• ほどよく距離を置きなさい
    購入済み

    書名が命令形の本は今後避けたい

    書名が命令形になっている本は、避けた方がよいという教訓になった。
    自分の人生が、いかに充実していたかという話を延々とされているようで、まったく心に響いて来ない。
    同じ題材を扱っても、哲学者や心理学者、精神科医が書けば、こうはならないと思う。
    アプローチの仕方に問題があるのだろう。

    0
    2018年04月10日
  • 比べずにはいられない症候群
    購入済み

    男性でも色々と気づかされる本

    この本は、女性の視点で書かれているので、男の私には、初め違和感がありました。
    しかし、女性をそのまま男性に置き換えて読めるところが多いと気づきました。
    また、女性から見た人生観や結婚観などは、男として大変参考になりました。
    私には、毎日電話で職場の愚痴や親への不満を言ってくる友達がいて困っています。
    大抵、愚痴を聞いて欲しいだけで、人の意見など求めていないのですが、たまに選択肢を丸投げして来ます。
    そんな時、相手に自分で判断させるよう誘導するための指南書になると思いました。

    0
    2018年02月09日
  • 嘘を愛する女
    ネタバレ 購入済み

    映画を観てから読みました

    桔平が、くも膜下出血で倒れたのは、由加里と桔平が真に結ばれるために起きた奇跡だったと思います。
    もし、桔平の口から真実が語られていたら、桔平は由加里のもとから姿を消していたでしょう。

    桔平の嘘を根こそぎ暴いていく情熱は、由加里の桔平への愛情から来たものであり、5年間注がれた桔平からの愛情を無にしないためのものだったと思います。

    映画と小説では、物語の構成に差がありますので、それぞれ比べて楽しめると思います。

    0
    2018年02月05日
  • 風の色
    ネタバレ 購入済み

    こういうの好きです。

    映画を観てから読みました。ラストは小説の方がロマンチックに感じました。

    映画を観た時は、「涼」が「ゆり」のお兄さんにサヴァン症候群かどうかの簡単なテストをしていたし、手先が器用で知的レベルが高いので、元医療従事者かと思いましたが、小説では設定が違っていて、これはこれで面白かったです。

    生き残った「涼」に罪悪感を持たせないための「隆」の気遣いは、映画、小説共に感じ取れて、良かったです。

    0
    2018年02月03日