ある種脳に欠陥があるのかもしれない。
こんなの現実にいたら関わりたくない。
小夜の、自分の事ははるか棚に上げた見当違いな嫉妬(そんな高いレベルじゃない。思う通りにいかないワガママな幼児の癇癪)によって殴られた瑞木は、普通に訴えていいよってレベル。
ラブは一般常識が通用しないモラルのない世界というのを描きたいのかもしれないが、それにしてはストーリーが浅い。
単に自分勝手で性癖が変なだけもしくは人として難ありってだけで、ラブの追求で -
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でもでも
両親とは死に別れても恵まれた環境にいる割に、でもでもわたしなんか…な主人公。
好きだからというだけで、真夜中によく知らない男性に会いに行く貞操観念の低さもどうかと思うし(口では自分をはしたないと言ってるが行動が伴っていない。)全く魅力を感じ無い主人公だった。
親しい人達には無条件で愛され、
生まれながらの器用という恵まれた設定なのに、思考はでもでもちゃん。
グズグズしている内に、
うまい具合に良い男に愛されて幸せになりましたというストーリー。
はっきり発言できる、主人公の周りの女性達の方が遙かに好感度が高いので、
彼女達の恋物語を読みたいと思ってしまった。 -
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微笑ましい
1巻、2巻読。
ヒロインのニアナは小さな頃から苦労人で、しっかりしていて頼もしいけど、実はとっても繊細でピュアな女の子。
ヒーローのネイシスは、出生からして特殊な存在なので、独自の目を持っていて、物事に動じず大らかで少し頓珍漢。
でもニアナがちょっとやさしい言葉をかけると、直ぐ嬉しくなって光が強くなったりと、とても可愛いらしいところもあります。
無自覚な可愛さのある二アナと、朴念仁のようでいて優しく頼もしいネイシスとの、微笑ましい会話や仕草や行動は、充分ニヤリとするような暖かさがあって、あからさまなイチャイチャ表現より程よくて良かったです。
「巨大な竜の足元でちょこまかするコマネズミ」